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映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 ~世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡~

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」
原題「a deeper shade of blue」)
2012年8月18日(土)より渋谷シネクイントにてレイトショー!

-劇場情報-
東京 渋谷シネクイント/8/18(土)~
前売券:1300円(税込)/当日一般:1500円(税込)
(★初日プレゼント★ご来場いただいたお客様に先着で50名様にジャック・マッコイが水中撮影で参加した映画『ステップ・イントゥ・リキッド』のTシャツもしくはキーホルダーをプレゼントいたします!)

名古屋 センチュリーシネマ/8/18(土)〜
大阪 シネ・リーブル梅田/9/8(土)~9/14(金)
神奈川 角川シネプレックス平塚/10/13(土)〜

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サーフ・ムービーの巨匠、ジャック・マッコイが、最新作『a Deeper Shade of Blue』を引き下げ、新しい領域へと踏み込んだ。

これは“サーフ・ムービー”ではない。
人間の潜在意識、古代人からの伝承、サーフボード造りの技術、また自然界とともに楽しむ歓びへの人間の終わりなき冒険…あらゆる角度から掘り下げ、サーフィン史で最も深いルーツに遡る「サーフィンの起源」を物語るフィルムである。

今、最も旬なサーファー達が先人達とリンクし、サーファーであることの意味と、より深い理解、また現在のサーフ・カルチャーの根源にある魂のこもった原動力を追い求め、全11章のストーリー構成で展開していく。

これは美しく描かれた記憶に残るストーリーだ。
生きていることの歓びを語ったこの映画は、観る人すべてに感動を残してくれる。


~STORY~

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 ~世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡~

モダン・サーフ・カルチャー革命の軌跡、全11章

第1章 波の創造、最初のサーフボード、今も昔も変わらないあらゆる魅力的なスタイルで波に乗ることを夢見るサーファー達。

第2章 古代ハワイ史におけるサーフィンのルーツ、ワイキキ・ビーチボーイ・サーフボード・メーカーたち、ザ・ホット・カール、ジェイミー・オブライエンが暮らすハワイアン・ビーチボーイのライフスタイル。

第3章 ワイキキ、カリフォルニア、マリブのつながり:ラビット・ケカイ、現在のロングボードの先駆けとなったジョー・クイッグが考案したマリブ・チップによるクイッグとマーシャル・ブラザーズのリッピング。

第4章 サーファーであり、フィルムメーカーであるジョージ・グリノウとフィルムメーカー、ジャック・マッコイがチューブ・ライディングにスポット・ライトをあて、新しい水中トラッキング技法を使い、カリフォルニア、オーストラリア、ハワイにおけるショートボード、ミニ・ガン、チューブ・ライディングの革命をフィーチャー。撮影は、近年で最も脅威的な大きさを記録したタヒチで行われ、近代的なショートボードを使ったチューブ・ライディングのマスター、マノア・ドレットがバレルに挑んだ。

第5章 サーファーによるスケートボードの発明によって加速し、トップ・サーファーと、シェイパー、ケリー・スレーターによって更に進歩を遂げたハイ・パフォーマンス・サーフィンは、プロ・コンテストの発展に伴い、ジェフリーズ・ベイで繰り広げられる現在のベスト・プロ・サーファー達によるスーパーセッションへと繋がる。

第6章 現役世界チャンピオン、ステファニー・ギルモアを代表に、プリンセス・カイウラニとギジェットが女性サーファー達に与えた偉大なる影響力をフィーチャー。

第7章 レッグ・ロープ、ブギー、ソフト・ボード、スキム・ボード、スケートボード、セイル・ボード、カイト・ボード、ウェイク・ボード、スノーボードなどがエアリアル・サーフィンの発展を導き、サーファーによるエクイップメントの発明がサーフィンの領域を広げた。ジョディ・スミスは、私達の素晴らしいテスト・パイロットの一人。

第8章 オーストラリアで豊かな自然に囲まれながら家族と暮らすサーファー/シェイパーのトム・ウェグナーが、歴史的なハワイアン・サーフボードをしなやかな桐で再現した木製の“アライア”について深く追求し、先人によるグリーンな創造物が、時を超えて今もなお価値のあるものだということを証明する。そしてサイラス・サットンやライアン・バーチ、ロブ・マチャドらが、そのアライアを乗りこなす。

第9章 人生を変えるほどの大事故のあと、プロサーファー、デレク・ハインドは再びホットカールとハワイアン・フィンレス・サーフィンと出会う。フィンレス・ボードのデザインのアップデートとともに、想像を絶するフィンレス・ボードの運動量がフィンの素晴らしさを再認識させてくれる。

第10章 マーティ・パラディシスとともに世界一恐ろしいビッグ・ウェーブをビッグ・ウェーブ・ライドの歴史を振り返りながら、大波に乗るためのボード開発の過程を検証する。

第11章 ハワイの伝統であるアロハの精神は、サーフィンを導く信念としてデューク・カハナモクが世界にサーフィンを広めたころから続く。現代のハワイアン・サーファー、ブライアン・ケアウラナとシェイパー、テリー・チャンが、現在も生きるアロハ・スピリットを実証する。テリーが未来型の竜骨に乗った鳥のように水の上を滑走するシーンも紹介。


~REVIEW~

「本当に刺激的な映画だ!」
リンダ・スウェットによるレビュー:
サンタバーバラ国際映画祭、アーリントン劇場にて上映

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 ~世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡~

『A Deeper Shade of Blue』はサーフィンのルーツを探る映画として本当に刺激的な作品だ。上映中、ハワイアンのサーフ・カルチャーがいかに世界を制覇していったかという見事なストーリー展開に引きこまれ、観客の誰もが熱心に喝采を送っていた。まるで世界チャンピオンと一緒に波に乗っているような気分になる素晴らしい映像で、彼らに対して畏敬の念を抱かずにはいられない。また、カメラ機材を乗せた水上バイクが初めて水中撮影に挑んだシーンも含め、サーファーが波の上をライディングするシーンを波の下からというユニークな視点で捉えた撮影テクニックにも目を見張る。エンターテインメント性と歴史や哲学を併せ持ち、現在と過去をリンクさせた本作品は典型的な“サーフィン映画”を超えた作品と言える。

オアフ島マカハはビッグ・ウェーブ・サーフィンの発祥地である。ハワイアンが出会いや別れのあいさつ、また愛の表現として使う、“アロハ”がストーリーの格言となっている。木を切り倒しロングボードを削り出していたハワイでは、サーフボードの革命はずいぶん前から始まっており、海に入る時や上がってきた時に海に対する感謝の気持ちを込めた祈りを捧げ、サーフィンは神聖で崇高な儀式の一つと位置付けられていた。だからこそ、ハワイアンは波と精神的な強いつながりを持つことができたのだ。先人達の伝承や哲学によって、ハワイでは誰にとっても毎日が最良の日々であったのだろう。

こういったハワイアンの姿勢は、世界で一番大きな波を探し求める最も偉大なサーファー達の間に広く浸透してきた。大きな波に乗ることへの追求が、サーフボード造りの技術を、単なる長円形だった先人達のボードからロングボードへ、平らなボトムからフィン、そしてフィンレスへの回帰と様変わりさせた。またサーフボードの素材も、ウッドからファイバー・グラスへ、そしてフォームから“グリーン(自然)”で伝統的なウッドボードへと戻った。ボードの長さや形はより大きな波でマニューバーを描けるようさらに短くなり、また、30㌳のモンスター・スウェルに乗るためのエレファント・ガンと呼ばれるロングボードが造られた。カウアイ島で造られた最も新しいサーフボードは、フィンが波の下にあり、ボードは波の上にあるハイドロプレーンの仕組みを取り入れた代物で、まるでブーツが付いたスノーボードのようである。このボードは未来的で波のエレルギーを利用してサーファーがまさに波の上を飛んでいるように乗ることができるのだ。

ハワイのプリンセス・カイウラニや映画『ギジェット』は世にサーフィンという存在を知らしめた。サーフィン界に現世界チャンピオンのステファニー・ギルモアのような女性サーファーがいることを広めた。

「ソウル・サーフィンは一生連れ添えるソウル・パートナーがいるのと同じだ」と、あるプロサーファーが言っていた。「音楽はどの映画においても映画の感情の部分を司っている」と映画監督のジャック・マッコイが言うように、フー・ファイターやコールド・プレイ、イギー・ポップが上映中に波がクラッシュするたびに流れる。『ブルー・ホライゾン』、『ビラボン・チャレンジ1、2』やそして『チュブラー・スウェル』に代表されるように、ジャック・マッコイは過去30年間サーフィン映画を作り続けている。言わば“サーフィン映画の巨匠”である。映画上映後、「彼は自分がどんな風に育ってきたかを伝える必要があると感じた」と語ってくれた。彼はこの映画を作るために82人のサーファーに出演依頼をしたという。彼らのようなサーフィン界のパイオニア達は、最もスピリチュアルで啓発的な場所を波の中に見つけ出す。この映画を観れば、自分が生きていることに感謝せずにはいられないだろう。


「慣性」ザック・ウェイズバーグによるレビュー

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 ~世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡~

 私はジャック・マッコイが作り出す世界にとても感謝している。過去30年にわたり、映像を通してサーフィンの素晴らしさを思慮深く表現している彼の献身的な姿勢が、名作を生み出しているのだろう。そして、昨晩、アーリントン劇場(2000人席)で行われたマッコイの25作目となる作品のワールド・プレミアの盛況ぶりを見れば、これは僕だけが感じていることではないことがよくわかる。

本作品は、サーファーでもサーファーでなくとも心を引きつけられるストーリーだ。そして野心的な目標を掲げ、大成功を収めた。作品内の多種多彩な出演者を通して、観客が海と自分との関係をイメージさせるように描写をしている。僕らはジェイミー・オブライエンの視点を通してプロフェッショナル・サーフィンの世界を垣間見ることができる。また、ステファニー・ギルモアの目を通して女性のサーフィン感を感じられる。挑戦者マーティ・パラディシスがタスマニアのシップスターン・ブラフでの経験を観てビッグ・ウェーブについて知ることができる。など、それぞれの分野のサーフ・カルチャーの側面をambassador(大使)とも言うべきサーファーが紹介していく。そこには正真正銘のサーファー達がそろっている。

本編はサーフィンの歴史を詳細までひも解き、有名な注目サーファーの知られざる過去が明かされたりしているが(どうやらジョディ・スミスは、南アフリカの犯罪が多発する街で、若い頃ギャング・グループの仲間と車上荒らしをしたり略奪したりしていたことを語っている)、サーフ・カルチャーの歴史においてすべての重要人物を網羅する余裕がないのは確かだが、ケリー・スレーターがサーフィン界に与えたインパクトを含めてもよかったのではないだろうか。
その他の点では、マッコイはサーフボードの革命を年代順に構成することで、直感的に概要を表現しているのだけれど、だんだん年表が乱雑になってきてしまう。だが、結果として目でわかりやすく訴えかける映像からサーファーでない人達にとっては非常に評判がよかったようである。

マッコイの水中映像はとても魅力的である。どのくらい費用がかかったかはさておき、彼の水上バイクを使った水中撮影はとても価値のあるものだったと言える。革新的な機材が、画期的な新しい視点を世界に見せつけたということだ。チョープーやシップスターン・ブラフで記録された映像はどちらも感動的である。それに加えて、本作は現在における最高の女性サーファーの実態を紹介するよい機会となったはずだ。スクリーンに映し出されたすべての女性は最低でも一回は6㌳のミシシッピ川級のバレルから出てきた。他のサーフィン映画にありがちなビキニ姿を見せることなく、見事な“サーフィン”だけですべての女性達を美しく描き上げた映画でもある。

だが、「サーフ・カルチャーは1960年代に急成長し、サーフィンの歴史を真正に記録に残すということが必要となった」とナレーターが語ってからは、本編の4分の3は難しい見解となった。なぜなら、それはジャックの視点ということだけであり、僕は彼の言う”Authenticity”(真正性)という内容に疑問を持つからだ。以前、僕が尊敬している編集者が“真正”という言葉は巧妙な言葉だと教えてくれた。なぜなら、ビギナー・サーファーに比べれば、経験があるサーファーの体験は多かれ少なかれ、すべて真正さがあるからだ。僕は彼の見解と同意見である。時々、サーファー同士がサーフィンについて話をしていると、最も大切で愛すべき部分を見落としてしまうことがある。僕らはきっと波乗りを知らない人々にサーフィンについて説明しようと努力した時だけ、力強く刺激的な贈り物であるサーフィンの本質を思い出し感謝できるのかもしれない。


~CAST~

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 ~世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡~

Jamie O’brien /ジェイミー・オブライエン

ビーチボーイが夢見るような生活を送るーファーとして、一番に名前が上がるのがジェイミー・オブライエンだ。父と暮らすバンザイ・パイプラインの目の前に建つ彼の家の前には、世界でも極上のブレイクが割れる。プロサーファーが集まるために大混雑する冬でも、ジェイミーは、そのポイントで乗りたい波に乗れるサーファーの一人だ。彼は世界中のサーファーの中でもベストサーファーと言われている。彼のサーフィンの才能は、誰とも比較することができない程抜き出ている。メディアでは度々橫柄な若造と言われているが、この映画の中のジェイミーこそが真の彼の姿だ。


The Marshall Brothers /チャド・マーシャル、トレース・マーシャル

マリブのパーフェクトなポイントブレイクで、チャドとトレースは友人らと楽しいひと時を過ごしている。彼らの“楽しい”は文字に装飾を付けたくなるほど。それがマーシャル・ブラザーズだ。彼らが愛してやまないのは、現代のロングボードを代表するジョー・クイッグのマリブ・チップだ。チャドの永遠にノーズに乗り続けているようなノーズライディングは伝説に残るほど素晴らしいものであり、トレースのライディングはよりクラシックで、小刻みに動きながらアッパーズからビーチまでをメイクする。彼らのシークエンス曲は、モダン・ジャズ/ロック・トリオのコリエル・オーガー・サンプル・トリオ。それはレジェンド・ジャズマンであるバド・シャンクの曲を自らの映画に好んで使っていたブルース・ブラウン監督の往年のサーフ・ムービーに、敬意を表したものである。


Manoa Drolett /マノア・ドレット

脚光を浴びるのを好むサーファーと、次のスウェルをじっと静かに待ち、時がくるとスポットライトをかっさらっていくサーファーがいる。マノアは後者である。タヒチで静かなポリネシアンの暮らしを営む彼は、サーファーであるだけでなく、ダイバー、漁師、ボディ・サーファーと完璧なオールラウンドのウォーターマンだ。それだけでなく、ひと度チョープーにモンスターサイズのスウェルが届くと、マノアはたいていその中でも一番大きな波を乗りこなしている。この映画では、人間が今までに乗った波の中で、史上最大の波に乗るマノアの姿を見ることができる。誰にとっても圧巻のひと幕である。


Stephanie Gilmore /ステファニー・ギルモア

ステファニー・ギルモアは女子サーフィン界で最もスタイリッシュなサーファーと言える。ゴールドコーストのクーランガッタで、ミック・ファニングやジョエル・パーキンソンを見ながら育ち、彼らからサーフィンのスタイルを学んだ。加えて、海から上がった彼女の姿勢こそが、真のサーフィンの女王と呼ばれる由縁でもある。謙虚で冷静、寛大で分かち合うことを知る性格が、彼女を誰にも愛されるチャンピオンに育てた。彼女のサーフィンに対する影響力が、これから先もずっと続くことは間違いない。


Jordy Smith /ジョディ・スミス

一人のサーファーへのスポンサーシップを巡って、これほどまでにサーフィン業界が激しく競争しあったことが今まであっただろうか。それは1年以上にわたり業界内の語り草となっていた。パワーとカービング・サーフィン、また極限状態のチューブ・ライディングに至るまで、彼はその大柄な身体を最大限に生かしている。思いのままにエアリアルもきめることができる彼のサーフィンは、デーン・レイノルズに大きな影響を受けている。この映画では、思いのまま自由自在の動きをみせるジョディのフリーサーフィンを楽しむことができる。


Tom Wegener /トム・ウェグナー

オーストラリア、クイーンズランド州ヌーサで家族と暮らす人気シェイパー。彼のサーフィンに対する熱い思いは、先人のルーツへと深く彼をのめり込ませ、古い伝統的なハワイアン・サーフボードのデザインを再現させるに至った。彼は長さ16㌳、厚みが5㌅、幅が15㌅もあるオロを造り上げ、その後より短いアライアや薄く性能のよいオロ造りに専念するようになり、一般的なサーフボードとはまったく異質のものを生み出した。彼のボードは光り輝き、早く、過激すぎるほどの乗り心地で、世界中のトップサーファーたちが、あらゆる種類の波で乗っている。


Derek Hynd /デレク・ハインド

元プロ・サーファーのデレクは、深い探索的な思考を持つ人物。80年代後半には世界のトップサーファーを評論する批評家として最も恐れられた。彼は、この映画の為のリサーチをしていた時、「トム・ブレイクが発明したフィンが普及せずに現代サーフィンが発展してきたとすれば、一体どうなっていただろうか」という疑問を持ち、家に帰るなり全てのボードのフィンを外し、それから1年半もの間、いかにフィンレスで波に乗るかを見つけ出そうとした。その結果、現代サーフィンのパフォーマンスの最も偉大な部分に辿り着いた。イギー・ポップの曲とともに流れる彼のシークエンスは、誰もが大喝采するだろう。


Marti Paradisis /マーティ・パラディッシス

多くのサーファーは、ビッグ・ウェーブを恐れる。10㌳プラスの波が割れるアウトにいること考えただけで楽しさよりも恐ろしさが勝るだろう。だが世の中には10㌳プラスのビッグ・ウェーブを楽しみに暮らし、その上、それよりも10倍大きな波を夢見ているサーファー達がいる。マーティ・パラディシスは、その類のサーファーの一人だ。彼は、水が凍えるほど冷たく、ホホジロザメの生息地でもあるタスマニアの孤島に暮らしている。マーティはビッグ・ウェーブ・サーフの先駆者達の想像をはるかに超えるパフォーマンスを見せつける。


Terry Chung /テリー・チャン

この映画の最終章は、今世界で最も優れたウォーターマンに捧げられる。テリーはどんな状況下においても謙虚に静かにサーフィン・ライフを続けている。ハワイアンと中国人の血を引くテリーは、サーフボード造りを生業とするシェイパーで、多くのウォーターマンらが強い信頼を置いている。カウアイ島に暮らす親友タイラス・キニマカの影響で、テリーはすべてを捨ててフォイル・ボーディングへと転身した。テリーのボードは水に触れることなく海上を滑走する。テリーはフォイル・ボーディングにおいて、ほんのひと握りしか存在しない達人の一人である。最終章は波に乗る新たな方向性を示す最高の締めくくりとなった。

映画「ディーパー・シェイド・ブルー」 ~世界を征服したハワイアン・サーフ・カルチャーの軌跡~


~DIRECTOR~

Jack McCoy

ジャック・ジェイク・マッコイJr.は世界的に知られたサーフィン・フォトグラファー、ライター、ディレクター、プロデューサーであり、『エンドレスサマーⅡ』や『ステップ・イントゥ・リキッド』、『ライディング・ジャイアンツ』などの伝説的な大作サーフィン映画の撮影監督を務めている。また25作品もの完成度の高いサーフィン映画をライフワークとして作り上げ、数多くの受賞暦がある映画監督でもある。

ハワイ州オアフ島のウインドワードにあるカイルアで育った。マッコイの父、ジャック・マッコイは地元局のラジオやテレビのパーソナリティだった。そんな父が8歳の息子を連れてワイキキ・ビーチで最初の波に押してあげた瞬間から、彼の海を愛する長い人生は始まった。彼とサーフィン映画の出会いは、12歳のころ。高校の講堂で観たブルース・ブラウンのサーフィン映画が彼の頭の中に焼き付けられた。それから彼は、自分が暮らす街にサーフィン映画がくるようポスターを貼り付け始めたのだった。ポスターのほとんどはブルース・ブラウンやバド・ブラウン、ヴァル・ヴァレンタインやマックギルヴレイ/フリーマンによるものだった。そして遂にはハワイでマックギルヴレイ/フリーマンの映画を配給するエージェントとなって、以来、彼の映画配給と映画作りの人生がスタートした。

TEAM
エグゼクティブ・プロデューサー/Gordon Merchant ゴードン・マーチャント
プロデューサー/Kelly McCoy ケリー・マッコイ
プロデューサー/Colette Greer コレット・グリア
ライター/Garth Murphy ガース・マーフィ
ナレーター/Moses Goods モーゼス・グッズ
エディター/Calli Cerami キャリ・セラミ
サウンド/Mark Tanner マーク・タナー
音楽管理/Sarah Longhurst サラ・ロングハースト
ライタ-/Peter Hock ピーター・ホック
アートディレクター、ライター/Graeme Davey グリム・デイビー
エディター/Campbell Wilson キャンベル・ウィルソン


~MUSIC~

 『a Deeper Shade of Blue』は、ジャック・マッコイによる25作目のサーフィン映画である。 
彼が手がけたフィルム内で使われている音楽のほとんどは彼自身が選んでおり、観客からも常に高い評価を受けている。この作品もまた、ジャックの自信作であるようだ。「この映画は、今までのサウンドトラックの中で一番の出来かもしれない。音楽は、フィルムの中の感情部分を表現してくれるんだ。今までに僕の映画を見てくれた人達は、フィルム内で使われている音楽も凄く楽しんでくれているようで、とてもうれしいよ。それを実現させてくれたサラ・ロングハーストには凄く感謝している」とジャック自身が語っている。

「a Deeper Shade of Blue」に楽曲提供しているアーティスト
Paul McCartney & Youth, Sheila Chandra, Powder Finger, Foo Fighters, Coldplay, Iggy Pop, Kaukahi & Jack Johnson, Coryell Auger Sample Trio, Children Colide, BigB, Angus & Julia Stone, Gabrella Roth, Wolf & Cub, Devendra Banhart, Resin Dogs, Tad Pol, Rip Van Hippy, Gravey Bones, Makana, Hapa, Hamajang, Mercy Arms, Pico.


photo by/(C)2010 JacMac Media

~予告 MOVIE~


公式ホームページ
http://www.deeper.jp/


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