CULTURE.ART.MUSIC.LOCAL.EGO = SCENE

【INTERVIEW】
井出竜二 (Rega) Interview / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
井出竜二 (Rega)
新生でもあり再生。バンド結成10周年という節目で、再び新たに息が吹き込まれた最新アルバムをリリースしたRegaが、気持ちも気合も新たに動き出す...


【INTERVIEW】
蜻蛉-TONBO- 1st Album『TOKYO MAD CAVE』リリース・インタビュー(蜻蛉 & Koyas) / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
蜻蛉 & Koyas
東京渋谷を中心に小箱でのパーティーを賑やかし続けるアーティスト、蜻蛉-TONBO- が1stアルバム『TOKYO MAD CAVE』を完成させた...


【INTERVIEW】
ID (The Addictions) Interview / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
ID (The Addictions)
元ハイロウズのドラマー”大島”とベーシスト”調”の最強リズム隊と、スーパーロックな女性ギタリスト”ゴンガーシホ(MUCH-YO)”、更には...


【INTERVIEW】
Kan Sano インタビュー / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
Kan Sano
キーボーディスト、トラックメイカー、プロデューサーとして多方面で活躍、様々なアーティストとの共演も果たしてきたKan Sanoが約3年ぶりとなるニューアルバム...


【REPORT】
CYCLE MODE international 2016/ A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
CYCLE MODE international 2016
人類史上最もオーソドックスで革新的な人力実用車【自転車】低コスト、ローエネルギーといった魅力から世界中に広く普及したその移動手段は、昨今...


【INTERVIEW】
森達希 (Day and Buffalo) インタビュー / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
森達希 (Day and Buffalo)
2007年にロンドンで結成され、現在は都内を中心に活動するDay and Buffaloがニューアルバム『Ghost Walk』をリリース...


【REPORT】
特集:下北沢 RAINBOW SOKO 3 / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
特集:下北沢 RAINBOW SOKO 3
ここは下北沢、南口駅前の道を徒歩1分、すぐに右に抜けるとレッドブラウンの外壁からなる雑居ビルが現れる...

A-FILES オルタナティブ ストリートカルチャー ウェブマガジン


DJ BAKU – 3rd Album 『JapOneEra』 RELEASE

DJ BAKU - 3rd Album 『JapOneEra』 RELEASE

Profile of |DJ BAKU|


今までで一番ポップでファンキーでソウルフルな、生音+ダンスミュージックに真っ向から挑戦した、DJ BAKUが躍動する傑作。

2003年『kaikoo/邂逅』の制作を始めてから10年、様々な出会いと経験を経て出来上がった集大成。

5年ぶりのサードソロアルバム完成。

DJ BAKU が2008年の『DHARMA DANCE』以来、5年ぶりとなるサード・ソロ・アルバムを遂に完成させる。その名も『JapOneEra』。このタイトルには二つの意味が込められている。ひとつは、“JAP” と“ONE” と“ERA”という三つの単語を組み合わせた造語で、「日本がひとつになった時代」を表している。もうひとつ、ポルトガル語で「ジャポネイラ」とは日本原産の「椿」を意味する。このダブル・ミーニングには、日本の混迷の時代を逞しく、美しく生きようとするDJ BAKU なりの願いがある。

ダンス・ミュージック/クラブ・ミュージック・シーンにおいて、日本のみならず世界的に、この5年は激動の時代だった。特にテクノロジーの進化によって、現場レヴェルでもさまざまな変化が起きている。多くのDJ が音源をデータ化しPC を導入したプレイへ移行した。4年前までほぼアナログでプレイしていたDJ BAKU も現在はPC を取り入れている。日本や海外を飛び回りダンスフロアを熱狂させるクラブDJ であると同時に、 ターンテーブリストであり、ヒップホップ・プロデューサーであるDJ BAKU にとって、デジタルとアナロ
グの融合は挑戦すべきテーマとなった。

10年以上、さまざまな音楽的チャンレンジを試みてきたDJ BAKU が満を持して発表する本作『JapOneEra』のテーマは原点回帰だ。4000 枚のアナログから厳選した膨大な量のサンプリング・ソースを激しくコラージュしたファースト・ソロ・アルバム『SPINHEDDZ』(2006年)は、10年越しの、DJ シャドウ『Endtroducing』(1996年)への日本からの回答だった。その後、国内の一流のラッパー12人と制作したコンピレーション『THE 12 JAPS』の制作や、ロックへの独自のアプローチを試みたDJ BAKU HYBRID DHARMA BAND の活動、その他多くの異種格闘技戦を経て、現在に至っている。

この5年でダブステップは世界中のダンスフロアを席巻し、多くのサブジャンルを生み出した。DJ BAKU は、ダブステップをはじめ、ブローステップやドラムステップ、UK ファンキーといったサブジャンルにも貪欲にアプローチしてきた。ダンスフロアの温度とともに上昇するブレイクビーツ、ベース・ミュージックもDJ BAKU のプレイの重要な要素であり続けた。

『JapOneEra』にはここ数年のDJ BAKU のダンスフロアでの経験が大きく影響している。ブローステップの爆発力やダブステップのビートとベースが本作の一つの要となっているが、制作にあたり、DJ BAKU が長年蒐集してきたレコード、CD、データからサンプリング・ソースを厳選し直しているのは、ヒップホップを出自とするDJ のプライドだろう。ゲスト陣も面白い。類稀なる音楽センスの持ち主であり、ソウルフルな旋律を奏でる才能を持つマルチ・プレイヤー、mabanua の存在が本作に親しみやすいポップスの要素を与えている。
mabanua と制作した表題曲「JapOneEra」でDJ BAKU ははじめて“ラヴ・ソング”を作っている。その一方でファンキーなロックンロール・バンド、N’夙川BOYS が若さ漲るパワーを注入している。ポスト・ロック・バンド、マイスパレードのメンバーでもあるシンガー・ソングライターのCaroline やラッパーのシンゴ02の参加も見逃せない。

『JapOneEra』はひとまず、90年代後半のケミカル・ブラザーズの再解釈を00年代後半以降の世界的なダンス・カルチャーの熱狂のなかで試みたようなダンス・ミュージックであると言える。あるいは、アメリカのブローステップに代表されるレイヴ・カルチャーへの日本からの回答と言えるかもしれない。そしてここで重要なのは、テクノロジーの進化による制作環境の変化の中で模索を続けながら、ヒップホップDJ/ターンテーブリストとしてキャリアをスタートさせたDJ BAKU がその原点にいまいちど向き合った上で制作した、2013年のダンス・ミュージックであるということだ。


DJ BAKU - 3rd Album 『JapOneEra』 RELEASE

DJ BAKU
『JapOneEra』
2013.06.26 RELEASE

01・FROM FAR EAST
02・BUDDHA BOY feat.Caroline
03・P.G.G.
04・SKANKRUSH feat.N’夙川BOYS
05・SKIT ∴ 4 SHOUT OUTS
06・MIXTURE feat. shing02
07・CRIMSON WALK
08・STILL STREET
09・SKIT ∴ 5 MASHIRO
10・JAPONEIRA feat. mabanua (Ovall)
11・ MANGALA SAMBA
12・ GALAZERA

POPGROUP Recordings / ULTRA VYBE ¥2,800(Tax in)


Posted in ALL ENTRY, DJ BAKU, RECOMMEND |