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井出竜二 (Rega) Interview / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
井出竜二 (Rega)
新生でもあり再生。バンド結成10周年という節目で、再び新たに息が吹き込まれた最新アルバムをリリースしたRegaが、気持ちも気合も新たに動き出す...


【INTERVIEW】
蜻蛉-TONBO- 1st Album『TOKYO MAD CAVE』リリース・インタビュー(蜻蛉 & Koyas) / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
蜻蛉 & Koyas
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【INTERVIEW】
ID (The Addictions) Interview / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
ID (The Addictions)
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【INTERVIEW】
Kan Sano インタビュー / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
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【REPORT】
CYCLE MODE international 2016/ A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
CYCLE MODE international 2016
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【INTERVIEW】
森達希 (Day and Buffalo) インタビュー / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
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【REPORT】
特集:下北沢 RAINBOW SOKO 3 / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
特集:下北沢 RAINBOW SOKO 3
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KIZUNARI~2013~ ARTICLE – 2013/11/3(sun) at 石巻ONEPARK

KIZUNARI~2013~ ARTICLE - 2013/11/3(sun) at 石巻ONEPARK

Profile of |KIZUNARI|


2012年3月にいわきを皮切りに郡山と石巻そしてファイナルとして渋谷にて行われた東日本大震災復興イベント”KIZUNARI2012″。
渋谷以外は無料で遊び場を提供しローカルの人達を励まそうという主旨で始まったあのツアーも結果的に、現地のみんなと遊びながら元気を共有する事で新たな繋がりと絆が生まれ大成功に終わった。そして2013年もこのKIZUNARIというイベントが11月3日に行われた。実はこのイベントを主催したチームの一人が僕本人なので、客観的に見たレポートというよりは、主催者側から見た気持ちや想いなどを織り交ぜながら、やや裏話も混ぜながら綴っていこうと思う。

2012年のKIZUNARIを主催したのがHAKAIHAYABUSAというバンドのドラムのNORIとLION HEADというお笑いチームのMOJAと僕の3名で、多くのブランドや会社や仲間やアーティストに支えられサポートして貰い、個人的には完全燃焼で終わったわけである。そもそも定期的に行うイベントにはしたくないという意思もあり、2013年の3月は開催を見送りつつも、どこかで開催のタイミングを常に伺っていた。というのも、2012年の秋に福島のいわきの仲間であるseven beachDUBTASTEというバンドとFMXライダーのYOSHIKI氏からKIZUNARIバナーをサプライズで受け取っていて、この旗を掲げる場所をどうしても作りたかったのも大きな理由の一つ。そんなタイミングもストリートで活動していればいづれは来るわけで、前回一緒に主催したMOJAから新たな話が来たのもその3月頃だったと思う。

『石巻にONEPARKっていう熱いスケートパークがある!』

それから無料開催を現実化する為に何度もミーティングを重ね、どうせやるなら11月3日(3月11日の逆日)が良いという事になり日にちが決定。開催に向けて動き出したものの、機材や経費など様々な問題に直面する事になる。見知らぬ土地でイベントをする難しさというのを痛感。そんな中新たに今回はKIZUNARI CREWとして渋谷THE GAMEの斉藤氏が加わり多大な協力をしてくれた事はしっかりと記載しておきたい。それぞれが持つ得意分野を存分に発揮して、何度も何度もミーティングを重ね、斉藤氏、MOJA氏、Nori氏のCrew4人で実際に石巻のパークへ日帰りで出向いローカルのスケーターやONEPARKのオーナーと交流をしたのも記憶に新しい。あそこでローカルの暖かさに触れたからこそ、我々のモチベーションが一気に上がったのは確実だった。

KIZUNARI~2013~ ARTICLE - 2013/11/3(sun) at 石巻ONEPARK

しかしそれでも低予算、最低限の経費でのアーティストのブッキング、ステージも何も無いスケートパークに音響を組んで、尚且つバスケットの大会更にはスケートのデモなど、最大限出来る事や表現したい事を詰め込む難しさは相変わらずで、本当に何度も何度も壁にぶつかりながらも、快く出演を了承してくれたアーティストや表現者達に助けられながら進めてきた。

人生ってパズルみたいってよく言うけど、まさしくそれ。これとここが繋がったお陰で、こことここが繋がり、むしろここが無かったらこれとここは成立していない。このパズルをどう仕上げるかは、今まで生きてきた何十年っていう経験と道筋と人間関係次第。今すぐにどうこうして出来るパズルでは無い。今回協力してくれた仲間との出会いのきっかけや一緒にやって来た事など思い出したりもした。その仲間と繋がったストーリーの裏にも更に別の人達がいて、改めて繋がりの大切さを感じた。

ここでは書ききれない色々な問題も重なりつつもいよいよ前日。仕込みもありつつ前日から出演者などを含め約10名程で石巻入りし、現地の仲間と久々に再会。当然現場に行けば思い描いてた配置なんかも実際は不可能な事に気が付いたりしながらも、結局僕らはみんなで地元の居酒屋に飲みに行く事にした。どこにいても僕らにお酒は付き物ですからね。いつも東京で会う仲間と石巻でお酒を飲むってなんだか凄く不思議な感覚になりつつ一昔前にバンドのツアーで地方を周った事とか思い出したな。そんな中、僕は朝一番に来るPAチームを迎え入れる為に早めの帰宅。その他の不特定多数はローカルのみんなと夜の石巻へ。。この夜の石巻もなかなか濃くて楽しかったみたいなので、別機会で取材出来たらって思う。もっともっと楽しい事がこの土地にはあると実感。

KIZUNARI~2013~ ARTICLE - 2013/11/3(sun) at 石巻ONEPARK

そして当日。あっという間にこの日が来てしまい、もうわけが分からないままPAチームが合流し、気が付いたらバスケの選手や出演アーティストなどで人が増え始め、なんとか形になりならがイベントがスタート。VestalやBlack Flysのブースの裏でスケーターチームが軽くセッション、外と中ではライブペイントが行われ、会場一番奥手ではバスケの大会。そして手前のステージではライブ。これって、単純な発想かもしれないけど、どこよりもアメリカっぽいっていうか、このミックス感と作り込み過ぎない空間が物凄くアメリカのガレージでやってるイベントみたいで自然な感じがした。こういう光景はあまり日本では見た事がないかも。どんなにがんばってお金をかけても作る事の出来ない空気感っていうのが物凄く伝わってきた。

しかしやはり問題は起こるもので。。。一番バンド目のseven beachDUBTASTEの時に、会場の電気が一気に落ち。。。またしてもQuOの時にも電気が落ち。。さすがにこの時は本当にイベントが終わってしまうんじゃないかって位焦ったし、修復する為にこれだけ動き回った事も今までないかもって位必死になった。しかし石巻ローカルと東京から来てくれたPAチームとQuOのメンバーの連携でなんとか電圧の振り分けと回避に成功。それ以降電気が落ちる事がなかったわけだけれども、この連携には心底感動したし、さっき話したパズルの話しじゃないけど、この人達がいないと成立しないんだって事をしっかりと僕に再認識させる為の神様のいたずらなんじゃないかとさえ思った。そんな危機も乗り越えられる力と仲間がもうそこにはあったわけなんだよね。

KIZUNARI~2013~ ARTICLE - 2013/11/3(sun) at 石巻ONEPARK
KIZUNARI~2013~ ARTICLE - 2013/11/3(sun) at 石巻ONEPARK

この石巻のONEPARKで過去にたくさんの大小のイベントが行われてきたと思うし、これからもたくさん開催されると思う。物凄い数の人が訪れたわけではないし、終始常に会場の熱気がマックスだったわけでもない。何を大成功とし何が失敗なんて価値を付ける事は出来ないから、その場にいた人達がどう感じるかが全てだと思うけど、こういう無理の無い自然な空気感と、繋がりと縁を大切にした演者とスタッフとっていう中から背伸びをしないで最大限出来る事を出し切るっていうのがこのKIZUNARIだと思っている。

もちろん足りない事は山程あるし、お金だってスタッフだって全然足りなかったし、ゴミの問題や駐車場の問題など抜けてた反省点などもたくさんある。正直お金なんてあればあるだけそれを使って豪華に出来るわけだからね。でも限られた条件の中で、それ以上の事をあの石巻でやり尽くして出し切ったと、CREW一同そう実感しています。それが出来た理由はたった一つ。みんなの多大な協力があったからという事は一番声を大にして言いたい。

と同時に他の土地でイベントをやる難しさと、そもそもの必要性だったり主催者のエゴにならないようなイベント作りっていうのも痛感し考えさせられた一日でもありました。こういう貴重な経験はやはり今後も絶対に活かしたいと思うし、自分達のやり方を貫き通すのであれば、またこのKIZUNARI開催に向けてもう少し力を付けないといけないのだと思う。どんな形であれ必ずまた開催したいと思います。これだけの新たな繋がりがまたたくさん増えて深まったわけですから。


Text by Kenichi Kono
Photo by Daichi Pepi Sasaki


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