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特集:魔王

特集:魔王

混沌としたこの地球に魔界からの使者”魔王”君臨。常に謎の人物としてストリートを賑わす”魔王”のインタビューに成功した。人間から愛されるちょっと怖くてちょっとお茶目な彼。人間以上に人間味溢れる魔王のお話をお楽しみ下さい。

魔界の扉が今。。。開く。。。


特集:魔王

魔王 interview

—–まずはじめに、どこから来たのですか?

魔界。

—–地球に来た目的は?

人間を説教しにきた。

—–なるほど。そうなったきっかけというのは?

根本的な人間としての在り方を、魔王を通して表現した時にそれを感じて貰いたい。自然だったり、地球の事だったり、人に対することだったり。魔王がパフォーマンスなどをする事で感じとって貰いたいからかな。

—–要するに、見た目がこういう悪魔な格好じゃないですか。この姿で普通に街を歩いてるわけですよね?僕もそうだったんですけど、やっぱり人が注目するし、見ちゃうし。入り口としてのきっかけには凄くなると思うんですけど。

こういう姿で生活してると、人が集まってくるし、当然友達とかも出来るし、プラスな事はたくさんあるかな。嫌な事もあるけど。

—–ちなみにその嫌な事は?

例えば指を刺して笑われたり、赤ちゃんがいきなり泣くとか。そういう時はやっぱり、あっ。。って思うけど。でも基本的に注目されるって事は相手に少なくとも衝撃を与えるって事だからいいかなって。

—–ステージに立つこともあるんですよね?

バンドのライブに出たり、MCをやったり、最近はポエトリーをやってたりとか。

—–詩を読むって事ですか?

自作の詩はやっていなくて。著名人の詩だったり言葉だったりとかを、俺が詠むっていう活動に力を入れてるかな。

—–それはどんな場で?

ライブの合間にやったりとか。

—–それをやろうと思ったのは?

なんか、著名人の言葉ってちゃんと詠むと、その人が苦しんできた事だったりが書かれていたりして結構重い作品が多くて。それをこの姿で読む事で、人々にもっと入り込んで欲しいっていうのがきっかけ。

—–さっき言ったような、まずは姿で印象を与えて注目させて、興味を持たせて伝えたい事を伝えるっていうスタイルなわけですね。どんな作品を詠んでるんですか?

インディアンの酋長の言葉だったりとか。チャップリンだったりとか。

—–ちなみに人間界に降り立って何年なんですか?

5年目かな。

—–その前は何を?(笑)

魔界にいた。

—–人間界ではどんな繋がりが多いんですか?

音楽だったり、ファッション系が多いかな。

特集:魔王

—–それで現在、集う場所としてBARをはじめましたが、これをやるきっかけとなったのは?

周りの皆が、ここに行けば魔王がいるっていう場所を作りたくて。友達がその友達を連れてきてみたいな人間との交流の場所を作りたかった。で、今年実現出来てって感じかな。

—–今までは割りと僕も含め、あそこで見たとか目撃情報がたくさんあって(笑)どこで会えるんだって思ったりしてたので。こういう場所はいいかもしれないですね。

そうそう。ライブハウスだったり、アパレルの展示会だったり色んな所に出没するので。

—–基地的な場があるといいですね。

色々な広がりも活動の場も広がるし。

—–ちなみに魔王仲間はいないんですか?(笑)

魔界に行けばいっぱいいるけど、地球にはいない。人間界の魔界族とはまだ会ってない。

—–なんか魔王って、悪い魔王と良い魔王がいたら、良い魔王ですよね?(笑)

良い魔王。。かな?

—–みんなに親しまれたり、友達もたくさんいて。でも元々の目的は説教しにきたって事ですけど。

説教っていうか、ちょっとした事なんだよね心の。なんでお前ら人間なのにそういう風になってるの?って思う事が多いから。直接はあまり言わないけど、パフォーマンスをしてる時に感じ取って欲しい。

—–確かに、同じ人間として自分もやってしまってたりする事もあるから言えない事ってあったりするけど、客観的に違う立ち位置だからこそ言えるっていうのはあるかもしれないですよね。もっと言って欲しい(笑)

パフォーマンス出来る場所があればどこでも行くんだけど。

—–普通の人が言えない事をグサっと言って欲しいですね。人間の変わりに背負って貰えたら(笑)

魔王が言えば許されるだろ、みたいなね。

—–俺は言えないけど、魔王だったら大丈夫みたいな(笑)

何かあったらキャラキャラって。パフォーマンスだからって(笑)

—–それ良いかも(笑)自由自在に都合良く。

こうやって向かい合って言ったら喧嘩になっちゃうけど、ステージの上だったらパフォーマンスですって言えるし、聞き手も聞きやすいと思うんだよね。

—–今は、基本ライブのステージでパフォーマンスして、詩を詠んだりして。後はやっとこうして基地が出来て。今後何かやりたい事はあるんですか?

今は、詩を詠む事に力を入れたくて。色々な所で今やらせて貰ってるんだけど、もっと人がいるフェスみたいな所でもやってみたいかな。

—–大きなフェスで、凄いたくさんの人がシーンとしてる中でステージのど真ん中で詩を詠んだらかっこいいかも。

そうそう。反応とかいらないし、歓声とかもいらない。ライブイベントで人が大勢いる中で、コンコンと現れて詩を朗読するってヤバイっていうイメージがある。

特集:魔王

—–それは魔王じゃないと出来ない部分ではあるよね。ちなみにどういう音楽を聴くんですか?

元々はメタルとかロックが好きで。でも最近はアフリカンビートとか、ブルースとか黒人の人たちの魂を感じれる音が好きかな。それも詩を詠むようになってから、人間とは何んだって考えたりしていく中で、アフリカの黒人人種差別だったりっていう部分が凄く共鳴できて。詩とかもやっぱり凄く濃い内容が多かったり。凄く毒づくし。心の底の魂から発されてる感じがして最近はブラックミュージックにはまってるかな。

—–それは意外。そこから色々広がりそうですね。結局白人がいて黒人がいて黄色人種がいて。魔王がいて(笑)って笑い事みたいに今言いましたが、実際同じ事で。区別していけばそれぞれがマイノリティーでもあるし、集団であるし。それぞれ思う事って絶対あると思うから。魔王っていう色があって、その立ち位置から発言するもは自然かもですね。

色々いていいじゃん?って思うし。魔王としての目線でいいじゃんって思う。ブラックの人達がそうであるように。

—–でも、この姿の人を街で見たことありますか?角を生やした?

無いよね(笑)いたら仲良くなれそう(笑)

—–どうもどうもなんていって(笑)どちらの魔界ですか?なんて(笑)

結構派手な人間はいるんだけど、みんな綺麗だったり華やかだったりするけど、俺って全然やっぱり違うのかなって思う。

—–でも結構おしゃれだと思いますけどね。

あ、ありがとうございまーす(笑)

—–おしゃれなんだけど顔面がやばいよね。顔面っていうか皮膚が白くて怖い(笑)このまま飲みに行ったりするんでしょ?

まーこのまま出歩いてるけど。朝方人間と一緒にクラブ行った後にラーメン食べに行ったりするよね(笑)実際自分がこういう姿だって事は忘れてしまってるから、みんなで写真とか撮った時とか見ると異様だよね(笑)普通にイェーイ!なんてやってるもんだから。

—–これって究極の質問というか根本を破壊する質問に成りかねないんですが…ふっと我に返る事ってある?(笑)混乱というか?

う~ん…それはないかな。混乱とかはあまりしないかな。

—–角は常についてるんでしたっけ?

引っ込める時もあるかな。なんか格好付けたい時は引っ込めたり。

—–怒ってる時は角が出てくるとか?(笑)

そうそう、怒ってる時はこっち側の張りが違うとか(笑)そそりたったり、前にせり出したり。

—–なるほど(笑)でもこんな格好だからお店の近所でも目立つんじゃ?

なんかいるぞーって知らない人が噂を聞きつけて来たりはするかな。同じビルの店舗のお客さんとか。そういうのって嬉しいかな。まったく違うジャンルの人とかとも知り合えるから、それはすごく面白いかな。

—–ここまでやっちゃうと(笑)先入観無しでスッと入っていけるっていうか。一歩超えちゃったら楽な感じがする。入り口は凄く怖いとか、もしかしたら抵抗あるかもだけど、それを超えちゃったら直ぐになじむみたいな。性別年齢人種関係なく。

それはあるかも。

—–極端な話、なんでも相談出来ちゃいそう(笑)だって人間じゃないから、恥ずかしい部分を見せても大丈夫みたいな。油断するかも。

やべー話ちゃった!みたいなね。

—–そうそう(笑)うっかり話ししちゃったりしてね。
それでそろそろ締める前に。最近って何をしてるのが楽しいとかはまってるとかありますか?

最近は~ひたすら人と飲んでるかな。お店もあるし。

—–実はアイドル好きとか漫画おたくとかそういうのってない?

あまりないかもだけど、最近結構聞く話なんだけど。ロックやってる人達がアイドルを好きだったり、アイドルのイベントにいったりしてるって話を聞くんだけど。なんでなんだろってずっと考えてて。そしたら、最近はロックのファンの熱狂ブリよりもアイドルファンの熱狂ブリの方が強いって話になって。

—–なるほどなるほど。

昔はロックっていったら、血が騒いで好きな様に盛り上がってって感じだったけどなんか最近凄く大人しいのかなって思う。それに比べてアイドル好きの子達は形振り構わず周りを気にしないで楽しく盛り上がってる。本当に大好きでそれしか見えてないっていうか。でもロックの会場行ったりすると、腕組んでじっと見てたりでたまに手を上げて反応するみたいな。

—–それ凄い分かる。パンクでいうMOSH PITでかく汗と、アイドルでいうああいう秋葉的な踊りは意外と同じなのかなって。熱狂の仕方が。価値観が違うだけであって、好きな物に対してのぶつけ方っていうのは、もしかしたらああいうアイドル好きの方が本気度が違うのかなって思う。

たくさんグッズ買ったりするし、応援しようっていう気持ちが強いのかも。ライブに来たんだから楽しもうっていう誰もが純粋に思ってる事を、ただ純粋にやってるだけだから、なんか面白いなって思ったりはするかも。

—–実はそっちが自然なのかな。

ロック好きもパンク好きも構えないでもっと、ウォーーって盛り上がればいいじゃんって思う。人目を気にしないで。腕を組んで見てるって事は殻を守ってるって事だと思うし。それを取って純粋に楽しめばいいと思う。

—–確かに確かに。

全部のロック好きがそうってわけじゃないと思うけど。なんか盛り上がりに欠けてるのかなって。それでアイドルに流れてるのかなって。

—–なるほどなるほど。それでは今後は?

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今後はここのお店を中心に発信して、ライブのパフォーマンスと詩を詠む事に力を入れたいかな。

—–時期的にハロウィンですけど。魔王の場合は毎日がハロウィンっていうか(笑)仮装じゃないからむしろその日だけ人間になるとか(笑)ナースになるとか(笑)

ナースは嫌だな~キャラの格好とかやってみたいかも。戦隊物とか?

—–人間になるのがいいかもね。ちなみにハロウィンにちなんだパーティーは?

一応10月31日ににBAR 魔界でありますね。仮装しても良いししなくても良いけど。してきたら楽しいかも。

—–みんなで魔王になっちゃうとか。

うーん、でもそうなると…俺だけ角ありーみたいならいいかも(笑)それか俺だけ角長い~みたいな(笑)そこは気を使ってよって(笑)

—–俺をたててよと(笑)

俺より目立たない目立たないって(笑)

—–ははは。楽しみですね。みなさま31日はBAR 魔界へ遊びに。

31日じゃなくても、いつでもまったり相談乗るからって(笑)

—–本当に相談のって欲しいかも色々(笑)恋愛とか(笑)

結構聞き上手だから。なになにどうしたどうしたって聞いてあげれるから(笑)って聞き役だよね。

—–いいねいいね(笑)みなさん何か困った事があったらBAR魔界へ。今日はありがとうございました。


魔王BAR魔界

東京都新宿区西新宿7-12-12sagiya ビル3F 魔王BAR魔界
http://ameblo.jp/mamamamaoo/


Interview by kenichi kono
Photo by kenji nishida

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