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SOULFLY 『Enslaved』

[2012/02/13]
SOULFLY 『Enslaved』

Profile of |SOULFLY|

機は熟した、マックス・カヴァレラが抱き続けた思想が遂に解き放たれた・・・。

吠えるカリスマ、マックス・カヴァレラ率いるSOULFLYのニューアルバム『Enslaved』が日本先行で3/7遂にリリース。日本盤はボーナストラックで+3曲。ポーランドで演ったDownstroyのライブバージョンなんかも収録されちゃってます。

マックス・カヴァレラは怒っている・・・。
1曲目「レジスタンス」、リード楽曲となる2曲目は「ワールドスカム」このトラックリストの最初のタイトル名を聞いただけで期待が高まっちゃいますね~。
オフィシャルサイトから1曲だけ、この「ワールドスカム」がダウンロードができるんだけど、破壊力抜群!
衰える事のないSOULFLYの世界観、凶悪感が垣間見れる。

マックス・カヴァレラの圧倒的存在感、ギタリストは2003年に加入したマーク・リゾ(ex.Ill Nino)が健在、さらに今作よりまたまた濃い~メンツが加わりました。ベースは元Static-Xのトニー・カンポスが、ドラムはBORKNAGARのデヴィッド・キンケイドがそれぞれ加入し、よりヘヴィーでブルータルな音を奏でております。

さらに強力なゲストミュージシャンも見逃してはならない。
サンディエゴのデスグラインドバンド Cattle Decapitationのトラヴィス・ライアン、レーベルメイトでもあるDevildriverのデズ・ファファーラ、
そしてカヴァレラファミリーからは、ザイオン・カヴァレラ(ドラム)、イゴール・カヴァレ(ギター/ボーカル)、リッチー・カヴァレラ(ボーカル)が参加。

結成15周年、8作目となる今作はSepulturaが不屈の名作「Roots」をリリースした1996年直後からマックス・カヴァレラの頭のなかにあったテーマ、コンセプトを具体化したと言われている。これは単純に原点回帰という言葉で片付けてならない。ひょっとしたら今後のヘヴィーミュージック・シーンにおいて重要作となるのではないだろうか・・・。

ENSLAVED
2012.03.07 Release

01. Resistance
02. World Scum
03. Intervention
04. Gladiator
05. Legions
06. American Steel
07. Redemption Of Man By God
08. Treachery
09. Plata O Plomo
10. Chains
11. Revengeance
–BONUS TRACKS(日本盤)–
12. Slave
13. Soulfly VIII
14. Downstroy (Live in Poland)

text by KISHIMOTO

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