グループ展『Seeing the Unseen』2016年10月8日(土)~11月27日(日) at 茨城県笠間市 ギャラリー桜林(常陸国 出雲大社)
神社の現代アートギャラリーで 8人の女性アーティストによるグループ展 “Seeing the Unseen”10月8日より開催
茨城県笠間市にある常陸国 出雲大社境内にあるギャラリー桜林では2016年10月8日(土)より、ミヅマアートギャラリーとの共同企画展としてディレクター三潴末雄が選んだ8人のアーティストによる“Seeing the Unseen”を開催いたします。
タイトルの“Seeing the Unseen”とは、「見えないものを視る」を意味しています。作風や素材、制作の仕方、作品の見せ方など、常識にとらわれない制作を続ける作家たち8名による展覧会になります。
今回の展覧会は、入江早耶、江口綾音、木村了子、熊澤未来子、戸田沙也加、七搦綾乃、野田仁美、藤田桃子、によるグループ展です。
それぞれの個性あふれる作品をご覧いただけます。
Seeing the Unseen
【会期】
2016年10月8日(土)~11月27日(日) 10:00~16:30 水曜日休廊
オープニングレセプション 10月8日(土) 14:00~16:00
【会場】
ギャラリー桜林
〒309-1634 茨城県笠間市福原2081
常陸国 出雲大社 境内 桜林館 1F
【参加作家】
入江早耶
江口綾音
木村了子
熊澤未来子
戸田沙也加
七搦綾乃
野田仁美
藤田桃子
URL : http://www.izumotaisha.or.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/galleryohrin/
Twitter : https://www.twitter.com/GalleryOhrin/ (@GalleryOhrin)
入江早耶
様々な平面のメディアから立体の元を抽出し、作品に変換させる作家です。2012年に「第6回shiseido art egg賞」を受賞するなど、その作風が注目を集めています。今回、出雲大社からインスピレーションを得た新作を発表いたします。
江口綾音
何層にも絵具で塗り重ねた表面を、削ったり、逆に盛り上げたりすることで色彩や質感の対比を自由自在に操る作家です。江口の作品は、愛らしさと不気味さ、また生と死など、この世界にあふれている二極性を表現しています。
木村了子
伝統的な日本画の技法を用い、いわゆる「美人画」を逆転的発想により、現代美男子(俗称イケメン)をモチーフとして描きます。女性目線による「男」の姿を叙情的、扇情的、時には挑戦的にさまざまな想いや物語性を投影し、想像(妄想)力に訴えかける作品を発信し続けています。
熊澤未来子
「VOCA展2011」での佳作、「第9回菅楯彦大賞展」で大賞に選ばれた熊澤未来子は、鉛筆画で世界の混沌と狂気、不条理を描ききります。大胆かと思うと繊細。力強さのなかに潜む儚さ。圧倒されるその画力に驚かされます。
戸田沙也加
戸田沙也加は、“花に惹き寄せられる昆虫のように自分もまたその醜美を併せ持つ姿に己の理想郷を見出す”と言います。「女と対をなす存在が消滅した聖域では、ベッドの上で絶頂に達した淫蕩の寓意が、狂瀾の演舞に浸りながら緩やかな死を迎え、やがて種となり新たな命を形成してゆく。」6mを超える大作に挑み、描ききった新作を展示します。
七搦綾乃
七搦綾乃は、「第10回shiseido art egg」に選ばれ、これからを期待されている彫刻家です。本展では木材の特性を活かした枯れゆく野菜や果物をモチーフとした作品「rainbows edge」を展示いたします。繊細さと力強さを併せ持つ木彫作品をご覧いただけます。
野田仁美
野田仁美の描く作品は、一見メルヘンな世界の中にシュールさや不穏さを予感させる独特な世界観を持っています。「世界と私を区切る境界線はいつも揺らいでいる」と野田が言うように、彼女の作品もまた、こちらではないあちらへと、見知らぬ世界へ導いていきます。
藤田桃子
巨木を描いた大作《トネリコ・ユッグドラシル》など、蠢くような、生命力溢れる作品を制作してきた藤田桃子。2009年のVOCA展に出展した大作「アメツチヲムスブ」を展示いたします。
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