ライヴ・フィルム『デヴィッド・ボウイ ジギー・スターダスト』一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪 2017年11月28日(火) at Zepp DiverCity(TOKYO)、 Zepp Namba(OSAKA)
デヴィッド・ボウイの初来日から約45年。11月28日(火)、デヴィッド・ボウイのライヴ映画『ジギー・スターダスト』を東京と大阪のZeppにて、一夜限りのライヴ絶響上映決定!
『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』にて73年のあの時にタイムスリップ!
いまからさかのぼること約45年前、25歳のボウイは、「5年後に滅びようとする地球の救世主ジギー・スターダスト」という物語を引っ提げ、クィーン・エリザベスII世号に乗船しイギリス、アメリカ、日本を巡る1年半の長期ツアーを決行した。 1972年2月から始まったツアーは、73年7月3日、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場でのツアー・ファイナルを迎える。 時代の寵児だったボウイは、コンサートの最後で、突然自らジギー・スターダストを葬り去った。 まさしくそのジギー・スターダスト最後の公演を収録した全17曲/90分のライヴ映像が今回の上映作品。 本作は1973年初上映され(1973年には商品化)、日本では1984年4月に初上映された。 監督は、ハンディカメラと同時録音によるドキュメンタリーの第一人者で、すでにボブ・ディランやジョン・レノンを撮影し、ゴダールとも仕事をしていた、D.A.ペネベイカー(2012年アカデミー名誉賞受賞)。 その時のライヴの衣装は、71年に日本人として初めてロンドンでコレクションを行った27歳の山本寛斎が手掛けた。 1960年代から、その多彩な音楽性をもって制作された名盤の数々は、その時代のアート(芸術)とも言え、移り変わり行くロック・シーンの中で変化と進化をし続けてきた、英国を代表するロック界最重要アーティスト、デヴィッド・ボウイ。 ジギー・スターダストというペルソナは、グラム時代のアイコンであり、グラム人気を爆発させたきっかけではあったが、音楽だけではなく俳優、絵画やパントマイム、また日本の歌舞伎といった大衆芸能を網羅した妖艶さと狂気を兼ね備えたことで、単なるグラム・ロックという枠には納まらないオリジネーターとしての地位を確立した。 そんな ジギー・スターダストの全盛期の貴重な映像であり、グラム・ロックのスターという地位を自ら脱ぎ捨てた瞬間、まさしく、ジギー・スターダストの最後の瞬間を捉えた音楽史的に最も重要な作品となっている。
そのデヴィッド・ボウイのライヴ映画『ジギー・スターダスト』を世界のミュージシャンが認めた日本屈指のライヴハウスZepp DiverCity(東京)とZepp Namba(大阪)にて一夜限りの特別上映(ライヴ絶響上映)を行う。 最後のライヴから30年後の2003年にフレイザー・ぺネベイガー監修で、サウンドプロデューサーにトニー・ヴィスコンティを迎えて、高画質・高音質にリミックス&リマスター(2003年リストア)されたver.にて上映します。 また、本ライヴ絶響上映への「上映してほしい音楽映画」リクエスト、堂々の2位にランキングされた作品でもあります。 本作のツアーで1973年 に来日し、4月8日から全国5か所9公演(4月8・10・11日:東京厚生年金会館、12日:名古屋市公会堂、14日:広島郵便貯金ホール、16日:神戸国際会館、17日:大阪厚生年金会館、18日・20日:渋谷公会堂)のツアーを行っていただけに、11月28日(火)は、Zepp DiverCityとZepp Nambaの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』にて、約45年ぶりのジギー・スターダストのライヴを疑似体験ください。 73年のあの時にタイムスリップ!
『今日のステージは、 一生忘れない。 なぜなら、 ツアーの最終日というだけでなく、 バンドも今日で最後だから』
-デヴィッド・ボウイ
ライヴ・フィルム『デヴィッド・ボウイ ジギー・スターダスト』一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪
原題|ZIGGY STARDUST And The Spiders From Mars The Motion Picture
日程|2017年11月28日(火) Tuesday 28th November 2017
開場|6:30pm 開演|7:30pm
会場|Zepp DiverCity(TOKYO)、 Zepp Namba(OSAKA)
券種|1.センターエリア・シート|2.一般自由席|3.スタンディング (いづれも1Fのみの販売になります)
1973年/イギリス/90分/2ch/ビスタ/BD/カラー/日本語字幕
ボウイはロックンロールという音楽を、ひとつの芸術形式としか説明できない境地へと高めた。 ―――――――
大概のポップ・アーティストよりも完全に深遠な原動力に突き動かされたデヴィッド・ボウイは、たぐいまれなサウンドと果てしないヴィジョンという非常に特別な世界に生きている。 ロックの巨匠たちのマンネリズムに甘んじることを拒絶し、陳腐という屈辱的なネガティヴ・スパイラルに陥ることを避けながら、ボウイは好きな曲を好きなときに書いて演奏してきた。
1947年1月8日、ブリクストンで生まれ。 1966年にはデヴィッド・ボウイと名乗るようになる。 1972年、世界的名盤『ジギー・スターダスト』(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders from Mars)を世に放ち、ボウイは、ジギー・スターダストのペルソナとなり、名盤『ジギー・スターダスト』を引っ提げてワールド・ツアーを敢行した。 自らが異星からやってきた架空のスーパースター「ジギー」となり、ロック・スターとしての成功からその没落までを描く物語を、アルバムに収録された曲で構成している作品である。 それまでにボウイ自身が体験してきた音楽、俳優、絵画やパントマイム、また日本の歌舞伎といった大衆芸能を網羅し、自らの作品へと結実している。 聴衆は「デヴィッド・ボウイ」ではなく、「ジギー」として彼を讃え、「ジギー」は虚像のスターとしてロック界の頂点に立った。 妖艶さと狂気を兼ね備えた「ジギー」のキャラクターは、ボウイ自身の「バイセクシャル」であるという公言や、ステージでの宇宙人を思わせる奇抜な衣装やメイク、パフォーマンスによって神格化されていく。 72年ロンドンで初演され、当時最も鮮烈で画期的なライヴ・パフォーマンスとなり、グラムの人気を世界中で爆発させそして、ボウイが世界的なスーパースターへの出世を果たすこととなる。 1973年春までにジギーは世界を一周し、ボウイは1973年7月3日、「ロックンロールの自殺者 (Rock‘n’Roll Suicide)」演奏前のこのような発言によって、ジギーとスパイダーズを突然葬り去ってしまった。 「今回のツアーで行った公演のうち、これが一番思い出に残るものになるだろう。 今日はツアーの最終公演なだけでなく、最後の公演でもあるのだから」。 この言葉にはバンドのメンバーはもとより、会場の誰もが驚いた。
●スタッフ・出演者|
監督:D.A.ペネベイカー
出演|ジギー・スターダスト・アンド・ザ・スパイダース・フロム・マーズ
デヴィッド・ボウイ(vo/gu)、ミック・ロンソン(gu/vo)、トレヴァー・ボーダー(b)&ウッディ-・ウッドマンジー(Dr.)
撮影:ジム・デズモンド、マイク・デイヴィス、ニック・ドーブ、ランディ・フランケン、D.A.ペネベイカー
編集:ロリー・ホワイトヘッド 衣装:フレディ・バレッティ、山本寛斎 メイク:ピエール・ラロシュ
音楽プロデューサー(2003年のリミックス&リマスターver.):トニー・ヴィスコンティ
デヴィッド・ボウイ ライヴ映画『ジギー・スターダスト』収録曲
01.HANG ON TO YOURSELF/ 君の意志のままに
02.Ziggy Stardust / ジギー・スターダスト
03.Watch That Man / あの男を注意しろ
04.Wild Eyed Boy From Freecloud / フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年
05.All The Young Dudes / すべての若き野郎ども ★
06.Oh! You Pretty Things / ユー・プリティ・シングス
07.Moonage Daydream / 月世界の白昼夢
08.Changes / チェンジス
09.Space Oddity / スペイス・オディティ
10.My Death / マイ・デス ★
11.CRACKED ACTOR/ 気のふれた男優
12.Time / 時間
13.The Width Of A Circle / 円軌道の幅
14.Let’s Spend The Night Together / 夜をぶっとばせ ★
15.Suffragette City / サフラジェット・シティ
16.White Light/White Heat / ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート ★
17.Rock ‘N’ Roll Suicide / ロックン・ロールの自殺者
★はカヴァー曲
Intro-Ninth Symphony-Wendy Carlos-オープニング/イントロ ベートーベン 第九
Outro-Incorporating Pomp And Circumstance- エンド・ロール/アウトロ エルガー 威風堂々
当日券|センターエリア・シート(全席指定):4,500円(税込) /一般自由席(全席自由):3,500円(税込)/スタンディング:2,500円(税込)
※入場者特典付(先着での配布になります。 配布はなくなり次第終了とさせていただきます)
※ご入場時に、 別途ワンドリンク+500円をいただきます。
※1Fの座席のみの販売になります。
※センターエリア・シート|会場中・後方の座席で、 より快適に作品をご鑑賞いただけるエリアになります。
ライヴ絶響上映 公式ホームページ| http://www.110107.com/
企画・主催|(株)Zeppホールネットワーク、(株)ソニー・ミュージックダイレクト
David Bowie/デヴィッド・ボウイ
1947年1月8日、英ロンドン南部ブリクストン生まれ。
本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズ。
67年、デビューアルバム『David Bowie』を発表。 69年のアルバム『スペイス・オディティ』のヒットを経て、72年『ジギー・スターダスト』をリリース。
グラム・ロックの旗手として人気を拡大、日本を含む大規模なワールド・ツアーを敢行。 その後分身ともいえる「ジギー・スターダスト」という人格を封印、アメリカに拠点を移す。 映画『地球に落ちてきた男』(1976年/ニコラス・ローグ監督)に出演。 ジョン・レノンとの共作シングル『フェイム』で初の全米1位を獲得する。
77年~79年にベルリンに移住し、のちに「ベルリン三部作」と呼ばれるアルバム『ロウ』、『ヒーローズ』、『ロジャー』を発表。
再度アメリカに戻り83年『レッツ・ダンス』で名プロデューサー、ナイル・ロジャースを起用、全米4位、全英1位というキャリア最大のメガヒットを記録した。 またその頃、『ハンガー』(1983年/トニー・スコット監督)、『戦場のメリークリスマス』(1983年/大島渚監督)、『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986年/ジム・ヘンソン監督)など映画の話題作への出演が相次ぐ。
89~91年頃のロック・バンド“ティン・マシーン”としての活動や、その後はソロとしてもコンスタントに新作を発表しワールド・ツアーも行ってきたが、2004年心臓麻痺による体調不良により活動を休止。 約9年間シーンから遠ざかっていたが、2013年に『ザ・ネクスト・デイ』で電撃復活を果たした。
2016年1月8日、69歳の誕生日に『★』を発表、その2日後の1月10日、死去。
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