『offerta』2020年9月4日(金)at 渋谷 Contact
D.J.FulltonoがContactへ帰還
多くの音楽関係者やアーティストから最高の音楽家として挙げられるD.J.Fulltono。ジューク・シーンが他のダンスミュージックに比べ突出して日本独自の進化を遂げているのは、仕掛け人である彼の進化の並行が深く関係しているのは言うまでもない。2018年8月から始まったDrapingシリーズで見せるハードミニマルとの接近は、この2年でどんどんプレイの内容が濃くなっている、という本人の言葉の中の一要素になっているのかもしれない。昨年、Soundcloudにアップされた、マンチェスターでのCrack Magazine主催イベントのギグ音源にはジュークやベース、ミニマルテクノを行き来しながら音楽が新しい段階に進んだ瞬間が記録されている。StudioXには、昨年末発の12インチ『The Droogs』のリミキサー陣にThom YorkeやZombyなどの著名アーティストを迎えるほどに国内外の声望を高めるMars89や、東京とアフリカをつなぐアフリカンミュージックのエキスパート〈TYO GQOM〉のmitokon、そして6月に〈BLACK SMOKER RECORDS〉からミックスCD『Okusha』をリリースしたDJ MOROとKΣITOからなるGQOMZILLAの出演が決定。それぞれのビートの中に研究家然とした緻密さと、狂気的ともいえる解放の遺伝子を宿す4組の強いオリジナリティがメインフロアで共演する。
バーエリアではSIMI LABの中枢神経Hi’Specや、電子音楽や辺境系ワールドミュージック、サイケデリックロック等のトリップサウンドを溶かしこみ時間を歪める7e、中目黒を震源とする90BPM TAKEOVERの首謀者3など、LAビート、アブストラクトからトライバル、ワールドミュージックまでが渾然と一体となったサイケデリックな音像が渦巻く。
『offerta』
【日程】
2020年9月4日(金)
OPEN 22:00
【出演】
-STUDIO X-
D.J.Fulltono
GQOMZILLA
mitokon
Mars89
-CONTACT-
Hi’Spec (SIMI LAB | GHPD)
7e (ヨイノクチ)
3 (90BPM TAKEOVER)
Kenjinho
and more
【料金】
UNDER 23 ¥1000
BEFORE 11PM ¥1000
GH S MEMBERS ¥2500
DISCOUNT ¥2500
DOOR ¥3000
【会場】
Contact
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館地下2階
Tel: 03-6427-8107
http://www.contacttokyo.com
D.J.Fulltono
DJ/トラックメイカー。レーベル〈Booty Tune〉を運営。大阪にてパーティSOMETHINNを主催。ジューク、フットワークを軸にゲットーテック、エレクトロ、シカゴハウス等をスピンし、それらをテクノ的な感性でミックスする独自のスタイルを追求している。Planet MuやHyperdubの日本版オフィシャル・プロモ・ミックスCDを手がけてきた他、2014年に自身のレーベルから発表したミニマルを前面に押し出したジュークEP 「My Mind Beats Vol.01」がUSのOrange Milkにライセンスされ、USの音楽メディア「Rolling Stone」誌の “20 Best EDM and Electronic Albums of 2015”に選出された。2016年ポーランドで開催されたUnsound Festivalに出演を果たし、USツアーも敢行したばかり。
DJ MORO
横浜在住。都内中心に全国各地で活動中。
2008年より音楽活動開始、バンドやDJクルー等での様々な経験を経て、2015年よりソロ活動開始。 現在は即興型ライヴテクノユニットのテクノウルフ、南アフリカのGQOMを中心としたパーティー、TYO GQOMやGQOMZILLAの一員としても活動中。
KΣITO
東京在住のトラックメイカー/DJ。ジューク/フットワーク/ゴムなどをベースに楽曲を制作し、ライヴではAKAIのパッドを用いてビートをリアルタイムに打ち込むスタイルで知られる。〈SHINKARON〉〈Polish Juke〉〈POLAAR〉など国内外のレーベルから音源をリリースしている。
東京発のゴムパーティTYO GQOMを主催し、DJ MoroとのゴムDJユニットGQOMZILLAや、テンテンコとのユニットである幡ヶ谷ちっちゃいものクラブ、7人組テクノユニット=テクノウルフのメンバーとしても活動している
mitokon(TYO GQOM)
2008年に初めて南部アフリカの地を踏みしめて以来どっぷりとアフリカにのめり込み、南アフリカを中心に毎年アフリカへ通うようになる。その間にアフリカの若者たちが作る洗練された音楽に出会い、その面白さに感動。アフリカで次々と生まれる新しい音楽やカルチャー、希望を日々追いかけ、SNSや音楽誌への寄稿等で発信し続けている。
2017年にDJ活動を開始。gqom (ゴム) やクワイト/ハウスなど南アフリカのダンスミュージックを中心にプレイし、アフリカの強烈なグルーヴに人々を巻き込み踊らせている。日本初のゴムパーティクルー、TYO GQOMのメンバーとしても活動中。
Mars89(Noods Radio Bristol)
Mars89は現在東京を拠点に活動しているDJ、コンポーザーである。 2016年にEP「East End Chaos」をリリース。 そして、それを足がかりに2017年に「Lucid Dream EP」をブリストルを拠点とするレーベル〈Bokeh Versions〉からダブプレートとカセットテープというフォーマットでリリース。2018年にはアジアツアーや大型フェスへの出演を経て、〈Bokeh Versions〉から12インチ「End Of The Death」をリリース。主要メディアで高く評価され、あらゆるラジオで繰り返しプレイされた。
Growing Pains 2018S/SやUNDERCOVER 2019A/Wのショーの楽曲を担当。 ブリストルのNoods Radioではレジデントをつとめている。
Hi’Spec(SIMI LAB | GHPD)
SIMI LABのDJ/トラックメイカーとして活動。SIMI LABの1stアルバムでは「Show Off」をプロデュースし、2014年SIMI LABの2ndアルバムでは4曲をプロデュース。
2015年、OMSBの2ndソロアルバム「Think Good」や、piz? (ABC) のソロアルバム「3212」でも楽曲提供。
そして自身名義でも9曲入りのフリービート・アルバム「TiLL」を発表。現在はDJ活動に加え、自身のビートで構成したビートライブ等でも活動している。2016年6月、自身初のプロデュースアルバム「Zama City Making 35」を発表。
7e(ヨイノクチ)
実験的エレクトロニックミュージックから土着のストリートミュージックまで、幅広いアーカイブから選ばれた楽曲を実験的に独自のミックス感覚でプレイするDJ。
東京とカリフォルニアのディープなバーや、野外フェスティバル/パーティ、DIYなウェアハウスパーティやクラブなどを中心に、近年はブラジルやドイツでのVOODOOHOPやAcid Pauliの主催パーティ、北カリフォルニアの人気フェスPricelessなど活動の幅を広げている。
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