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松下まり子 個展「愛の飾らぬことばにおいて」2020年12月18日(金)~12月30日(水) at 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM

[2020/12/08]
松下まり子 個展「愛の飾らぬことばにおいて」

「蛇の夢」Oil on canvas 142 x 114 cm 2020年(C) Mariko Matsushita


美術家 松下まり子による個展「愛の飾らぬことばにおいて」を12月18 日(金)より開催。

松下まり子は生々しい肉体などを描いたペインティングやドローイングを始めとする絵画の他、各地で集めてきた赤い布で部屋の窓を覆うインスタレーション「赤い部屋」や、ロンドンの街中に生息するキツネを追いかけて制作した映像作品「Little Fox in London」、詩や立体など、多岐にわたる表現方法で、生への深い探求を作品としてきました。

2017年には、ロンドンのデルフィナ財団でアーティスト・イン・レジデンスに参加するなど、国内だけでなく海外での活躍も期待されている注目の作家です。

本展覧会では、今回の展覧会に向けて制作した新作のペインティングを発表致します。 本を愛するという松下が、本に囲まれたこの場所でどのような空間を作り出すのか、是非ご覧ください。


松下まり子 個展「愛の飾らぬことばにおいて」

【日程】
2020年12月18日(金)~12月30日(水)
11:00~20:00

【会場】
銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(銀座 蔦屋書店内中央吹き抜けスペース)
(東京都中央区銀座 6 丁目10-1 GINZA SIX 6F)

【料金】
入場無料

【主催】
銀座 蔦屋書店

【電話】
03-3575-7755

【協力】
KEN NAKAHASHI

【URL】
https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/17504-1057531203.html

作家による本展に関するコメント

本が、影のように離れずにいて、いや、離れてしまったときもあって、そういうときは絵も描いていなかった
ぎりぎりになって、というより、死の淵にべったり両手をついて、しばらくそれを撫で回し、それから真面目な顔をして、労働する人々に紛れて生きてきた

2020年になり、私はまるで絵描きみたいだ
書庫をくり抜いたような場所に立ってる
絵たちは何でも知っている
私はむかし工場で働いていた

2020年11月27日
松下まり子

松下まり子 個展「愛の飾らぬことばにおいて」

「2016-2020」 Oil on canvas 116.7×91cm 2016-2020年 (C) Mariko Matsushita

松下まり子 個展「愛の飾らぬことばにおいて」

「崖」 Oil on canvas 100×65.2cm 2015-2020年 (C) Mariko Matsushita


松下まり子

松下まり子

1980年大阪生まれ。 2004年に京都市立芸術大学油画専攻卒業。 主な個展に、2020年 「居住不可能として追放された土地」、2019年「Oasis」、2018年「Silent Resistance to Oblivion」、「RAW」 (いずれも KEN NAKAHASHI、東京)等がある。 2016年に第2回 CAFAA賞グランプリ受賞。 2017年にロンドンのデルフィナ財団でアーティスト・イン・レジデンスに参加。


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