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VESTAL VILLAGE (13-15 April 2012) Report

[2012/05/15]

バンドのLIVEが終わった後は、DJタイムで”Shiny Toy Guns”のJeremy Dowson。

時間にして既に2時を回った位ですので、当然全体的に酒バイブスが充満していてかなりの勢いで盛り上がっていましたね。

何時に終了したかは謎ですか、かなり遅い時間まで宴は続いていた模様です・・・
後で聴いた話なのですが・・・
なんとそのDJの後に急遽”Shiny Toy Guns”が演奏したとか・・・
まさかの変化球を見逃してしまいましたが・・・

VESTAL VILLAGE

どちらかと言えば取材というよりは体験レポートの様な形になってしまいましたが、2泊3日という時間をしっかりと密に過ごさせて頂いたので、一瞬を切り貼りした様なご報告はちょっと避けたいなと正直思いました。

それでもほんの一部しかお伝え出来ていないのは当然の事です。正直なところお伝えした以外の時間は、本当にダラダラしていたり、何もしないでただ空を眺める時間もたくさんありました。

僕がその場でそうだった様に、そこにいた全ての人が味わった時間と空間です。芝が緑で、空が青くて、お酒が美味しくて、時が経つ事さえもを忘れてしまう。そんなカリフォルニア・タイムを過ごせばたくさんの新しい人に出会い、更に交流を深める事が出来るのです。

VESTAL VILLAGEという名のオアシス。

ただ単に水分という貴重な資源だけを求めるオアシスとは違い、彼らCREWがストリート・シーンの活力となる水を砂漠に生み出し、そこにアーティストやライダーなどが集まり、交流し、もっとも自然な形でシーンが生み出されるという根本が見れた様な気がします。といっても、彼らは派手にお金を使って真剣に遊んでいるだけなのかもしれませんが(笑)。

その真剣に遊ぶという事が、意外ともっとも難しい事なのかもしれないし、純粋にそのシーンが好きだからこそ出来る事なのかもしれません。

VESTAL VILLAGE

VESTAL VILLAGE

VESTAL VILLAGE

まだ日本にシーンという物が確立されていなかった時代に、僕らが多大な影響を受けたアメリカの文化。

現在は、国内どこでも欲しい物が気軽に手に入り、ドメスティックな音楽もアパレル・ブランドも、そのクオリティーの高さは海外に誇れる位まで自信を持って成長。日本の各シーンも確立し始め、アメリカという国からの影響は少しづつ無くなっているかもしれません。

そんな現在だからこそ、シーンに君臨し続けるこの”VESTAL WATCH”の様なアメリカのブランドに注目するのは、また違った側面が見れるいい機会かもしれません。

BACK TO THE ROOTS。僕らの多くはこの破天荒で、カラっとしたアメリカの文化に影響を受け続けてきたわけですから。そしてこれからもそうありたいと、このキャンプを通して強烈に感じました。アメリカン・ドリーム。僕達の夢はまだまだ続きます。

Report by kenichi kono


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