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::strollspace:: Momo (GraphicDesigner,Illustrator)

::strollspace:: Momo(GraphicDesigner,Illustrator)

1981年生まれ、大阪出身大阪在住。
“文字と色のHAPPYストーリー”をテーマに、見た人が楽しくなれる作品が目標。

60’sや80’sの音楽、食器の柄、古い本のつくり、インテリア、紙の感触、鳥の模様、食べものの盛りつけなどにヒントをもらい、デザインの中に懐かしさと新しい空想の世界をたくさん詰め込む。

主な手法はえんぴつやアクリルなどを使った手描き、またその他楽しい素材を見つけてきて、足し算したり引き算したりのまぜこぜコラージュ。線画×写真のビジュアルはもちろん、手描きフォント×紙のコラージュ+木や葉っぱなどの自然の素材をトッピングしたりするのも大好き。
シンプルなものより、観るたびに発見があるようなデザイン作りが好み。

小学校の頃は器用なほうではなかったけど、“モノ作りがしたい”という夢があって、手作りの新聞やカード、封筒など、まめに作ることが好きだった。 中学校の頃に流行っていたサブカル系雑誌を読み、「本を作ったり、絵を描いたり、発信する人になりたい」と決める。

その頃は、”本を作る人=絵もレイアウトも取材もイラストもする人”と思っていたので、グラフィックデザイナーという職業は知らなかった。


雑誌編集の学校を卒業後、広告代理店で一年勤めた後、退社。
23歳の時、::strollspace::(ストロールスペース)という名前でフリーのグラフィックデザイナー活動を開始。
ロンドン、NYエリアのストリート雑誌を多く読んでいた時期でもあったので、それらで活躍していたアーティストやエディターに大きな影響を受ける。

また、その年の秋に、::strollspace::とは別に、PhotographerのMiki、Ayumiとともに、女の子のビジュアルコラージュユニットGrandParade(グランドパレード)もスタート。
こちらはソロユニットでの作品とは対照的に、女の子ならではのガーリーな世界で、写真やイラストを組み合わせたビジュアルを多く作る。

グラフィックデザイナーとしての仕事も徐々に増え始め、2005年より大阪堀江に小さなアトリエを借り、個展活動やテクノ系クラブイベントのフライヤー・フリーペーパー作りなどを手がけながら、企業とのコラボレーションなどデザインの出来る色々な場所で、小さなカードから大きい広告まで制作を重ねる。自分にとって、思い出のたくさん詰まった大事な大事なを5年間そのアトリエで過ごす。

2010年からは、GrandParadeの活動はスポットのみでの活動とし、個人名義の::strollspace::の活動をメインに再開。
アパレル、カフェ、雑貨、サロン、音楽などのシーンを中心に、グラフィックデザインはもちろん、イラストレーターとしての絵仕事も増え、ロゴのデザインから店舗のビジュアルコンサルティング、書籍のディレクション、WEB、ビジュアルイラストまで幅広く制作中。

これからの目標は、フリーランスを始めた時に夢見ていた、「カフェと、プロダクトと、デザインのある空間」をちゃんといつか作り上げること。
また、テキスタイル、スケーターブランドを作ったり、海の向こうにいる人たちとも、もっと仕事がしたい。

作っていて嬉しいときは、作品を見ていたら体の中がほんわり楽しい気持ちになるね。と言われるとき。
これから30代に入っていくけれど、作るものを通して、誰かが少しでも気持ちが和んでくれるような、作品作りを追求していきたいです。

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