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THA BLUE HERB ワンマンライブ『YEAR END LIVE : FUCKIN’ 2020』2020年12月29日(火)at 恵比寿LIQUIDROOM
『目でも陶酔できる ウイスキーボトル展』2020年11月7日(土)~2021年2月28日(日)at 名古屋 横山美術館
『JOKER LIVE IN CONCERT』フィルムコンサート – 2021年2月20日(土) 21日(日)at 東京国際フォーラムホールA
ドキュメンタリー映画『エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット』2021年1月8日(金)より新宿シネマカリテ他にて劇場公開。
MR.BRAINWASH EXHIBITION『LIFE IS BEAUTIFUL』2020年11月20日(金)~12月6日(日) at SPACE14(心斎橋パルコ 14F)

書籍『アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術』著者:小林 瑞恵/2020年8月27日発売

[2020/08/28]

書籍『アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術』著者:小林 瑞恵/2020年8月27日発売


パリ・ロンドンで32万人を動員、日本のアール・ブリュットに世界が注目『アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術』8/27発売。日本作家40名の美しく独創的なアウトサイダーアートが一堂に会する。

アール・ブリュットとは、美術の専門教育を受けていない人が独自の発想と方法で創る芸術のことです。 20世紀に起こったさまざまな芸術運動の流れのなか、美術界に属さない人々の表現に惹かれたジャン・デュビュッフェによって定義され、1948年にアール・ブリュット協会が立ち上がりました。

「生(き)の芸術」と呼ばれるこの潮流は、日本においては2004年に設立された滋賀県のボーダレス・アート・ミュージアムN0-MAが牽引。 2008年から2009年に開かれたスイスのアール・ブリュット・コレクションとの共催展覧会をきっかけに、欧州でも日本のアール・ブリュットが注目されるようになりました。 2010年には、パリ市立アル・サン・ピエール美術館で日本人63名、約900点もの作品を展示したArt Brut Japonais展が開催され、12万人の観覧者数を記録。 8年後の2010年にもArt Brut Japonais IIも6ヶ月で10万人を集め人気を証明しました。 その後2012年からはオランダとイギリスを巡回する展覧会 OutSider Art from Japanも10万人を動員、成功を収めました。

2017年からNHKワールド・Eテレで放送されている5分間のドキュメンタリー番組「no art, no life」は日本のアール・ブリュットアーティストの姿を追い続けています。 関連して現在、東京藝術大学大学美術館にて特別展「あるがままのアート ―人知れず表現し続ける者たち―」が9月6日(日)まで開催中。 エッセイスト内田也哉子さんの音声ガイドで楽しむことができます。 8月23日にはNHK Eテレ「日曜美術館」にて特集が組まれました。 本書には、展覧会で展示されている作品が多数収録されています。 また、9月5日~12月6日には、渋谷公園通りギャラリーにて、著者がキュレーションを担当した東京都主催のアール・ブリュット2020特別展「満天の星に、創造の原石たちも輝く カワル ガワル ヒロガル セカイ」の開催が予定されています。 音声ガイドは女優の、のんさんが担当されています。

本書は、国内外の展覧会はもちろん、テレビ番組でも注目を集めている日本作家40名による作品を270点超の図版で紹介。 180度開ける造本で心ゆくまで鑑賞できます。 話題を集めた欧州の展覧会でキュレーションに関わり、15年以上のあいだアール・ブリュットに携わってきたアートディレクター小林瑞恵氏が作品を選定し、見所や作品が生まれた背景などを紹介・解説しています。


『アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術』

目次・収録アーティスト
第1章 いろ_重なり合う「いろ」から浮かび上がる世界
福井 誠_Fukui Makoto_大小さまざまな色の目の惑星、 見つめる先の精細なカタチの宇宙
高橋 甫_Takahashi Yoshi_黒一色の世界に、 鮮やかに描きあげた実在
魲 万里絵_Suzuki Marie_生命のかたちへのイマージュ
阿山隆之_AyamaTakayuki_色艶やかな生きものたちの楽園
岡元俊雄_OkamotoToshio_躍動するモノクロのポートレート
辻 勇二_Tsuji Yuji_此処にあり、 此処にない現実と空想の街
八重樫 道代_Yaegashi Michiyo_突如生まれた極彩色の絵画
稲田萌子_Inada Moeko_淡く柔らかな、 終わりなきぐるぐるの世界
美濃部 責夫_Minobe Sekio_四角に込めた美しきミニマルアート
佐藤朱美_Sato Akemi_浮かび上がる瞬間のイメージの色彩

第2章 かたち_枠のない想像から生まれる「かたち」の宇宙
KATSU_増殖する線が織りなす建造物
木村全彦_Kimura Masahiko_極細の光の粒が描くモチーフ
鵜飼 結一朗_Ukai Yuichiro_時空間を超えた異世界の創生
木村 茜_Kimura Akane_紙の奥に秘められた身体感覚
本岡秀則_Motooka Hidenori_紙にコレクションされた無数の電車
伊藤広哲_Ito Hiroaki_フォーカスしたのは暮らしを支えるテクノロジー
澤田真一_Sawada Shinichi_荘厳な美しさを放つトゲトゲの生きものたち
藤田 雄_Fujita Yu_遊び心満載の実験室
藤岡祐機_Fujioka Yuki_幅1ミリにも満たない正確無比な切り紙アート
国府田 良子_KodaRyoko_不思議なリズムが奏でる文字の配列美

第3章 そざい_暮らしにある「そざい」に秘められた未知の可能性
渥美圭亮_Atsumi Keisuke_日常の素材で生まれた鳥獣戯像
江中裕子_Enaka Yuko_心を開放していくコラージュ
勝部翔太_Katsube Shota_ビニールタイの極小の戦士たち
勝山直斗_Katsuyama Naoto_夜中に描かれる至福の壁画
佐々木 早苗_Sasaki Sanae_素材とかたちのハーモニー
渡邊義紘_Watanabe Yoshihiro_落ち葉に吹き込まれた生命
石野敬祐_Ishino Keisuke_理想を詰め込んだペーパー・ドール
梅木鉄平_Umeki Teppei_既視感のあるような、 ないような不思議に包まれたオブジェ
萩尾俊雄_Hagio Toshio_広告怪獣、 現る
山崎健一_Yamazaki Kenichi_無数の光と緻密な図形にこめられた記憶

第4章 ものがたり_作品一つひとつに込められた「ものがたり」
西山洋亮_Nishiyama Yosuke_不規則性の美学
池田真悟_Ikeda Shingo_飽くなき遊び心がつくったマイノート
宮宏一郎_Miya Koichiro_独自の観察眼と評価指数で描かれる問いと未来
古久保 憲満_Kokubo Norimitsu_無限に広がるパラレルワールド
吉澤 健_Yoshizawa Takeshi_その文字は、 街の記憶
平野智之_Hirano Tomoyuki_異世界をクリエイトする、 独創ショートムービー
戸谷 誠_Toya Makoto_生涯をかけて描き続ける壮大な絵巻物
松田僚馬_Matsuda Ryoma_地球防衛団が綴る平和へのメッセージ
松本寛庸_Matsumoto Hironobu_柔らかく広がるカラフルな亜世界
西田裕一_Nishida Yuichi_凜々と舞う繊細で緻密な線画

[コラム]
アール・ブリュット誕生の軌跡と未来への可能性
海外から日本の商店街まで―差異を超えて人をつなぐ無形の資産―
枠のない独創性は、 世界を再創造する―世界の環境系のアール・ブリュット―

著者:小林 瑞恵
発売日 : 2020/8/27
単行本(ソフトカバー) : 204ページ
定価:本体2,700円+税
ISBN-10 : 447939348X
ISBN-13 : 978-4479393481
出版社 : 大和書房
http://www.daiwashobo.co.jp/book/b507339.html

推薦:内田也哉子
縦横無尽な表現(アート)にひれ伏す!
自由と窮屈の間に線を引いていたのは、 他でもない自分の心だった……

小林 瑞恵(こばやし・みずえ)

1979年長野県生まれ。 社会福祉法人愛成会副理事長。 アートディレクター。

2004年障害のある人々が創作活動を行う「アトリエpangaea」を立ち上げ。

2012年-13年日本のアール・ブリュットを本格的に紹介するヨーロッパ巡回展「Outsider Art from Japan」、2014年日本スイス国交樹立150周年記念事業「ART BRUT JAPAN SCHWEIZ」展(スイス)、2017年障害者の文化芸術国際交流事業2017ジャパン×ナント プロジェクト 日本のアール・ブリュット「KOMOREBI」展(フランス)、2018年 「Art Brut Japonais II 」展(フランス)で日本側キュレーター。 2016年東京芸術文化評議会アール・ブリュット検討部会委員を務める。

2019年第99回ピースボート「地球一周の船旅」水先案内人。 「NAKANO街中まるごと美術館」も手がけ、数多くのアール・ブリュット作品を紹介。

今後は企画協力、キュレーションを担当した2020年東京都主催のアール・ブリュット2020特別展「満天の星に、創造の原石たちも輝く カワル ガワル ヒロガル セカイ」が控えている。 (会期:2020年9月5日(土)~ 12月6日(日) 会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2 及び交流スペース 詳細は https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2020/20200905-52.html )共著に『スウェーデンのアール・ブリュット発掘―日常と独学の創造価値』(平凡社)がある。


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