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結成18年という長い年月の中、数々のメンバーチェンジを繰り返しながらも着実に夢を掴みに行く姿勢を見せ続けるTHE CHERRY COKE$が遂にカリブ海への航海へ出た...


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LESS THAN JAKE(Roger、Buddy)× KEMURI(伊藤ふみお)インタビュー / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
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Sakiko Osawa「Chronic」リリースインタビュー ~道玄坂の繋がりと流れから~ / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
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Ziv Lahat (Painter, Illustrator etc) インタビュー/ A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
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亮弦-Ryogen- インタビュー / A-FILES オルタナティヴ ストリートカルチャー ウェブマガジン
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BOYS NOIZE @ FUJI ROCK FESTIVAL ’13 LIVE REPORT

BOYS NOIZE @ FUJI ROCK FESTIVAL ’13 LIVE REPORT

Profile of |FUJI ROCK FESTIVAL|


BOYS NOIZE
2013年7月27日(土) @ FUJI ROCK FESTIVAL ’13

BOYS NOIZE @ FUJI ROCK FESTIVAL ’13 LIVE REPORT

この日の大トリでもあった”Bjork”のShowのアンコールをしっかりと見届け元々時間的にも無理があった”BOYS NOIZE”を観る為にレッドマーキーへ移動。当然Bjork終わりの帰宅渋滞に巻き込まれるのだけれども、着いたそのレッドは想像以上に人で溢れ返っていて、テクノの本場ドイツ出身のこのエレクトロなダンスDJに今どれだけ注目が集まっているかというのが一瞬で肌で感じる事が出来た。雨が降ってるわけでもないのにあのBjork様を差し置いてレッドの屋根からたくさんの人がはみ出る位の集客だったわけですから。2日目の夜だしみなさん最後の夜遊びムードだった様ですね。

その勢いはライブを見ても納得。キャップを被った一見どこのナイトクラブにもいそうな白人の青年が、大きなガイコツのセットに乗って音を自由自在に操る。エッジの利いた彼のチューンは、完全にロック好きなクラバー達をも虜にしロックオン。むしろ普段クラブなどで遊ばない所謂四つ打ちという音楽に馴染みがないオーディエンスでも彼の音に親近感が沸くのには少しも時間がかからなかったであろう。一昔前はDJと言えばとにかく音に合わせて踊り狂うっていうイメージ、でもBOYS NOIZEはちょっと違う。下手したらMOSHやステージダイブなんかが起こってもおかしくない位のオーディエンスの騒ぎよう。まさしくロックやパンクなどのライブと何一つ変わらないのである。それがあのたった一人の白人の青年から発せられてるいるわけだから、もしかしたらバンド以上のパワーと爆発的なエネルギーがあるのかも。ハードコアのボーカルさながらにスクリームしているかのような(実際していたと思う)彼の表情と力強く握った拳がオシャレで少し知的なDJのイメージを完全にぶち壊し、更に感情移入し親近感が沸いてくる。実に汗臭い。

”Ecstasy One For me”

我々にとってみたらこのBOYS NOIZEがエクスタシーそのもの。彼は普段どんなエクスタシーを栄養源にしてこんな音を作っているのだろうか。熱気と興奮と物凄いパワーに圧倒され、少し疲れている体に十分過ぎるほどの刺激を与えてくれるのでした。

BOYS NOIZE @ FUJI ROCK FESTIVAL ’13 LIVE REPORT

DJやクラブという夜遊びなイメージを完全にぶち壊した夜遊びアーティストが現われる事で、もっともっとロックや一般層の人達が気軽にクラブに来て、朝まで踊って騒ぐと言う文化が絶えず継続されるきっかけになる事であろう。現在この日本では風営法という理不尽な法律によって夜遊び文化が失われつつある。失うというより奪い取られようとしている。こういうBOYS NOIZEの様な幅広いリスナー層を持ちえるDJがクラブでプレイする事で、夜遊びクラブ文化の救世主となりうる可能性は大いにあると思う。ドイツといえばAtari Teenage RiotやKraftwerkなどの個性派打ち込みアーティストが存在するが、BOYS NOIZEがこういう音が好きなリスナーに刺さるのは当然だとして、もっと幅広くDESTRUCTIONやKREATORなんかのメタル系のバンドの間にこのBOYS NOIZEが登場したら普通に盛り上がるような気がする。ちょっと無理があるかな(笑)。でもそれ位大胆なブッキングで冒険するのも全然ありだと思いますね。彼のエクスタシーにメタルのリスナーも圧倒されますよきっと。



text by kenichi kono
photo by kenji nishida

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