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BOYZBOYZBOYZ – New Album “ELECTRIC EVIL MAKE BOMB” Release&LIVE INFO

[2012/03/22]
BOYZBOYZBOYZ 『ELECTRIC EVIL MAKE BOMB』

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前作『THRASH RETRO』で見せたSKATE THRASHやMETAL的なアプローチは踏襲しつつ、今作『ELECTRIC EVIL MAKE BOMB』は60’GARAGE PUNKやPsychedelic “MOD” Groove系、そしてPUNKにおもいきり針を振った、ある意味完全なるAlternative Rockに仕上がっている。また、ここからは本人達はまったく意識していないであろうが、MudhoneyやPixies、Dinosaur Jr.といったGrungeなバンドをも彷彿させる「悪さ」な要素が楽曲に見事なまでに存在している。

(1)のアルバムタイトルの冠を背負うショートナンバーのELECTRIC EVILから、超絶的な60’SPsychedelic Bluesを展開する間奏が印象的な(2)のMONSTER PUSSY RULEZの流れは「これが新しいBOYZBOYZBOYZだ」と言わんばかりの自信と荒々しさを兼ね備えた究極のNEO GARAGE PUNKに仕上がっている。 続く(3)BEAST→(4)SPEEDING MOTORCYCLEは前作を完全に突き抜けた+「悪さ」が満ち満ちた至極のCROSSOVER。(5)の100%WORSTに至っては「SKATE THRASHの最終形態はこれである」と断罪されたかのような楽曲で、重く、そして速い、でもってPOPという三幻想を見事なまでに表現している。
続く(6)COMECOME HAWAIIと(7)LIFE’S A BEACHはSURF GARAGEとSURF PUNKをTHRASH軸でここまで再現するか!?といった、ライブではキラーチューンであろう怒濤のナンバー。なぜにBOYZBOYZBOYZがSMALL FACESやJBを!?と苦笑してしまうカヴァーの(8)と(10)も聴き所のひとつ。 AKILLER&WiKa がヴォーカルの中心を担って制作された70’S ACID FORK色全開の(9)YEAH!と、METAL好きの彼女に苦悩するShoegazer男子を歌ったIndie PopとDEATH METALの融合(笑)(11)のTHRASH METAL GIRLは前作には存在しなかったBOYZBOYZBOYZのPOPセンスが爆発している。 映画「MADMAX」に登場するバイク警官のグースを敬愛するがあまりに1曲仕上げてしまったという(12)GOOSEは往年のLou Reedをおもいきり彷彿させるCITY ROCKに、これまたおもいきり泥臭いHEAVY METALを押し込んであるという怒濤の作品。アルバムの最後をしめる(13)HOWDYは今作では異色作、短い曲尺の中での矢継ぎ早なのに心地よい展開とZAKIの泣きのブルーズに注目してほしい。

マキシマム ガレージ ガレージ スラッシュ! スラッシュ! クロスオーヴァーの向こう側で生まれたガレージパンクの超進化型。
「前作のスケールを超えた」という言葉では収まらない・・・、、「前作を超えた」は普通過ぎる。 あえて言うなら『前作は忘れていいこれが彼らの真の姿である』

『ELECTRIC EVIL MAKE BOMB』
発売日:2012年4月4日
価格:¥1,575(税抜価格¥1,500)

収録曲
1.ELECTRIC EVIL
2.MONSTER PUSSY RULEZ
3.BEAST
4.SPEEDING MOTORCYCLE
5.100%WORST
6.COME COME HAWAII
7.LIFE’S A BEACH
8.ALMOST GROWN
9.YEAH!
10.DO JUST WHAT I WANT
11.GOOSE
12.THRASH METAL GIRL
13.HOWDY

BOYZBOYZBOYZ – Live Schedule 2012 –

BOYZBOYZBOYZ

3.31(SAT) 新宿ACB

4.13(Fri) 中野MOONSTEP

5.12(SAT) 新宿アンチノック

6.9(SAT) 取手ダンデライオンカフェ

6.23(SAT) 名古屋ZION

7.14(SAT) 京都ソクラテス

8.25(SAT) 神戸 太陽と虎

9.8(SAT ) 渋谷サイクロン

9.22(SAT) 小倉WOW


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