DJ SOULMAN Short Interview

CULTURE.ART.MUSIC.LOCAL.EGO = SCENE

［2015/10/24］

DJ SOULMAN Interview

今からちょうど20年前。ミクスチャーと言われるいわゆるロックとラップがミックスされたスタイルが確立されつつある前の1995年に、The Phunk Junkeezのアルバム「njected」に衝撃と多大な影響を受けた人は多かったのでは無いだろうか。もう20年も経ったのか。。その現在活動中止中のThe Phunk JunkeezのMCでもあり現在単独でDJ活動をしている親日家SOUL MANの来日前にお話を伺いました！

DJ SOULMAN インタビュー

—–出身や音楽を始めたきっかけなどを教えて貰えますか？

カリフォルニアに住んでるんだけど、出身は元々アリゾナなんだ。でもほとんどの時間をカリフォルニアで過ごしてるかな。音楽は、10代の頃からずっとやってて、10代の頃B-boyブレイクダンサーだったんだけど、ミキサーとかターンテーブルとか、DJが大好きだったんだ。それで友達のパーティーでもMCをやったりもしてて、それがビートにボーカルを乗せた始まりになるのかな。

—–どんな音楽を聴いて育ったんですか？

Beastie Boys, Red Hot Chili peppers, Run Dmc, Tribe Called Quest, Sublime 311とかそんな感じの音を聴いてたよ。今はCarnage, San Holo, DJ SnakeみたいなTRAPミュージックやオールドスクールなが凄く気に入って聴いてるよ。

—–最近はどんなDJスタイルなんですか？

ロックとかヒップホップとかエレクトロトラップやみんなが知ってて口ずさめるようなファンクビートなんかをマッシュアップしたぶっ飛んだミックススタイルかな。新しいスタイルをミックスした昔の曲とかそういう感じかな。

—–DJってソウルマンにとってどんな存在？

う～ん。。むしろDJとバンドってどういう違いになるのかな～？僕がDJする時は、ほとんどの曲は有名な曲なんだよね(笑)。でもバンドにいるといつでもアンダーグラウンドにいたくなる。DJをする事は凄く好きだし、ある意味自分のソロのキャリアでもあるんだ。

—–アメリカではどんなところでプレイするんですか？

ラスベガスのmandalay bayとかサンディエゴのhard rock hotel。あとは、サンノゼのtasteとかロスのMondrian hotel。でもアメリカ中でプレイしているし、今年の2015年はヨーロッパも行ったし南アメリカも行ったし、中東にも行ったしね。ついにアジアツアーも待ってるしね！あとは、ロシアに行きたいかな。凄く良いクラブがあるっていうし、最高のウォッカがあるから(笑)

—–最近のお気に入りのアーティストなどは？

The Weekndは凄く良いアーティストだし、carnageもかなりヤバイね。ラッパーのmigosも好きだし、後はyellawolfとかdiploとかmajor laserやDj snakeとかかな？オールドスクールなDJとかだったら、Jam Master jayとQbertとZ tripで、ニュースクールなDJだったら、dj crazeとかtrentinoとかFlowFly from France辺りはベストだね！

—–ここ過去最近で誰を聴きました？

今週はNWAをずっと聴いてたね。というのは、映画を観たからなんだけど。オールドスクールな時間に戻れたよ。

—–次の展開や構想は？

今、他のアーティストとコラボレーションの制作をしているよ。いつでも音楽は作ってるし、2016年にはなんか凄く楽しくでファンキーな作品をリリースで出来たらなって思ってる。

—–The Phunk Junkeezでまた歌う可能性は？

2009年にライブ再結成をしてからもうPJはやっていないからね。もしかしたらいつの日かライブはするかもしれないけど、それまではDJ Soulmanとして活動するのが今は好きなんだよね。

—–親日家としても知られていますが、日本の好きな場所や好きなところは？

日本はどこでも好きだけど、九州は特に好きな街だね！ご飯も美味しいし。日本のファンはリアルな音楽をいつも愛してるし、だからこそ日本が好きなんだよね。リアルな音楽好きな人達だよ。だから凄くまた戻れるのが待ちきれないし、日本の音楽中毒者達とパーティーピーポーをロックしたいね！

—–最後に日本のファンにメッセージを！

去年行けなかった事を凄く申し訳なく思ってるから、今年のカムバックツアーは本当に楽しみにしてるよ！

DJ SOULMAN Interview

Interviewed by Kenichi Kono