ELEVATION vol.3 2013.06.22 at 町田The Play House REPORT
THE PLAY HOUSE 30TH ANNIVERSARYとして東京町田にて開催された【ELEVATION vol.3】
前売りチケットはソールドアウトし、若干枚用意された当日券にも多数の並びが出るといった状況にオープン前から盛況具合が覗えた。
町田で1996年から行われてきたイベント【地中音波】から派生したライブイベント【ELEVATION】今回はここ町田で古くからライブの舞台を彩り、多くのシーンに影響を与えてきたライブハウスTHE PLAY HOUSEの30周年アニバーサリーを兼ねたスペシャルデーという事で行われた。
出演はMEANING、YAMAZIN、そしてTHA BLUE HERB
3者3様にそれぞれの個性が光るアクティブなステージで会場は見事にクロスオーヴァーした発信地となっていた。
さらに転換を含めて前後オープンからクローズまでのフロアDJをDJ SAGARAXXが務め上げた。
この日、トップバッターで登場したのはMEANING。若干の緊張感を漂わせながらもポテンシャルの高さを存分に魅せつける。メタルの匂いの中にコアな部分を残しながらもメロディックな有効打が轟く。元来ヒップホップのアーティストの出演が多かった当イベントにおいては比較的異色の存在であったかも知れない。 しかし彼らの人気、勢いの前ではそんな不安は微塵も感じる事なく、スタートから会場中が熱気に満ちた自分達のホームといわんばかりの空間をきっちり確立していた。 モッシュ&ダイヴが沸き起こる中、ダイナッミックにフロアとの距離を縮め、ルーツとモダンを両立するかのようなギターリフが随所に垣間見れる。それを支えるリズム隊はそういった派手な部分を際立たせる抜群の安定感を保っていた。
続いて登場したのは、町田出身でこのイベントをオーガイナイズする重要人物のひとりYAMAZIN!
そのキャラクターと巧みな話術で会場中を一気に和やかかつ温かく包みこむ。その中で生きることの中から生まれたシリアスなリリックやイベントへの想いは刺激的にフロアをビルドアップしていった。ナチュラルな彼の覇気がこの段階ですでにこの日のイベントの成功を物語っていたように思う。
そして満を持してTHA BLUE HERBが登場!
当イベントが初開催となったvol.1以来、4年前ぶりに町田のステージへ降臨した。
精魂込めた一声一音。感じる事、考える事、動く事。 発する言葉の力、音楽の力。それは未知数だが無限の可能性がある事を感じずにはいられない。 流れを乱されようが嫌味なく場を掌握してしまう百戦錬磨の猛者はレベルミュージックが持つ棘と愛と希望を存分に感じさせてくれた。 日常、時に言葉は便宜的な意味合いでしかない時がある。しかし彼らが放つ一言一言は間違いなくフロアにいる者に、その心にずっしり届くものであった。
そう、『未来は俺等の手の中』にある・・・。
ELEVATION vol.3 2013.06.22 at 町田The Play House PICTURE GALLERY
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