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芸術家エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)『Voices from the inside展』 2021年5月28日(金)~7月27日(火)at THE KNOT TOKYO Shinjuku 2F Gallery

[2021/05/18]

芸術家エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)『Voices from the inside展』 2021年5月28日(金)~7月27日(火)at THE KNOT TOKYO Shinjuku 2F Gallery


想像できる?
魔法の空間

奥底にあるものに触れ
再びつながる旅

存在し得る
でも気づくことのないものへの回想

『Voices from the inside展』 (以下、本展)は、女祈祷師や魔女といった女性たちの物語から着想を得ています。

森羅万象と自分の身体との調和を目指し、また集合的な思考を解体するために、自身の内なる声に耳を澄ませてみましょう。

「身体」とは、ただそこにあるだけのものではなく、単なる資源や商品でもありません。 それは私たち自身であり、精神的、性的、そして文化的なエネルギーを運ぶ方舟です。 身体によって、私たち一人一人の物語が綴られているのです。

古典的な女祈祷師や魔女のような神話や宗教・文化的な側面を持つ女性に恐れを抱くのは、女性による支配構造やエロティシズムが文化的基準を超越してまっている、という考えがまかり通っているためです。

事実、15世紀から18世紀にかけての魔女狩りに代表される女性に対する大迫害は西洋社会の社会規範に深く根を下ろしており、それによって生まれた偏見が、今日の女性が直面する現実を容作っています。

日本でも、古来、女性は祈祷師や巫女といった宗教的に重要な役割や地位を担っていましたが、次第にその力は制限されてきました。

芸術家エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)は、そんな彼女たちのイメージを“秩序を乱すもの”から“自由な女性”“今日のフェミニズムの象徴”へと昇華を試みます。

本展はサイトスペシフィック・アート*としてTHE KNOT TOKYO Shinjuku(以下、THE KNOT)の2Fギャラリーに誕生し、そこは一歩足を踏み入れると幻想的な光景広がる魔法の空間へと生まれ変わります。

この展示方法はスコヴロンスカにとっても初の試みです。 ご自身の“内なる声”に耳を傾けて、あなただけの時間と空間をお楽しみください。

*サイトスペシフィック・アートとは、特定の場所に存在するために制作された芸術作品または経過のこと。


芸術家エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)
『Voices from the inside展』

【日程】
2021年5月28日(金)~7月27日(火)

【料金】
入場無料
24時間ご来場いただけます。

【会場】
ライフスタイルホテル THE KNOT TOKYO Shinjuku 2F Gallery
(東京都新宿区西新宿4-31-1)
https://hotel-the-knot.jp/tokyoshinjuku/access/


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エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)

エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)

ポーランド出身の芸術家エヴェリナ・スコヴロンスカ(Ewelina Skowronska)は、現在、東京を拠点に活動しています。 彼女は主に「女性の身体」を探求しており、そのテーマに付随するジェンダー、アイデンティティ、セクシュアリティといった諸問題と作品を通して対峙しています。

スコヴロンスカはポーランドのカトリックの家庭に生まれ育ち、過去に英国やデンマークでも居住した経験から「様々なアイデンティティ、歴史・文化、帰属意識などにたくさん触れられました。 そのおかげで、世間では『身体』には身体的に重要な機能と制約があるという考えが一般的ですが、それと同時に私たちは生活のなかで、現し世を身体の内側と外側の双方から認識している、という事実に気づけました」と話します。

彼女の作品は主に版画や陶器ですが、Voices from the inside展では実験的なエアブラシの技法を用いました。
スコヴロンスカは国内外を問わず個展やグループ展に参加しており、2017年ST Bridge FoundationによるPrint Prizeを受賞。 版画作品は、Victoria and Albert Museum(英国)、スパイラル / 株式会社ワコールアートセンター(日本)、Guanlan Printmaking Museum(中国)などにコレクションされています。


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