FUJI ROCK FESTIVAL ’13 ~フジロック 事前展望 スペシャル part 1~
PROFILE OF |FUJI ROCK FESTIVAL|
チケットの先行特別価格での販売期限が6/14(金)に迫る中いよいよステージ割りも発表された今年のフジロック。
それぞれの思惑やスケジューリングなど具体性を帯びてきた中、今年もA-FILESでは独自取材を敢行させて頂きます!
事前展望 スペシャル part 1という事で今回は現段階でのプランニング案をオススメアーティストの紹介を交えてお伝えしていきます。
FUJI ROCK FESTIVAL ’13
2013年 7月26日(金)27日(土)28日(日)
9:00開場 11:00開演 23:00終演予定
さてさて今年もフジロックの季節がやって参りましたね。サイトとしては3年目の突撃取材。毎年計画を立てつつもその現場現場で感じたままにレポートさせて貰っている結果、メインの取材を外したりなんて事は当たり前になってきてしまってますが、その方がリアルで良いかなと勝手に思っているわけです。今年もそんなスタイルで立ち回ろうかと思ってますが、当日の天候や状況などによって変わることは間違いありません!という事でタイムテーブルが出てない現時点での立ち回りを勝手に予想しましょう。
まずは初日。昨年は一発目のHEY SMITHを見る為にかなりの早起きをして準備万端で出かけたわけですが、予想以上のバス待ち渋滞などで敢え無く断念。今年こそはという事で、一発目にORANGE COURTに登場となりますお祭りバンドのTURTLE ISLANDを見る為に車で行く事になりました!これは絶対に見逃せませんね。ORANGE COURTは割と入り口から遠目なので、それを計算した上で早めの行動を心がけます。いきなり走ったりしたら体力消耗してしまうし。。。昨年以上の早起きで望みましょう。この流れだときっとその後は昨年見事に復活を果たしたcro-magnonをFIELD OF HEAVENで見る方向になりそうです。この両バンドは確実に野外向きでいきなり初日の前半を盛り上げる事間違いないので期待しちゃいますね。
いきなり飛ばし過ぎな感じになりそうなのと天気も気になるところなので(笑)お次は屋内のステージRED MARQUEEでアメリカは西海岸発LOCAL NATIVESのライブでややまったりしたいところです。西海岸独特のカラっとしたイメージとはやや離れたしっとりとしたサウンドは雨が降ってても晴れてても心地が良さそう。ここRED MARQUEEはフードコートの傍なのでこの流れでご飯を食べる事になるかと(笑)そのご飯を食べてる最中にきっとGREEN STAGEからMY BLOODY VALENTINEが奏でる空間に響き渡る音がフワフワと聞こえて来てそのままGREENに吸いよせられるように移動。何となく想像できますよね。
そしてここからが別れ道です。そのまま残ってBRAHMANを観てNINを観るか、WHITE STAGEでDUB STEPのパイオニアSKRILLEXを観るか。。。実は何気にREDのTAME IMPALAも気になっておりますので激戦区です。ただこの遅い時間帯のWHITEの砂利がちょっと苦手だったり(笑)ちょっとしたヘタレですが。。。タイムテーブルと相談になりますね。
そして実は何気にこの日は夜のお遊びに注目していまして。確実に見逃せないのがこちらも西海岸発!DEATH GRIPS!既にアルバムと映像はチェックしましたが実はこのバンドが今回のベストアクト予想。そこで衝撃を受けたままDJ SHADOWで体を揺らして初日は完全にノックアウト!その他KEMURIやCHARAや浅井健一などの日本勢も注目したいところです。いきなり初日からリストを見てるだけで目がチカチカ。さてどうしましょうか。
そして2日目。こちらも確実に朝早起きしないといけない理由が出来てしまいましたので初日の夜遊びは注意です。WHITE STAGEの一発目THE CHERRY COKE$。朝から思いっきり踊って初日の疲れを吹き飛ばしましょう。
疲れが吹き飛ばされるというかアドレナリンがタップリ出てしまうと思うのでそのままFIELD OF HEAVENへ移動しロンドン発リズミカルなフォークパンクバンドSKINNY LISTERを少し遠い丘の上から見たいですね。でもこのバンドもTHE CHERRY COKE$同様、飛び跳ねて踊ってしまう臭いがプンプンして終いにはビールでも。。。。お仕事ですから一杯だけという事で。そのまま砂埃を起こしにビール片手にステージ近くまで急接近。
この後は本来であればLA発の(またLAです!)女性シンガーPRISCILLA AHNを観にREDまで行きたいところですが、時間的に厳ししいかな。
WHITEのROCKET FROM THE CRYPTを待つ間隣を流れる川で小休憩(笑)いきなり休憩ってって思うかもしれませんが結構移動がシンドイのです。あの川は確実に癒されますね(立ち入り禁止だったらすいません。。)。
今年はなぜかカリフォルニアと縁がある様ですがROCKET FROM THE CRYPTもサンディエゴ出身。このバンドのロックンロールなステージを堪能したら次は癒し番長KYTEを観にREDへ向かいます。去年のexplosion in the skyの様に出来ればお外で観たかった。。。時間的に間に合わない気もするのですが(笑)とにかくREDへ向かい体力温存。エレクトロニックなUKサウンドDARK STARが観れたらラッキー。観れなかったらそのままGREENへ移動し鬼才KARL HYDEをまったりと芝生に座りながら観たいところですがきっとこの時点でBJORKを観たい人々で場所取り合戦。戦場となる事間違いないです。アンダーワールド好きな僕としてはKARL HYDEが何をするのか気になるところなのでここは抑えておきたいところ。
そしていよいよBJORKの登場!勝手に既に鳥肌が立ってしまってますが、これだけ好きなのに今までの来日を予定が入ってたからと見逃し続け、こんな年齢になり初BJORKってなんだか少し恥ずかしい話ですが、あの満天の空の下に幻想的なライトと歌声と。。。こうなったら雨が降っても良い。むしろ降ってくれた方が更に彼女の声が湿っぽく響き渡るのでは?なんて勝手に想像してますが、やはり今回のメインなので今からドキドキしてしまいますね。
この2日目の夜遊びもMODESELEKTORやRYUKYUDISKOなど後ろ髪が引かれそうですがここは我慢(出来ないパターンも。。。)。
2日目はその他JURASSIC 5やBOYS NOIZEやSUZANNE VEGAやMANNISH BOYSやFOALSなど時間帯次第では観たいアーティストばかり。でも全部観れないのがフェスの宿命。なかなか観れないであろう順に選んでいくと自然と海外アーティストになってしまうのは仕方がないのです。
さてさて3日目となると疲れもピーク。しかしテンションもピークという事で夜遊び次第で立ち回りが変わってきます。音楽そっちのけでゾンビになってる人々もたくさん勃発しますが、自然と一体になって空や木々に溶け込む音を遠く聴くのも全然有りだっていう感覚に包み込まれます。
いつものパターンだとCafe´ de Paris辺りでまったりSWING JAZZバンドなんかを見つつ(ビールを飲みつつ。。。)割とこのエリアのちょっと違った雰囲気を楽しみます。午前中から午後にかけてはそんな感じで考えてますがLITEや光風&GREEN MASSIVEの日本勢もかなり気になるのでその日次第という感じでしょうか。
そしてこういうフェスの醍醐味は全く今まで聞いた事なかったバンドに遭遇するというサプライズでしょう。事前チェックの音源視聴では想像つかない位素晴らしいSHOWを見せるバンドもたくさんいるわけです。その内の一つがGREENに登場のニュージャージー発YO LA TENG。インディー/ギターポップというか最近のアメリカのロックシーンの主流な臭いがプンプンしてますが開放感ある野外のステージというシチュエーションとの化学反応も手伝って良いステージな予感がします。
そしてKING OF野外といえばこちらフィラデルフィアを拠点に活動するLOTUS。
過去にメタモルフォーゼに出演し、昨年はグリーンルームフェスなどやや中規模フェスでおなじみのバンドの念願のFUJIのFIELD OF HEAVENで初登場。
バンド好きとクラブ好きの両方から支持される彼らのライブは確実に虜になるでしょう。
そのままFIELD OF HEAVENに残ればファンクジャズバンドのLETTUCE(このバンドのライブの定評は高いです!)が観れるので残りたいところですがEGO-WRAPPIN’ も泣く泣くスルーしてやはりGREENでTHE CUREを観たいところです。過去に数々のバンドが彼らのカバーを曲を披露してきたので、自然と知ってる曲は多いはず。名曲だらけです。結成は70年後期ですが80年代の代表的なバンドを挙げたら確実に彼らの名前が出てくる位80年代を象徴するバンド。今回逃したら次はいつになる事やら。。。この時間帯はGREENにいる事は確実です。
その他TAHITI 80やなかなか音源が好きになれないがライブは定評のあるThe xxやVAMPIRE WEEKENDなど時間に余裕があれば観て実感したいところですがそれもその場次第という事で。
さて最終日のメインも終わり2013年のFUJIも終わりが近づくわけですがその後の夜の舞台では基本的にCRYSTAL PALACEテント前に集まり関係者や出演者や友達などと軽く打ち上げパターンがいつもの流れ。あそこの空気感は海外の様でやはり大好きです。昨年も取材しましたBig Willie’s BurlesqueなどのSHOWも行っているので中を覗きつつっていう感じになりそうですね。
しかし!まだまだ知らないバンドの音チェック段階なので方向性が一気に変わる可能性も。そしてやはり現場主義な為、その日の状況で観るバンドをドンドン変えて行きたいと思いますのでリアルなレポートをお楽しみに。ゴンドラに乗って辿り着いたDAY DREAMING and SILENT BREEZEが心地良かったらそこにずっと居てしまうかも?そんな一日を過ごすフジロッカーだっているはずですよね。自由な感じで楽しみましょう。そして予想通りの行動になるか!?2013年FUJI ROCK FESのリポートもお楽しみに!
TURTLE ISLAND
タートルアイランド (日)
7月26日(金) / ORANGE COURT
1999年20世紀末 豊田市にて結成。幾多のメンバーチェンジを繰り返し、現在は和太鼓、篠笛、あたり鉦、シタール、タブラ、馬頭琴、ジェンベ、ドゥンドゥン等各国の様々な土着楽器とギター、ベース、SAXなど西洋楽器を使い 日本のお囃子やチンドン等 日本やアジア、モンゴロイドのGROOVEと、パンクやロック、レゲエサウンドから民謡、各国土着音楽まで勝手雑多に飲み込んだ極東八百万サウンド。
日本、アジア近辺の土着ズンドコビートと独自の世界観や節回しを磨きつつ 自分たちのルーツ 遺伝子 細胞 魂の踊る音楽を模索追及中。
2012年現在総勢17名のサウンドメンバーと音響等、スタッフあわせ20数名が入れ替わり 状況に応じ形を変えつつ進行中。 日本列島、アジア周辺の土着音楽やアートといった文化に焦点をあて、伝統芸能と現代的な解釈と融合を経た次世代のアーティストを交えた”SOUL BEAT ASIA””橋の下世界音楽祭”をmicroActionと共に開催している。
国外では、スペインとフランスの国境バスク自治州ツアー、モロッコ国王主催のMAWAZINE FESTIVAL、ニューヨークでの公演と3カ国の海外公演を果たした。
cro-magnon
クロマニヨン (日)
7月26日(金) / FIELD OF HEAVEN
オオタケシゲカズ/コスガツヨシ/カネコタクミ
1996年、米国ボストンにて、Dr&Per:大竹重寿、G&B:コスガツヨシ、Key:金子巧が出会いジャムを始める。
99年帰国後、Loop Junktionを結成。1枚のミニアルバム、2枚のフルアルバムをリリースし2004年惜しまれつつも活動停止。同年、進化した三人が原点に立ち返り、cro-magnonとして活動開始。ジャンルを軽く超越したgrooveでトリオの可能性を追求中。ステージの大小を問わず必ずオーディエンスを踊らせるスタイルは韓国や東南アジアでも人気爆発。
2009年には2度目のヨーロッパツアーを成功させ、同年8月5日に通算4枚目のフルアルバムをリリース!2010年12月はcro-magnon 初となる全曲Vocalist とのコラボアルバム” joints ” をリリース。 (参加アーティスト 土岐麻子、さかいゆう、七尾旅人、Roy Ayers 、TWIGY 、gagle 、鎮座ドープネス、S.L.A.C.K. & PUNPEE 、MC KAN 、三宅洋平 、有坂美香 、Steve Spacek)
2011年、一度は解散するも、2012年復活を宣言、4月18日には初のbest album “The Best” をリリース!さらに2012年7月には講談社モーニングにて連載されている人気漫画 “へうげもの”とのコラボレーションアルバム “乙”をリリース。
2013年は通算5枚目のフルアルバムの制作と通算3度目のヨーロッパツアーに向けて絶賛制作&LIVE活動中!!
LOCAL NATIVES
ローカル・ネイティヴス (米)
7月26日(金) / RED MARQUEE
テイラー・ライス(G/Vo/B)、ケルシー・ エアー(Vo/Key/Per/G)、ライアン・ハーン(G/Key/Vo)、マット・フレイザー(Dr)
ロサンゼルスのシルヴァー・レイクを拠点に活動する4人組インディ・バンド、ローカル・ネイティヴス。
2010年初めにアルバム『ゴリラ・マナー』でデビュー。SXSWでのパフォーマンスが音楽業界で注目を集め、アルバム発売直後からNMEやピッチフォークなど各方面のメディアで”2010年大注目のバンド”として取上げられ話題となった。
そして日本ではアルバム国内盤発売前という異例のタイミングで、フジロック・フェスティバル’10に出演。森に囲まれた昼さがりのホワイト・ステージでの彼らのパフォーマンスは、幻想的な世界を作り出し多くの観客を魅了した。さらに2011年、東京/大阪のジャパン・ツアーも行い、2012年11月にはホステス・クラブ・ウィークエンダーに出演。
2013年1月、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーのプロデュースによるセカンド・アルバム『ハミングバード』をリリース。
DEATH GRIPS
デス・グリップス (米)
7月26日(金) / RED MARQUEE (PLANET GROOVE)
2010年カリフォルニア州サクラメントにてステファン“MCライド”バーネットとザック・ヒルの2人で結成。
結成直後にリリースしたミックステープ『エクスミリタリー』に収録されていた『ギロチン』がタイムアウトNY紙の2011年No1シングルに選ばれると、ピッチフォーク、NME、ローリングストーン、ザ・ニューヨーカー等数多くの媒体の年間ベスト・リストに選出される。 翌2012年にはデビューアルバム『ザ・マネー・ストアー』をリリース。前作からのユニークなパンク・ラップ・サウンドだけでない新たな境地を開拓し、現在最も本能的で緊張感のあるバンドの一つとしての地位を確立。
さらに2012年上半期においてインターネットで合法的に最も楽曲がダウンロードされたバンドとしてビットトレントにて3400万ダウンロードを記録。 「2012年は2枚のアルバムをリリースする」という宣言通り『ノー・ラブ・ディープ・ウェブ』を無料でオンライン・リリース。24時間でストリーム数が10万回を超える。 リリース後のアメリカ、ヨーロッパ、アジアでのツアーは全て完売し、コーチェラ、ビッグ・デイアウト等のフェスにも出演。2013年もツアーが続く。
THE CHERRY COKE$
ザ・チェリー・コークス (日)
7月27日(土) / WHITE STAGE
高い人気を誇る7人編成のPADDY BEAT BAND(IRISH PUNK BAND)。
1999年、KATSUO(Vo)、HIROMITSU(Ba)を中心に活動を開始。数々のデモテープを作成しながらライブ活動、メンバーチェンジを繰り 返し全国的に活動の場を広げ、新たな試みを重ねつつ現在のサウンドに至る。
ボーカル、ドラム、ギター、ベースに加え、アコーディオン、ティンホイッスル、マンドリン、バンジョー、ボーラン、サックス、トランペット、ブルースハープ 等の楽器を使い分け陽気なモノから哀愁漂うモノまで様々な楽曲をPLAY。そのサウンドから、Rancid、FLOGGING MOLLY、CASUALITIES、GREENLAND WHALE FISHERS、THE SUICIDE MACHINES、STREET DOGSなどの海外アーティストの公演サポートをはじめ、FUJI ROCK ROOKIE A GO GO、HAWAIIAN6&FUCK YOU HEROES pre. 「1997」、新木場STUDIO COASTにて「KEMURI EXTRA SHOW with Do The Ska」、PUNK SPRING 2010などに出演。2011年には恵比寿LIQUID ROOMでのワンマンラブを敢行し成功を収めるなど、国内外で精力的に活動中。
これまでに、5枚のアルバム、1枚のミニアルバム、1枚のシングルをリリース。
2010年にはNHKアニメ「ジャイアントキリング」の主題歌として「MY STORY 〜未だ見ぬ明日〜」が抜擢され、2012年には満を持してメジャーから初となるフル・アルバム「BLACK REVENGE」(通算5枚目)をリリース。多くのロックキッズだけでなくライブハウスや音楽関係者にも大きな衝撃と注目を集めた。
そして2013年6月に早くも待望6枚目となるニューアルバム「COLOURS」をリリース。
SKINNY LISTER
スキニー・リスター (英)
7月27日(土) / FIELD OF HEAVEN
ローナ・トーマス (Vo) ダニエル・ヘプティンストール (Vo, Acoustic Gt, Stomp Box) マックスウェル・トーマス (Vo, Accordian) スリム・ブラック (Vo, Mandolin and Electric Gt) マイケル・カミーノ (Vocalist, Double Ba)
スキニー・リスターはロンドンで結成された、レトロでノスタルジックな5人組のフォーク・パンクバンドで、イギリスで最も忙しいと賞されたフェスティバル・バンドでもあります。メンバーは踊りながら歌う女性Voのローナ、ストンプ・ボックスを足で踏み鳴らしながらアコースティックGtをかき鳴らし歌うダニエルの二人が前面に出て、歌いながら蛇腹を広げるローナの兄マックスウェル、同じく歌いながらマンドリンを響かせるスリム・ブラック、ハワイからやって来たダブル・ベーシストのマイケル(勿論彼も歌います)が周りを固めるシンプルなアコースティック編成。ドラマーはおらず、ダニエルが踏みならすストンプ・ボックスと、各々が演奏する際に叩く楽器の音、足踏み、ダンスのステップでリズムを取る。そんな彼らのライブは、気付けば見ているお客さんも各々のリズムを手拍子や足踏み、そして掛け声で奏で出し、最後には多くのリズムで満ち溢れます。
ROCKET FROM THE CRYPT
ロケット・フロム・ザ・クリプト (米)
7月27日(土) / WHITE STAGE
Speedo(Gt/Vo)/ Petey X(Bass)/ ND(Gt)/ Atom(Drums) / Apollo 9(Saxophone)/ JC 2000( Trumpet)/ Ruby Mars(Drums)
アメリカはサンディエゴからやってきたJohn Reis率いるバンドRocket from the Crypt。1991年のファーストアルバム “Paint as Fragrance”でデビュー。その後メンバーの脱退を経て新メンバーAdam “Atom” Willard をドラムスに、そしてJohn Reisの吞み仲間のPaul “Apollp9” O’Brian をサックスに新メンバーとして迎えて制作された1992年リリースのセカンドアルバムCirca: Now!が当時のアンダーグラウンドシーンでヒットしたことがきっかけとなりInterscope Recordsと契約を結ぶ。その後、6人目のメンバーとなるJason “JC 2000” Craneがサックスとして新たに加わったことにより、ホーン隊を更なる武器としたガレージパンクバンドへと変貌を遂げ、アルバム “The State of Art Is on Fire”を1995年にリリース。同年彼らの作品のなかでも最も賞賛を浴びたアルバム “Scream, Dracula, Scream”もリリースされた。
2000年頃からメンバーそれぞれのプロジェクトの追求もはじまり、2005年のバンド解散までパンクリバイバル期にその新鮮なスタンスを魅せ続けた。 2011年アメリカの子供番組 “Yo Gabba Gabba!” で役を演じていたJohn Reisが同番組内でRocket from the Cryptの再結成を実現させ、新作オリジナルソング “He’s a Chef” を演奏。
そして翌年2012年にRocket from the Cryptの再結成が正式に発表され、今年2013年にはヨーロッパツアーも組まれることが現在明らかになっている。 6年の沈黙を破り今年ついにフジロック’13に彼らRocket from the Cryptが登場。未だ新鮮であり続ける彼らの熱いパンク魂は必見。
YO LA TENGO
ヨ・ラ・テンゴ (米)
7月28日(日) / GREEN STAGE
アイラ・カプラン(Vo/G)、ジョージア・ハブレー(Vo/Dr)、ジェームズ・マクニュー(Vo/B)
1984年、当時音楽ライターをしていたアイラとジョージアを中心にニュージャージー州ホーボーケンにて結成される。91年にジェームズが加入し、現在のスリー・ピースの形となる。ライヴやアルバムのリリースを着々と重ね、ついにオリジナル8枚目である97年発表の『I Can Hear the Heart Beating as One』で世界中に大ブレイク、CMJチャート1位を獲得し日本でもその名前を知らしめ、高い評価をうける。
芳醇な音楽的知識に裏づけされながらも自由な音楽精神、ノイズあり、サイケあり、ドリーミー・ポップあり、様々な要素を取り入れた彼らの音楽を一言で表すことは大変難しく、その音楽的姿勢は現代のヴェルヴェット・アンダーグラウンドとも評されることも。ここ日本でも根強い人気を誇り、昨年11月に東京で行われたライヴもソールドアウトとなり、大好評のうちに幕を閉じた。本年1月、ジョン・マッケンタイア(トータス)のプロデュースによる最新アルバム『フェイド』をリリース。
LOTUS
ロータス(米)
7月28日(日) / FIELD OF HEAVEN
Luke Miller ルーク・ミラー、Jesse Miller ジェシー・ミラー、Mike Rempel マイク・レンペル、Chuck Morris チャック・モリス、Mike Green マイク・グリーン
1999年にインディアナ州ゴッシェン・カレッジの仲間が集って結成、2002年よりフィラデルフィアを拠点に活動する5人グループ。
自らを<オーガニック・アンビエント・トランス・ファンク>と呼ぶ彼らのサウンドは、テクノやハウスのエレクトロニック・スタイルをとりながら、ファンク、ジャズ、ワールド・ミュージックの多大な影響と、ヒューマンな温かみを感じさせる。
03年にリリースした実質的1stアルバム『Germination』がアメリカはもちろん、日本でも脚光を集め、続く初のスタジオ盤となった2nd『ノマド』で、エレクトロニカ/ライヴトロニカというシーンを代表するバンドとして、完全にその評価を確立した。
とりわけライヴでの評価は高く、大型野外Fes.をはじめ、結成以来、いまなお年間100本以上をこなすライヴは全米各地でソールドアウトが続出している。日本でも05年の初来日、つづく翌06年の再来日で、圧倒的なパフォーマンスで多くのファンを熱狂させた。
2009年にはメタモルフォーゼに初出演、2012年に再び横浜のグリーンルームフェス。フジロックでロータスをようやく観れるのはファンの夢でしょう。
FUJI ROCK FESTIVAL ’13 ~事前展望 スペシャル part 1~ / ~フジロック 事前展望 スペシャル part 2~
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