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GO-BANG’S with FAIRY ROCK スペシャルロングインタビュー

GO-BANG’S with FAIRY ROCK スペシャルロングインタビュー

—–えー、今回は来る12月4日、六本木SuperDeluxeで開催されるGO-BANG’S(以下、ゴーバンズ)のワンマンライブ応援企画ということで、森若香織さんとゴーバンズのバックをサポートされているFAIRY ROCKの皆様にインタビューってな感じです。よろしくお願いします! (聞き手AKIRA-BOYZ(BOYZBOYZBOYZ))

全員 : よろしくお願いしま-す

—–まずはですね、リリースから少し時間が経っていますが、あらためて20年ぶりのフルアルバム『FIARY BRAIN』のお話から。今回、ゴーバンズ名義で新作を出すきっかけというか、モチベーション的な部分を聞かせてください。

森若 : 稲葉さん(株式会社トイズ ファクトリー 代表取締役社長 兼 A&R チーフクリエイティブディレクターの稲葉貢一氏)という方がいらっしゃるんですけど、その人がですね『スペシャル GO-BANG’S(2013/ベスト版)』を出したときにゴーバンズが何か動き始めてるってことを耳にしたみたいで『やるならまたいっしょにやろうよ!新曲出そうよ』って言ってくださって

—–トイズの社長からってデカいですよね。たしか、稲葉氏はゴーバンズの初期に深いつながりがあるんですよね

森若 : そうなんです。『プリマドンナはお好き?(1988)』をいっしょに作った人なんですけど…、これけっこういい話よ(ニンマリ)

—–よろしくお願いします(笑)

森若 : ゴーバンズがデビュー前の話、1986年くらいだったかなぁ…、私も稲葉さんもお互い若くて(しみじみと)。でね、たしか渋谷のどこかでゴーバンズがライブしたときに、稲葉さんがライブ後に話しかけてきてくれて。そのとき私は普通のファンだとおもって偉そうにフフーんって感じでいたんですけど、いや違いますと。僕はレコード会社の人間ですって

—–アハハハハ!

森若 : でね、そこからすっごく仲良くなって、『プリマドンナはお好き?(1988)』をいっしょに作ったんです。私の家でふたりで曲作りとかしたり、私の感性とか、ぶっ飛んだ部分も良い部分としてものすごく引き出してくれて。しかもね、会社に怒られるからってことで、偽名を使ってまで私たちをプロデュースしてくれたんですよ

—–会社に背を向けてまでもゴーバンズに懸けてくれたと

森若 : そうなんですよ。でね、その後メジャーに行くことが決まって、その後も稲葉さんは会社を移って私たちといっしょにやってくれるって言ってくれてたんですけど…

—–言ってくれてたんですけど?

森若 : 引き離されちゃったの…私たち。大人の事情と大人の陰謀で引き裂かれちゃったの。恵比寿のルノアールでね『もう、できないんだよ…』って言われて、もう彼氏に別れましょうって言われるよりショックだった。稲葉さんなしでメジャーなんて…どうすればいいんだろうって

—–相思相愛だったふたりが…。

森若 : 大人って酷いでしょ?でも、そんな稲葉さんがね、またいっしょにやろうって言ってくれたことは、きっかけとしては大きいかな。あの時の続きをもう一度やろうよって

—–しかも今は邪魔する人間はいないでしょうしね。

森若 : 『あのときは何もできなかったけど、今はなんでもできるよ、社長だから』って(笑)

—–アハハハハ(笑)男が一生に一度は言ってみたい台詞ですね!

森若 : 生き別れになったふたりの男と女が、25年経って再会して、あのときの続きをやるってステキでしょ?

—–かなりステキですね!では逆に稲葉さんからの話じゃなければやらなかった?

森若 : やらなかったかもしれない。もしやったとしても森若香織のソロ。でも、稲葉さんは森若香織のソロにはまったく興味なくて(苦笑)彼はね、ゴーバンズが好きなの

—–ゴーバンズだったらもうなんでもいいと

森若 : ほんとそんな感じ。で、やるんだったら新曲だ、俺とやろうじゃないか!って感じで

—–熱いですね!ゴーバンズとして活動する中で、新曲という概念はあったんですか?

森若 : なかったですね(キッパリ)。ベストを出したときも懐メロというか、思い出の1品的な気持ちでしかなかったです。ベストの次はレアなベスト版とか、レアテイク集みたいなのとかそういった展開でもできたらってくらいにしか考えてなかったです

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—–不安とかは?

森若 : ないといえば嘘になりますけど、マジで?って感じで。でも、稲葉さんとだとできそうな気がして。あと、ベスト版の選曲をしてたとき、もうホントこれでもかってくらいゴーバンズを聴いたんですね。そのとき思ったのが、本当に誰でも楽しめる曲、明るい曲、ひねくれまくってるけどスネてない、自分で言うのもなんですけど『今でも全然いけるじゃん!』って思って(笑)

—–ゴーバンズの楽曲はまったく古くならないですからね。ただ、ソロでの作風とは違いますから、いきなりゴーバンズモードで作曲って切り替えが大変だと思うんですが?

森若 : とにかくゴーバンズにならなきゃって意識しましたね。もう超前向き、ゴーバンズってホント超前向きな女の子なんですよ。で、ひねくれててマニアック、バカなんだけどわかってる女の子

—–そのまま何も変わらずにいけそうな気もしますけど(笑)新作は7曲入っていますけど、どのくらい曲を書かれたんですか?

森若 : その3倍くらいは書いたと思う。作ったらすぐに稲葉さんに聴かせるんですけど、『これはゴーバンズじゃない!』って(笑)でね、そんなことを続けてて、ある日また曲を聴いてもらったLINEに『キターーーーーーーーーーーーー!』って

—–稲葉氏が求めていたゴーバンズが!

森若 : キタんです(笑)それが『サンキューパンキュー』だったんですよね。『これだよー!』って。そこからはもうトントンって感じで、ダダダーって出来ていきましたね

 
—–芯からゴーバンズに戻れた瞬間ですね!

森若 : 戻しましたね、流れを掴み直せた感じ。今聴いてみるとボツになった曲は『サンキューパンキュー』まで到達する通過点というか、フローでしかなかったように思えます

—–出世魚のような感じで?

森若 : そうですね、イナダからブリになっていく過程を辿るような感じですね(笑)

—–イナダも美味しいので是非聴いてみたいですけどね。サウンド面ではかなりエレクトロに寄っている感がありますが?

森若 : 音は全部エレクトリックにしたいって決めてました。もうバンドじゃないし、バンドサウンドにこだわりはなかったので。バンドサウンドにしちゃうと、ライブを演るってなるとひとりだから、なんか違うなーって

—–バンドサウンドにしてしまうと、いろいろとカテゴライズされてしまう部分もありますしね。

森若 : そうそう、昔の仲間が集まって同窓会的なってなっちゃうとそれはそれでアリかもだけど、ゴーバンズじゃないなって。ゴーバンズはいつだってその時々の旬なものを取り入れてきたので、今回もこの瞬間で旬な音にしなきゃって気持ちは大きかったですね

—–エレクトロにもいろいろありますけど、影響されたアーティストとかっていらっしゃるんですか?

森若 : K-POPがすごく好きで、SHINeeとか、EXOとかはもうガチで好きなんですよね。この辺が好きってなるといろいろ偏見もあると思うんですけど、もちろん顔がカワイイってのもあるんだけど(笑)単純にサウンドが好きなんですよ。あとハングル、こればっかりは予想ができない

—–予想が出来ない?

森若 : 35年もやってると、洋楽を聴いてもなんかこうわかっちゃうんですよね。私は作詞家としてもたくさんの曲、それこそK-POPの作詞もたくさんやっているんですけど、英語とかだと、なんとなくわかるんだけど、ハングルがサウンドに乗っかってくる感じがもうなにひとつ読めないというか、解釈できない感じ。未知の世界

—–まったくわからない理解の範疇を超えた展開に驚いたと?

森若 : ここにきてまったく解釈できない音楽に出会えるって凄いことなんですよね。なんだろう、始めてSEX PISTOLSを聴いて夢中になったとき、英語も音の一部として聴いてたんですけど、この感覚わかりますか?

—–まったくもってわかりすぎますね!

森若 : でしょ? ハングルはまさにそれ、音の一部で言葉が入ってくる感じ、そこに惹かれましたね。なので作詞しているときも楽しいんですよ。まぁ、K-POPには変なのもたくさんありますけど(苦笑)

—–たしかに(重ねて苦笑)

森若 : SHINeeとか、EXOはサウンド面だけでいうとそれこそ世界中の音楽のいいところの集大成みたいな感じですけど、ハングルが乗った瞬間、聴いたことがない、想像が出来ない音楽に生まれ変わるんです。まぁ、動画で観ちゃうと顔ばっかり見ちゃうから、音だけにして聴いてるんですけど

—–アハハハハ!雑念を払いのけて聴いてるわけですね

森若 : 雑念を払いのけて聴いたらもうBoz Scaggsですよ!

—–AORの帝王!

森若 : 売れる部分を完全に押さえ込んでいて、ものすごく洗練されているし、日本のアイドルじゃなくサウンドがメインって部分にも刺激を受けましたね

—–なるほど、そんな流れで出来上がったニューアルバム、出来上がった瞬間に思ったことは?

森若 : うーん、200%ゴーバンズ

—–最高です!(笑)過去のメンバーから何か感想なんかは?

森若 : なかったですね(即答)でもまぁ20代のときのものだし、30年くらい前のものを『やりたい?』って聞いたら、誰もやりたくないと思うんですよね。でも、私が本気で精一杯、楽しく楽しくゴーバンズをやっていたら、いつか『じゃあ1曲くらいやってみようか』ってもしなったとき、すぐに動ける準備にもなるじゃないですか

—–わぁ、ゴーバニストとしては涙が出そうな台詞ですよ

森若 : でもね、返事は全然来ないですけど(苦笑)私はひそかに待っていますよ

GO-BANG’S with FAIRY ROCK スペシャルロングインタビュー

—–すべてのゴーバニストがあの3人でのリユニオンを熱望していますよ!!!アルバムが出たら次はライブですよね。最初はひとりで演るビジョンだったんですか?

森若 : DJのHEMOちゃんと昔から知り合いで、いっしょに演ろうかなって思ってました。で、1回新宿のLOFTでケラ&ザ・シンセイサイザーズと一緒に演ったときに凄く盛り上がったんですよ。そのとき別にバンドの生演奏じゃなくてもこんなに盛り上がるから全然大丈夫、これでいこうって思ったんですよね。ゴーバンズは昔、ギターがいないからバンドじゃないとかけっこう言われてたこともあったんですけど、今ってそんなのたくさんいるじゃないですか。『あたしたち、早すぎたのね』って感じで

—–当時のギターレスは時代の先取りだと(笑)そんな思いがなぜガールズバンドをバックに従えるという方向転換に?

森若 : そのLOFTのライブのときですね、ケラ&ザ・シンセイサイザーズでドラムを叩いてるREIKOちゃんがリハーサルのときに『私、ゴーバンズのドラムだったらなんでも叩けますからいつでも言ってください!』って言ってきてくれたんです。でも、そのとき私も緊張してたから『OK! なんかあったら呼ぶね』って、空返事を(笑)

—–呼んだんですか?

森若 : 『ホント、いつでもいけますんで!』って言ってくれてたんですけど呼ばなかったんですよ。でもね、REIKOちゃん、ライブ中ずっとステージの脇でひざを突いてしゃがんで私のほうを見て待機してるんですよ

—–いつでもいけます!ってそういうことかと(笑)

森若 : こう、『殿!』って感じで待機してくれていて『あ、この人は本気だ…』って。それからREIKOちゃんのことはずっと心のどこかにいてんですよね。で、だんだんとガールズバンド構想が膨れ上がってきて

—–で、結成へいざ行動と?

森若 : そう、企画書を書いたんです!

—–企画書?

森若 : 稲葉さんに『ゴーバンズガールズバンド企画 GBGB』って企画書を

—–アハハハハ! CBGB的な

森若 : ゴーバンズは女の子の世界なのでこれからはガールズバンドでいこうと思いまーすみたいな。で、アルバムでお世話になったバイオリンのIZUMIちゃんとキーボードのCHIKAちゃんには絶対にお願いしようと思っていて、ステージ脇でも家でも待機してくれているREIKOちゃん、BOYZBOYZBOYZが私のバックを演ってくれたときにWIKAちゃんにも『何かあったらいっしょに演ろうね』って話もしていて、『あ、これでWIKAちゃんともいっしょにできるな』って思って

—–メンバー候補を企画書に載せたと。

森若 : ですね、皆に確認する前に。今だから言えるけど(笑)

FR全員 : えー!そうだったんですか!!!

森若 : そうなの、ゴメンね。写真もネットから適当に拾ってきて貼り付けて

—–いやぁ、やることが大胆ですね!

森若 : 稲葉さんに見せたら『かわいいね!いいね!』ってOKをもらって、そこから皆さんに確認を取るって感じでしたね

—–なるほど。でも、普通はバンドならギターとベースも探したほうがよかったんじゃないですか?

森若 : ガールズバンドにはこだわりがあったけど、バンドって概念にはこだわりがなくて、パートというより人で選んだ感じですね。なのでこれでいいんです、なんとかなるって思ってたし、実際それ以上に上手くいっているので

—–そんなFRのメンバーを森若さんからおひとりずつ紹介していただけますか?

森若 : OK!


IZUMI「ロックやポップスは若い頃は聴いたことがなかった」


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森若 : じゃ最初はバイオリンのIZUMIちゃんでーす!IZUMIちゃんとの出会いは『FAIRY BRAIN』のレコーディングでバイオリンを弾いてもらったのがきっかけです

—–レコーディングで森若さんと初めてお会いに?

IZUMI : そうですね。

—–ゴーバンズとの出会いは、昔聴いていたとかそういうのは?

IZUMI : 幼稚園のバス遠足のとき『あいにきて I・NEED・YOU!』が車内でかかっていて、みんなで歌っていました

—–よ、幼稚園ですか!

森若 : 感慨深いですよね(笑)しかもあれは略奪愛の歌なのに、幼稚園児に歌わせるのはいかがなものかと…。まぁのん気で楽しい曲だからあれだけど…

—–幼稚園時代がファーストゴーバンズなわけですが、そこからもずっと記憶の片隅にゴーバンズはいたと。

IZUMI : はい、いましたね。なのでいっしょに演れて本当に嬉しいですね。レコーディングのお仕事とかけっこうあるんですけど、ひとつのプロジェクトが終わったらそこでおしまいってことが多いので、ひとつのチームとしてお仕事ができるっていうのはなかなかおもしろいなって。しかも森若さんとだから楽しいですし

—–これまでバンドとか組まれたことは?

IZUMI : 一度もないですね。4歳からバイオリンを始めて、ずっとクラシックの世界で育ってきたこともありますし、親からテレビを見るとバカになるって育てられてきたのでそういった情報とかもまったく入ってこなかったので、ロックやポップスは若い頃は聴いたことがなかったですね

—–サラブレッドじゃないですか!だとしたら、パンクなんてものは…

IZUMI : さっぱりわかんなかったです(キッパリ) でも、今はポップスのお仕事もたくさんやってますので

森若 : IZUMIちゃんはホント凄いんですよ。ジャンルとか関係なくいろんなお仕事をされていて、東方神起もやってるんだよね!ゴーバンズとも運命的なことがあって

IZUMI : はい、ライブでバイオリンを弾かせてもらいました

—–すごいキャリアですね!で、運命的なもっていうのは?

IZUMI : 『あいにきて I・NEED・YOU!』でバイオリンを弾いてるのが私の師匠だったんですよ

—–えー!凄い偶然

森若 : 凄いでしょ?『あいにきて I・NEED・YOU!』を聴いて、『あれ、これ中西さんじゃないですか?』って音だけ聴いて

—–わかるもんなんですね!ランディー・ローズとジェイク・E・リーの違いくらいはわかりますけど。

森若 : だってギタリストはわかるじゃん、ジミー・ペイジとブライアン・メイの違いとか、そういうのはわかるけど

IZUMI : 壁の向こうでうっすらと聞こえる程度でも、師匠の音はどんな音楽でもすぐにわかりますよ

—–師匠から弟子へ、ゴーバンズも世襲制の時代に到達しましたね。

森若 : 古典落語みたいなものよ。でも、ホント運命的。きっとこれも妖精の仕業よ!


REIKO「ゴーバンズは初恋の相手と同じなんです」


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—–きっとそうですね!では次にドラムのREIKOさんいきましょうか

森若 : ケラ&ザ・シンセイサイザーズでドラムを叩いてて、前にやってたtokyo pinsalocksではゴーバンズのトリビュートもやってくれてて、その頃から気にはなってたんですけど、先ほど話した件で、なんだか待機してくれてたみたいで(笑)

REIKO : LOFTのリハを観ていて、DJのHEMOさんと森若さんふたりだけで、ドラムの椅子が空いてたんですよ。その誰もいないドラムの空間がもう光輝いて見えてしまって、うわぁ…あの椅子に座りたい!って

—–熱いですねぇ!REIKOさんは熱烈なゴーバニストと聞いています

REIKO : 初めて聴いたのは小学校の頃なんですけど、『THE T.V.ショー(1989)』ってアルバムを兄が買ってきて、それを聴いてからというものゴーバンズ一色でした。凄くステキなアルバムで、曲と曲の間にナレーションが入ったりして

森若 : 最近のお肌の調子が…、そんなときは?

REIKO : ゴーバンズ!

森若 : 私はちょっと疲れ気味…、そんなときは?

REIKO : ゴーバンズ!

森若 : あなたもわたしも!

REIKO : ゴーバンズ!

—–アハハハハ!完璧ですね

REIKO : もう大好きなんです! 小学校のときなんで本質を理解できてなかったかもですけど、とにかく森若さんの虜でした。違うCDですけど、特典で缶バッジが付いてて、それをランドセルに付けて登校してました!

—–中々、類まれな小学生ですね!

REIKO : 世代的におニャン子クラブとか工藤静香とかの時代なんですけど、私はゴーバンズ!ゴーバンズが好きな自分をかっこいい!って思ってました

森若 : 大人っぽい!

—–たしかに(笑)憧れのドラマーはやはり斉藤光子さんとか?

REIKO : 光子さんも好きですけど、私はドラムを始めた頃からジョン・ボーナムになりたくて

森若 : ZEP!!!

—–ボンゾですか!Led Zeppelinが好きなんですか?

REIKO : 中高と5年間ストックホルムでに住んでたんですけど、そこにはもう洋楽しかなくて

森若 : メタルとABBAの国!

—–ですね!まぁ外国なわけですし、洋楽と言っていいのかもわかりませんけど(笑)

REIKO : そうなんです。あまり場所も時代も関係なく、Led ZeppelinとかPink FloydとかTHE DOORSとかばっかり聴いてて

—–ステキな傾きかたですねー!で、ボンゾになりたいと思ってドラムを?

REIKO : はい。でも、最近になって私には無理なのかなって…気づきはじめました

森若 : そっかぁだからあんなパワフルなんだ。でも、ドラムの音は凄いよ。音だけ聴いてたら男なのか女の子なのかわからない

REIKO : たしかに、音だけ聴いたら男の音だってよく言われますね

—–そんな偏った傾きの中でも、ゴーバンズだけは忘れなかった?

REIKO : はい! もう初恋の相手みたいな存在ですからね。森若さんの書く曲は、メソメソしない、そんなの気にしない、私はこう生きていくの!っていう強い女性像、あまり媚びない女の子感に今でも共感しているというか、基本的にかわいいものには惹かれないんですけど、ゴーバンズだけは違うんです

—–愛が深いですねぇ。だったら今回かなり嬉しいんじゃ?

REIKO : 嬉しいどころか、夢の中にいるみたいです。なによりも感動するのは、モニターから森若さんの生歌が聴こえてくること。耳元で森若さんの生声が、ハァハァッハァ

—–実に気持ちが良すぎるゴーバンズ愛ですね!野球少年がプロになって巨人に入って、監督が長嶋みたいなもんですね

REIKO : ホントその通り!

森若 : そんなおおげさにしないでーーーーーーーー!


WIKA-BOWIEZ「ゴーバンズって女の子がやりたいことが詰まってる」


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—–最高です!じゃあ次はWIKA-BOWIZいってみましょうか。

森若 : そこはAKIRA-BOYZのほうが詳しいでしょ!

—–いや、そこはまぁお願いします(笑)

森若 : えっとですねぇ、BOYZBOYZBOYZをバックにゴーバンズを演らせてもらったとき、待ち時間が結構あって、そのときにふたりでいろんな話をして、ものすごく気があったんです。で、いつか何かいっしょにやりたいねって。衣装を作ってくれたり、いろんなアイディアをくださるファッショニストです

全員 : ファッションリーダー!

森若 : ホントそういう感じ。キーボードもそうですし、ファッションもそうなんですけど、スタンスがすごくおしゃれでかっこいい女の子

—–なるほど。WIKAちゃんは基本的に洋楽しか聴かない感じですけど、ゴーバンズのことどれくらい知ってたんですか?

WIKA : 青春時代に、あれだけ売れられてましたからやっぱりテレビとかで観ていまして。なんだろう、ゴーバンズってそのときから世界観が完成してるなって印象で、洋楽のアーティストを観ている感じでしたね。ファッションもそうだし、ジャケットとかアートワークも全部

—–WIKAちゃんも昔ガールズバンドを演ってましたけど、そういった目線でどう思ってました?

WIKA : 女の子がやりたいことが詰まってるなーって思ってました。ちょっと勝手にライバル視というか、憧れというより嫉妬に近い感情がありましたね

森若 : 私はWIKAちゃんのこと、私が若いときに近いものをすごく感じる。感覚が同じなような気がして、私のほうが全然年上だけど、同級生だったらいっしょにバンドを絶対にやってると思うんだよね!

WIKA : そうなんですか!嬉しいです

森若 : FRの中で私に一番近い気がするの

WIKA : 私は森若さんに出会う前は勝手に、きっと女優さんみたいな人なんだろなってイメージだったんですけど、AKIRA君がインタビューしてる時に同席させていただいてお話を聞いていて、あーイメージと全然違う、こんなおもしろい人なんだって

森若 : よかった!(笑)

—–WIKAちゃんはもともとベーシストなんですけど、ベーシストとしてもやってほしいという気持ちは?

森若 : そりゃありますよ!もちろんキーボードなんだけど、たまにベースを弾くみたいな。HEMOちゃんもギターが弾けるから、たまにギターを弾いて、WIKAちゃんがベースを弾いて、そういうのってかっこいいなって

—–でもまぁ、相当練習しないといけないかもですね…。

WIKA : ほんとそうですよ!全然やってませんから…。一応昔使ってたベースは壊れてたので直しましたけど

森若 : じゃあWIKAちゃんが弾ける曲を作ればいいんじゃないかな

REIKO : ベースが簡単な曲を作ろうよ!

WIKA : えーーーー!

—–ずいぶんと追い込まれてるようですが、今後ゴーバンズに貢献したい部分ってありますか?

WIKA : 皆さん、本当に音楽的に才能があるかたばかりなので、私なんか本当にここにいていいのかなっていつも思ってます。ちょっと悩んでるかな(笑)でも、私にも出来ることはあると思うので、お裁縫とか衣装を作ったりとか、できることでサポートできればいいなって思ってます

森若 : 最初、帽子を作ってくれたんだよね。びっくりしたよー!

WIKA : 羽田空港でライブってことだったんで、CAみたいな帽子がかわいいんじゃないかなって思って。でも、みんなでかぶってブログとかにアップできたらいいなくらいにしか思ってなかったんですけど、みんなが喜んでくれて。あれで凄く自信がつきました!


妖精「妖精は足腰が大事」


GO-BANG’S with FAIRY ROCK スペシャルロングインタビュー

—–じゃあ次は…、妖精さんですよね?

妖精 : …私のこと見えますか?

森若 : 妖精はですね、心がきれいな人にしか見えないんですよ

—–僕にはしっかりと見えているんで、心はまだきれいなんですね。

森若 : 心がきれいな人でないと、このインタビューも読めないかもしれません

—–空白になるということで。では、もしここから空白に見えたらあなたは心がきれいじゃないということで進めさせていただきます。

妖精 : よろしくお願いします!

—–こちらこそ、妖精とお話できるなんて光栄です。

森若 : 妖精はですね、『FAIRY BRAIN』をリリースする際、妖精をシンボルマークみたいにしたくて、Grateful Deadのスティール・ユア・フェイス(デッドの髑髏マーク)みたいな

—–妖精とは間逆のイメージですけど、なるほど(笑)

森若 : そういうのが毎回あればいいなーって思って、妖精を降臨させたんです

—–どうですか、降臨したご気分は?

妖精 : 頑張って妖精になりきろうと…

—–なりきろう?

妖精 : い、いえ!頑張っていこうって思ってます(汗)

—–妖精界からいったいどのように降臨してきたんですか?

妖精 : 森若さんからお話をいただきまして『どうする?自分で決めればいいけど、なしはなし。やるなら覚悟決めてね』って言っていただいて

—–なしはなし!ストイックな降臨方法ですね!妖精としてゴーバンズをサポートするという現実をどう感じられました?

妖精 : いやぁ、お手伝いできるのは嬉しかったですけど、大丈夫かなって

—–大丈夫とは?

妖精 : 私の中に妖精感みたいなものが全然なくって、想像ができないから妖精をどう搾り出そうかと…

—–妖精感がわからない? 搾り出す? 妖精そのものなのにですか?

妖精 : いえいえいえいえ!(さらに汗)妖精としてサポートできるようもう日々努力してます!

—–どのような努力を? かなり興味があります!

妖精 : えっと…、腹筋とか

全員 : アハハハハ(爆笑)

—–腹筋(笑)筋トレですか!

妖精 : 妖精は足腰が大事なんで。あと、妖精はとにかくジャンプだ!と思って、ところかまわずぴょんぴょんとジャンプしてます

—–妖精はジャンプ! いいですねぇ、いいですよ!

妖精 : ありがとうございます。高いところから飛んでみたりとか、いろいろやってます

—–それはジャンプじゃなくダイブですね(笑)森若さんから見て、日々ゴーバンズのために妖精力を鍛えている妖精の姿を見ていてどういった思いを?

森若 : 点数とかは付けられないですね、妖精なので(キッパリ)

妖精 : でも、ものすごく光栄です。私は四半世紀以上、ゴーバンズを愛しているので、共に生きているので、妖精としてサポートできることは本当に幸せです

—–昔の自分に教えてあげたい?

妖精 : 教えてあげたいです!『サナエちゃん、ずっとゴーバンズを好きでいなさいね。いつかあなたは妖精になって、ゴーバンズのお手伝いをするんだよ!』って

—–サナエちゃん?

妖精 : い、いやいやいや!(さらに汗)

—–アハハハハ!でも、25年前の自分に、妖精としてゴーバンズのお手伝いをするって言っても理解できるんでしょうか(笑)

妖精 : 正直、なに言ってんだ!?って思うかもです

全員 : アハハハハ!


「ゴーバンズの新しい始まりを見て欲しい」


GO-BANG’S with FAIRY ROCK スペシャルロングインタビュー

—–FRの皆さんありがとうございました!さてさて森若さん、強靭なサポート陣をバックにさらなる飛躍が期待されちゃってるゴーバンズですが、あらためて意気込みみたいなものを

森若 : ゴーバンズ…、私はゴーバンズってものが好きだけど、一回終わったものなのでそんなに執着してなかったんですよね。正直、私は作家業だけで十分満足。でも、思ったんです。ゴーバンズって私がやらなきゃ誰もやらないなって。私しかいないのかなって。美砂も光子ちゃんもやらないんだったら、私がやらなきゃ途絶えちゃうでしょ

—–まぁ家系断絶的には確実になりますよね

森若 : とある瞬間、ゴーバンズって存在に腹をくくったんですよね。ゴーバンズといえば森若香織ですって。なんかあったら私が全責任を負うって、なんだろう…決意ってヤツ?(笑)

—–その決意が、私含めて多くのゴーバンズ難民を救ったことは事実ですよ!

森若 : ゴーバンズ難民を救い上げる救助船として、ちょっと大変かなって思うところは正直あったんですけど、ゴーバンズをやるって宣言したそのときにもう腹はくくりました。私以外の人がやるのは、やっぱり違うかなって

—–ゴーバンズというカルチャーを後世に残すという大きな役目もありますよ!

森若 : 私しかいないよね。『あいにきて I・NEED・YOU!』を歌ってくれませんかってなって、もし私がそこで『やりません』って言っちゃったら、もう誰も歌わないでしょ。私が何かしていないとゴーバンズが終わっちゃう。それは避けたいんですよね。でもまぁ、オリコン1位になるぞ!とかそういうことでもない。それは若い人たちがすればいいと思う

—– 一種のライフワークみたいなものですか?

森若 : そうそうそれ!ライフワークに近いかな。でも、どうせやるならみんなが喜んでくれるものにしたいなって思っています

—– ありがとうございます! FRの皆さんは今後、ゴーバンズで何か成し遂げたいとか、そういった希望というか野望ってありますか?

REIKO : 今回はゴーバンズの新作の製作からは関わっていないので、もし新しいクリエイティブがあるときは是非、参加したいなって思っています。もちろん、ゴーバンズの曲は全曲叩いていて楽しいので、ずっと叩いていたいです!

—–REIKOさんからラブコールがありましたけど、今後の新曲とかのビジョンは?

森若 : もちろんやりたいなって思ってます。みんなはどう思ってる?

FR : やりたいでーす!

REIKO : もうどこまでもついていきます!

森若 : じゃあ来年やります!というか、やらなきゃいけないって思う。でも、声が出るまでは続けようかなって思ってますけど、歌えなくなったら辞めますよ。ゴーバンズってそれでいいと思ってます。すべては妖精が決めること(ニッコリ)

—–その潔さ、感服です。では、次回作はFRの良さも加味された曲になるってことですね!

森若 : このメンバーで一番かわいくなるものを作りたいなって思ってます。みんな!やりがいあるよねー!

FR : ありまーす!

—–期待してます!さて、来る12月4日六本木SuperDeluxeで開催されるゴーバンズワンマンライブですが、あらためて意気込みのほどをお願いします!

REIKO : 今回ワンマンは2回目で1回目は渋谷のWWWだったんですけど、わたしのデビューはその1回目のWWWのワンマンで、緊張感が先に出ちゃって余裕がなかったんですよね。演奏することに必死で。なので、今回は楽しみたい。誰よりも楽しんでいる様をお客さんに見せたいですね!

WIKA : 今までのライブって、ある程度いろんなことが決まっていて、会場をどこにするかとか、みんなでいちから相談して決めたライブって初めてなんですよね。なので、このワンマンを経て、さらに進化していく様をお客さんに見てもらいたいですね

IZUMI : 私も、いままではたくさんいるスタッフの中のひとりでお手伝いをしている感覚もあったんですけど、今回はゼロベースでみんなで決めて、作っている感覚があるので本当に楽しみです。このワンマンを経て、いろんな発見があると思いますし、来年に活かしたいと思う。私の中では新たなスタートって感じです

—–じゃあ、次は妖精

妖精 : いつも通り頑張ります!

—–うーん、却下です!

妖精 : え! えっと、今は特に考えていないんですけど、1日1本ヤクルトを飲みます!

森若 : 妖精の食べ物はヤクルトなんですよ

—–ビフィズス菌100億個以上が主食なんですね!頑張って飲んでください!では、最後に森若さんお願いします

森若 : 自主公演、ゴーバンズも昔はたくさんやりましたし、ネットもない時代なのでフライヤーも自分で撒いたりとか、でもそういうのホントに楽しくって、大きい会場での思い出より心に残ってるんですよね。楽しい経験しか心に残らないし続かない、そういうライブにしたいなって。ゴーバニストには絶対に来て欲しい、そういう意味ではこのライブが始まりだって思ってるので、ゴーバンズの新しい始まりを見て欲しいなって思ってます


LIVE INFO

GO-BANG'Sワンマン・ライブ
<Fairy Rock Night>

GO-BANG’Sワンマン・ライブ <Fairy Rock Night>
2015年12月4日(金) 六本木SuperDeluxe

OPEN 18:30 START 19:30
前売 5,000円 当日 5,500円(各ドリンク別)

[GO-BANG’S]
森若香織 (Vo)

[FAIRY ROCK]
HEMO (DJ)
REIKO (Dr / ケラ&ザ・シンセサイザーズ)
WIKA-BOWIEZ (Key / BOYZBOYZBOYZ)
CHIKA (Key / ex. FREENOTE)※妊娠中につきこの日は「産休パンキュー」で不参加
IZUMI (Violin)

[GUEST]
chiho(CHORUS / MOTOCOMPO)

チケット発売日:8月23日(日)10:00よりイープラスにて発売
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002166530P0030001P0006

[問]六本木SuperDeluxe  03-5412-0515
https://www.super-deluxe.com/


リリース情報

■GO-BANG’S最新オリジナル・アルバム
『FAIRY BRAIN』(フェアリーブレイン)

* GO-BANG’S本格再始動の第一弾を飾る”アセるほどキャッチー”な新曲の数々が詰まったミニアルバムとなっています*
GO-BANG'S最新オリジナル・アルバム『FAIRY BRAIN』


■森若香織、初の小説「妖精頭脳」

アルバム「Fairy Brain」のリンク小説です。
リアルとファンタジーを行き来する世界で、
それぞれの登場人物が見つける愛のカタチ=妖精 or DIE。

森若香織、初の小説「妖精頭脳」


GO-BANG’S サンキューパンキュー

http://m.youtube.com/watch?&v=O2V2brhbpHk
※YOUTUBEにリンクしています。パケット利用料などに注意してご覧ください。 ご利用の機種により動画をご欄頂けない場合がございますので予めご了承ください。


MORE INFO

GO-BANG’S Official Website
http://www.moriwaka-kaori.com/


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