インディペンデントなアーティストによる合同展示『今』展[第二弾]2020年6月26日(金)〜28日(日)at 渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3
アーティストが切り取る、時代の転換点。インディペンデントアーティストによる合同展【今展】が開催。
2020年6月19日(金)、クラブイベントや野外フェスなど、ストリートシーンで活動を行う6組のインディペンデントなアーティストによる合同展示「今展」がスタートした。
本展は2020年6月19日(金)〜2020年6月21日(日)に第一弾展示を終了し、現在第二弾展示に向けて作品のアップデートを行なっている。第二弾は、2020年6月26日(金)〜2020年6月28日(日)に同場所にて開催する。
新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでの「日常」は大きく変化した。
人が集うことが困難となり、私たちは無意識下で常に“ソーシャルディスタンス”を意識するようになった。
未曾有の危機下において、絶対的な正解など存在しない。
それぞれが自分の頭で考え、行動することが求められている。
混沌とする世界の中で、人びとは迷走しながらも、瞑想状態にあるのではないだろうか。
人間とは、社会とは、何かーー。
そんな問いかけをテーマに、開催されているのが「今」展だ。
クラブや野外フェスなど、ストリート/カルチャーシーンでインディペンデントな活動を続ける気鋭のアーティスト6組による合同展である。
社会の「リアル」を見つめ続けてきた彼らの目には、時代の変換点である「今」はどのように映っているのだろうか。
本展では、各アーティストが捉えた「今」が作品として展示されている。
さらに、急速にオンライン化が進んだ「今」の新たな試みとして、WEB上で制作風景やアーティストへのインタビュー、作品解説などの動画コンテンツも配信。オフラインとオンラインを反復しながら、楽しめる展示となっている。
アートとは、社会を映す鏡のようなものだ。そして、鑑賞者に問いを投げかける。
目に見えないものへの恐怖や緊張、先の見えない日々への不安、その中で再確認する“人間らしさ”…。
様々な思念が交錯する「今」だからこそ、アートを通して見えてくるものがあるのではないだろうか。
「今」展
【日程】
6/19-6/28の金・土・日、6日間
休館日:期間中の月曜-木曜
営業時間:14:00-20:00(最終日のみ18:00まで)
【参加アーティスト】
〼meL-Hen
Kusakabe Taiki
Aruto Watanabe
STONE63
三角FRASCO研究所
松坂大佑
【料金】
入場無料
【会場】
渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3
(渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F)
【配信協力】
Pucatronic TV/MASSIC .inc
https://pucatronictv.tumblr.com
※「今」展の各種コンテンツを閲覧可能
会期中は会場からの配信を行います。制作風景やインタビュー等の配信も随時更新していきます。
また後日公開されるインタビューと各作家による作品解説の動画でも、展示をお楽しみいただけます。
【ウェブサイト】
https://2020may-ten.themedia.jp
※ 作品購入は展示会内・WEBからどちらからも可能です。
Making Movie
「今」展 ステートメント
桜の下で集うことが叶わなかった2020年。息を潜め心の笑顔を見つめようと努めた春。
現在、私達の社会は空間を必要としている。
大きさにしてひとりの人間につき半径2メートル。
小さな空間を保つための大きな努力。
いま社会は恐怖と緊張を原動力に動いている。
その原因と共存するには3年ほどかかるらしい。
ならば私たちはここに「今」展を開催し、
これから3年間、問い続け、答え続けてみようと思う。
社会が存在する世界とはどんなところか。
空間とはなにか。
なぜものづくりをするのか。
〼meL-Hen
ペインターのRUSOWとAyanicocoによるアートユニット〼meL-Hen。「メニメニーメニ!(目にmany目に!)」をテーマに、色彩豊かなアクリルペイントを軸に、ブラックライトを使った視覚効果を生み出す作品や、キャンバスの白と黒のペイントを巧みに使ったMONOCHROMEの世界観を表現した作品等を、空間に生まれるエネルギーを吸収しながらリアルタイムで創り上げていく唯一無二のライブペイントを披露する。一貫しているのは生命の力強さ。またVJプロジェクションマッピングとのコラボレーションペイントや空間デコレーションなど視覚表現も行う。
2018年8月ベトナムのKIRIN株式会社による新商品発売イベントにてライブペイントを行う。これまでにFUJI ROCK FESTIVALやSUMMER SONICといった大型フェスへの出演や、千葉県南房総で開催されたミュージック&アートフェスZIPANGのアートプロデュース、SHOPやCAFEのロゴ・キャラクター・壁画制作等、多岐に渡る活動をするアートユニット。
Kusakabe Taiki
1983年東京生まれ 。幼い頃より画家の祖父・小野木学の作品にかこまれて育ち絵を描くことを楽しみとする。2003年 阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。表現の場を求めストリートアートの世界に身を置く中でライブペイントの活動を始める。大小様々なライブハウスやクラブ、フェスティバルなどでのパフォーマンスや会場の空間演出を行う。2008年より居合道場に通い日本の伝統的な身体性や精神性を学び始める。そして墨による筆線の表現を始める。
現在は墨絵の表現を主軸としながら活動の場を拡げ、大使館での催しや、コンテンポラリーダンスの舞台などでのパフォーマンスをはじめ、フェスティバルなどでの空間演出を手掛けている。立体造形プロジェクトKU KANを主催。アートユニットmetaholicsに所属。
https://www.theart.jp/artist/kusakabe
Aruto Watanabe
90年代後半に表現活動を独学で開始。
アクリル絵具、マーカー、スプレー等を用いたミクスドメディア作品によるライブペイントや インスタレーション、スケートボードデッキのグラフィックアート、CDジャケットデザイン、壁画等、絵から広がる様々な表現活動を継続中。
今ないものが生まれる感覚、内側から心を突き動かす”力”みたいなものを想像し表現しています。
https://www.instagram.com/arutowatanabeizm/
STONE63
ラップとアートの二足の草鞋履き。
ファーストアルバム「ACQUISITION」のリリース、様々なアーティストのアルバムやコンピレーションアルバムに参加。
アート活動の方では、国内外にて様々なパーティーやイベントでのライブペインティング、企業や店舗などの壁画制作などを行う。定期的な個展や展覧会の他に、お客さんが持ち込んだアイテムにその場でペインティングをするという、ライブペインティングワークショップも反響を呼んでいる。
様々な賞の受賞や、”Live Paint DOJO 2013″ 個人戦と”Live Paint DOJO 2014 in Kyoto” 個人戦にて優勝、二冠を果たす。”ART BATTLE JAPAN 2018 Vol.3″では20分間のライブペインティングバトルで優勝。
ベルギーとベトナム、中国とフィンランドでライブペインティングや作品展示を行う。
また、Aruto Watanabeとのお楽しみ企画ユニット「ジ・スペシウム」など活動は多岐に渡る。
https://www.instagram.com/oddstone63/
http://www.stone63.com/
三角FRASCO研究所
東京発のアート・クリエイティブ集団「三角FRASCO研究所」
音楽にテクノロジー×映像×アート要素を巻き込んだ国内外のパーティーカルチャーや、愛と創造力に溢れるDIYなレイヴシーン、強烈なキャラクターが揃う現在の東京アートシーンにも精通し、”鼓動を止めない心臓のように”メンバーそれぞれが活動中。
松坂大佑
広島生まれ。
DJ、作曲家、エンジニア。
94年より楽曲制作を始め、98年よりDJ活動を開始。
2000年のファースト12インチシングル以降、オリジナル楽曲のリリースを重ねている。
また、バンドのプロデュースやアレンジ、CMや企業PVなどの音楽制作、各種マスタリングも手がけ、現在はStudio Sprout Lab.代表およびクラシックレーベルでのマスタリングエンジニアも務めており、2014年にはApple社よりMastered for iTunes対応エンジニアの認定も受けている。
また、オーガナイザーとしてアンビエントパーティー「Off-Tone」を主催し、新たなパーティーの可能性に挑戦している。
さらに2017年3月には「Off-Tone」を音楽レーベルとしても運営開始。
制作から共有の場所まで全てに責任を持ち、「音楽のある未来」づくりを推進している。
2019年には北茨城市の桃源郷芸術祭でサウンドアート作品「つねひごと・WAVE」を発表し、ますます活動の幅を広げている。
http://www.mixcloud.com/daisukematsusaka
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