K-A-Z 2nd solo Album 『Devilish -attacK-A-Zenith ll-』 Release & LIVE with BPM13GROOVE- 2013.06.09 at 池袋Black Hole LIVE REPORT
Profile of |K-A-Z|
SADSやカイキゲッショクなどで活躍するギタリストK-A-Zが待望の2nd soloアルバム『Devilish -attacK-A-Zenith ll-』をリリース。そしてCD発売後、初の週末6/9(日)には池袋Black Holeでソロライブを慣行。今回は初の対バン形式のライブという事で若干の緊張感と独特な空気感を漂わせながらもインダストリアルな世界観を如何なく魅せつけていた。
前作に引き続き、全編インスト楽曲となり彼の超絶プレーや世界観は存分に示されているのはもちろんの事、ストイックなまでに上り詰めるいわゆる泣きのメロディとリフが印象的。照明の効果も相成ってのサイケデリックな要素も感じ取れた。
この日のライヴは、
・MADBEAVERS
・ザ☆メンテナンス
・Dear Loving
といった人気ベテランバンドが顔を揃えるなか、ベースにWU-CHY、ドラムにYOUTH-K!!!というリズム隊と共に孤高なまでにギターを弾き倒す。途中のMCではお客さんは『ずいぶん長いイントロだって思ったんじゃないかな~』と会場中の笑いを誘うひとコマも。
セカンドアルバムからの楽曲を中心に40分ほどに渡って繰り広げられた本編ライブの後に、ゲストしてAnchang(ザ☆メンテナンス/SEX MACHINEGUNS)を招いてメタリカのEnter Sandmanを披露するというサプライズ演出にフロアも一様に盛り上がっていた。
K-A-ZとAnchangがこういった形で共演するのは初めての事らしい。キャラクターこそ違えど根底にあるフィーリングがマッチするのだろう、それぞれの個性が豊かに垣間見え実に良い雰囲気でした。
今まで様々なバンドやシーンでギターをかき鳴らしてきたK-A-Zが自身の求める音を追求し、妥協なく突き詰め、音源という形にし、それをライブで体現した。タフでヘヴィーな部分も滲ませつつ、美しく轟音が轟く。インストゥルメンタルでありながら感情が湧き出てくる感覚と、時折ループされるリズムに心地よさを感じる瞬間がある。
この日魅せた空間はハードロックとしてどこか異端でありながらも、これもまた王道であるという事を見事に提示したのではないだろうか。
セットリスト
1 in the Zone
2 Nasty
3 Boogeyman
4 Reason
5 Whatever…
6 13th Nightmare
7 Meteoroid
8 Devilish 666
9 Enter Sandman(Metallica) with Anchang
K-A-Z
『Devilish -attacK-A-Zenith ll-』
2013.06.06 RELEASE
01 in the Zone
02 Spark Chamber
03 Lost Garden
04 Whatever…
05 Boogeyman
06 Reason
07 Meteoroid
08 Twisted
09 Devilish 666
10 in the End
通常盤 (¥2,700 tax in)
A4フレームver (¥3,500 tax in)
LOUDER THAN RECORD http://k-a-z.storedx.net/
ダウンロード販売:iTunes store、着うた、着うたフル
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