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ドキュメンタリー映画『MIKOSHI GUY 祭の男』2019年3月23日(土)~29日(金)アップリンク渋谷で公開。

[2019/02/20]

ドキュメンタリー映画『MIKOSHI GUY 祭の男』2019年3月23日(土)~29日(金)アップリンク渋谷で公開。

日本の祭を再興する若き神輿職人のドキュメンタリー映画『MIKOSHI GUY 祭の男』3月23日(土)~アップリンク渋谷ほか公開。500基以上の神輿を担ぎ、ドイツ・フランスなどにも神輿を運んだ男・宮田宣也ともに、「祭」の未来を見つめる75分

一般社団法人明日襷(代表:宮田宣也)は、2019年3月23日(土)~29日(金)にアップリンク渋谷で、製作協力を行ったドキュメンタリー映画「MIKOSHI GUY 祭の男」を公開します。 本作は、少子高齢化の波を受けて、担ぎ手が減った祭りを再興させることを目的に、祭りという日本文化を若者や世界へ届けるため製作されました。 弊団体代表を務める宮田宣也を主人公に、映画「OYAKO present to the future」でInternational Film Awards Berlin Best Documentary賞を受賞したイノマタトシ(猪股敏郎)が監督を務めます。

本作は、主人公・宮田宣也が神輿へ情熱を傾けるきっかけとなった祖父の死や、東日本大震災といったターニングポイントと、神輿と向き合う日々を捉えたドキュメンタリー映画です。 物語は、神奈川県小田原市や宮城県石巻市、岡山県岡山市、フランス・モンレジョ、ダクス、ドイツ・ベルリンなど、日本だけでなく世界中を舞台に繰り広げられます。 さらに、出演する宮田宣也や彼の仲間たちが作り上げる祭りや神輿を通して、彼ら自身の成長や友情も描いた作品となっています。


ドキュメンタリー映画
『MIKOSHI GUY 祭の男』

監督・構成:イノマタトシ[猪股敏郎]
プロデューサー :石井正人
撮影:黒田大介・下山遼佑
音楽:濱田貴司
歌:CHAN-MIKA
編集:宮田耕嗣
宣伝:アーヤ藍
製作:「MIKOSHI GUY」製作委員会
制作:FPI
制作協力:一般社団法人 明日襷
2019年/日本/カラー/ 1時間16分 (C)MIKOSHI GUY

【上映概要】
日程:2019年3月23日(土)~29日(金)
場所:アップリンク渋谷(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2F)

【公式HP】
http://mikoshiguy.com/



STORY

ドキュメンタリー映画『MIKOSHI GUY 祭の男』2019年3月23日(土)~29日(金)アップリンク渋谷で公開。

お祭りは、好きですか?日本の祭の豊かな風景は、日本人が数百年ずっと守り続けて来た大切な文化です。

それが今、消えてしまいそうな現状にあること、そしてまだなんとか残っていること。 そしてそこには必死に祭に情熱を傾ける人達がいること。

この映画は、日本の祭の再興を願って全国の神輿を担ぎ、海を越えて神輿をあげる一人の男、宮田宣也と彼の仲間たちを追ったドキュメンタリー映画。

宮田宣也は、都市部に暮らす若者や留学生たちを連れて、全国各地の担ぎ手が少なくなった祭に参加しています。

そこで祭に魅了され、宮田とともに祭の世界へのめり込んでいった人たちも少なくありません。 祭ならではの熱い空気感。

近代化された都市部では希薄になっている人と人との結びつき。

先人たちが命懸けで守ってきた”宝物”の祭の世界を伝える一作です。


出演者・監督コメント

■出演者・宮田宣也 コメント
日本には数え切れない祭があります。 どんな小さな祭にもその祭を守り,継承するために命を賭けた多くの人々の人生がありました。 地元の祭に情熱を傾けている人達がたくさんいます。 しかし社会は残酷。 集落から人が消え,産業が消え,祭も消えそうになっています。 祭が無くなってしまうということはその里で生きた人たちの思いが途絶えてしまうということです。 過疎や災害,産業の後継者不足など,日本文化は危機に立たされています。 その伝統を僕の世代で終わらせるわけにはいきません。 祭の本質を探求して,その力でこの時代を乗り切る方法を見つけられる。 この映画を通じて僕の挑戦を見ていただき,共に考えるきっかけになれば幸いです。

宮田宣也 プロフィール
神輿の修理、製作をする木工の職人。
地方の祭礼支援や神輿や山車を使った祭の再生に関わる。 祭を次世代へ繋ぐため、地方の祭礼との連携を積極的に行う明日襷(アシタスキ)という活動を行う。
茨城県八坂神社、岐阜県手力雄神社、神奈川県大稲荷神社、宮城県桑浜白銀神社・大須八幡神社、山梨県美和神社など日本各地の祭の支援を行い、さらに宮城県雄勝地域の「鼓舞」「復興商店街記念祭」への山車や神輿での演出を担当し、新たな祭の表現方法を探っている。 2014年フランス・タイ、2015年タイ、2016年フランス・ドイツ、2018年スロベニアでの神輿渡御を行い、海外での神輿文化創出にも関わる。 これまでに担いだ神輿は500基を超える。

宮田宣也

宮田宣也


■監督・イノマタトシ(猪股敏郎) コメント

近年、世界はすべてが経済でまわり、人々は損得でしか動かなくなっているように思えてなりません。 この国を変えよう、社会を変革しようという若者はどこに行ってしまったのか。 そんな時、この映画の主人公、宮田宣也と知り合いました。 日本の祭の衰退に危惧を感じ、神輿を担いで生きていこうと決意した彼の生き様をみてもらい、一緒に「日本の祭の未来、日本の社会の未来」について考えていただければと思っています。

イノマタトシ(猪股敏郎) プロフィール
TVCMディレクター出身の映像作家。
TVCMでは、カンヌCFフェスティバルをはじめ様々な賞を受賞。 キンチョウ蚊取線香(藤原竜也)、4K8K衛星放送(深田恭子)などがある。
テレビドラマやドキュメンタリー作品も多く手がけ、NHK World「禁断の京都-Forbidden Kyoto」シリーズでは、シカゴ映画祭銀賞などを多数受賞。 映画「OYAKO -present to the future-」でBerlin International festival Best Documentary賞を受賞している。

イノマタトシ(猪股敏郎)

イノマタトシ(猪股敏郎)


明日襷とは

日本の地域に残る素晴らしい文化を発見し、守り、伝えることで未来の子供達へつないでいくために発足した団体です。 主な活動は、神輿の修繕や製作、祭礼やイベント運営のコンサルティング・運営支援などを行っています。 日本全国の祭礼支援を行っているほか、フランスやタイ、ドイツ、スロベニアなど、海外でも神職と協力し、日本の祭礼を執り行っています。

映画の最新情報は以下SNSでおこなっております。
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