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Within Temptation

Within Temptation / ウィズイン・テンプテーション

シャロン・デン・アデル / Sharon den Adel (vo)
ルード・ヨリー / Ruud Jolie (g)
ステファン・ヘレブラッド/ Stefan Helleblad (g)
イェローン・ファン・フェーン / Jeroen van Veen (b)
マタイン・スピーレンブルグ / Martijn Spierenburg (key)
マイク・コーレン / Mike Coolen (ds)

96年、オランダにて、シャロン・デン・アデルとロバート・ウェスターホルトにより結成。ロバートがそれまで在籍していたTHE CIRCLEなるバンドで一緒だったイェローン・ファン・フェーンをはじめ、ロバートの実弟であるマタイン・ウェスターホルトらを誘い、バンドとして始動する。翌97年、母国のDSFA Recordsよりオファーを受け、デビュー作「ENTER」を制作し、同社よりリリース。国内でツアーと、『Dynamo Open Air』出演を経験した後、バンド初の国外ツアーをドイツとオーストリアで実施。デビュー作が高く評価され、『Dynamo』には翌98年にも参戦することとなる。

2000年、2ndアルバム「MOTHER EARTH」を発表。アルバムからの2ndシングルであった「ICE QUEEN」は、祖国で最高位2位、ベルギーで1位と大ヒットを記録する。そのシングルの成功によって、「MOTHER EARTH」は祖国のチャートで最高位3位まで上昇し、一躍シンフォニック・メタル・シーンのトップバンドへと押し上げた。

01年、ラインナップの大幅な変更がなされる。セカンド・ギタリストとしてルード・ヨリーが加入。マタイン・ウェスターホルトが脱退し(後にDELAINを結成)、マタイン・スピーレンブルグがその後任となる。そして、ドラマーの交代もあった。

03年には、ドイツのGUN Recordsを介して、「MOTHER EARTH」がヨーロッパ各国でリリースされる。特にドイツではプラチナム・アルバムに認定されるほどのヒットを記録。さらに、初のDVD「MOTHER EARTH TOUR」の成功もありは、バンドはオランダの栄誉ある音楽賞『Edison Award』を受賞。

世界中のファンから待たれる中、3rdアルバム「THE SILENT FORCE」は04年に発表された。ヨーロッパだけで、40万枚を超えるというとてつもないセールスを記録。06年1月には、『Dutch Pop Prize』(オランダのポピュラー音楽の功労者)と『Dutch Export Prize』 (オランダ音楽輸出の最大の貢献者)を受賞し、名実ともにオランダの国民的バンドとなる。なお、長年のパートナーであるシャロンとロバートとの間の第一子が05年12月に誕生し、ふたりは親に。

2007年、4thアルバム「THE HEART OF EVERYTHING」リリース。祖国チャートでのNo.1はもちろん、ヨーロッパ各国でも軒並み好成績を収める。欧州ツアーを行なったのち、LACUNA COILのサポートとして、初の北米ツアーを実施し、アメリカをも席巻。収録曲“All I Need”は、米の人気TVドラマ『The Vampire Diary』で使用された。翌08年には、新たなライヴDVD「BLACK SYMPHONY」をリリース。

09年6月には、シャロンとロバートの2人目の赤ちゃんが誕生。そして2011年、5thアルバム「THE UNFORGIVING」を発表する。このアルバムは、祖国で2位、そして米Billboard TOP200で最高位である50位を記録し、全世界で30万枚以上のセールスを残す。2010年にステファン・ファン・ハーストレクト(ds)が脱退し、アルバムのレコーディングやツアーではサポート・ドラマーを起用していたが、2011年に現在のマイク・コーレンが加入。同年3月にシャロンとロバートに3人目の赤ちゃんが生まれたことを受け、ロバートがスタジオ・ギタリストに専念。バンドは新たにステファン・ヘレブラッド(g)を迎えた。

「THE UNFORGIVING」発表後は、欧州のフェスやツアーで回ったり、北米をツアーし、2012年初頭には南米をも訪れた。同年夏には、『Sonisphere』(英国&スペイン公演)、『Masters Of Rock』、『Rock Werchter』、『Summerbreeze』という主要フェスのステージにも立った。11月には、『Elements』と銘打ち、Il Novecentro Orchestraや元メンバーを迎えて、デビュー15周年を祝うスペシャルなショウをベルギーで実施。また、2012年、ベルギーのラジオ局『Q-Music』発案の企画でカヴァー・アルバム「THE Q-MUSIC SESSIONS」を制作。翌年リリースし、カヴァー・アルバムにもかかわらず母国のチャートで5位にランクイン。

2013年、ついにニュー・アルバムの制作を本格的に開始。同年秋に、ターヤ(vo)をフィーチャーした新曲収録のEP「PARADISE (WHAT ABOUT US?)」を発表。そして、2014年初頭、通算6作目となる「HYDRA」を世に放ち、祖国オランダで1位、全英6位、全米16位、ここ日本でも総合22位にランクインした。

関連リンク

Within Temptation Official Website
Victor Entertainment

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