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OBRINT PAS@FUJI ROCK FESTIVAL ’11 LIVE REPORT

[2011/08/13]
OBRINT PAS@FUJI ROCK FESTIVAL ’11OBRINT PAS@FUJI ROCK FESTIVAL ’11

Profile of |FUJI ROCK FESTIVAL|

OBRINT PAS
2011年7月30日(土) @ FUJI ROCK FESTIVAL ’11

すっかり雨も上がった夕刻のORANGE COURT。
ここで今回個人的ベストアクトとも言えるスペイン・バレンシア出身、
OBRINT PAS(オブリント・パス)のステージを体感する。
これは本当に楽し過ぎた!

サウンド的には簡単に言うとアイリッシュのようなケルトミュージックとミクスチャーロックの融合とでもいうのだろうか。

スペインは本当に色々な音楽とリズムが溢れている都市だからそこで育まれたスパニッシュ特有のラテン乗りとキャッチーなサウンドはロック、パンク、スカなど全てのファンを満足させてくれる。 地元スペインではREBEL MUSICの最重要バンドって言われているらしいけど、なんなんだろうかこの楽しさは!?

どっしりとギターボーカルがたたずみ、ファンキーに動きまわるベースにクールなギター、そしてキーボード。後方にはターンテーブルが置かれDJとドラム、ブラスセクションが陣取る。 コンガが置かれ、バレンシア地方の伝統楽器DOLCAINA(ドルサイナ)という笛、ライブ途中からはこれにアコーディオンが加わるという布陣なんだけど、まあみんな軽快に動く動く。

キーボードやドルサイナなんかも時折楽器をマイクに持ち替えて動きまわり、もう1人のギタリストもガッチリ歌うから最大で最前列にボーカル4人とかになったりしてのシンガロングはメチャクチャ迫力ありましたね。

ドルサイナの高音とスクラッチの音の絡み合いとかも抜群で視覚的にも聴覚的にも見応えあるアメージングなステージ。

そんでもって曲がとにかく陽気でキャッチーなんで、どれだけ疲れていても歌え、踊れって感じで体が自然に動いてしまうね。
音楽的ジャンルや言葉の壁なんかはあっさり凌駕しての圧倒的テンションとパフォーマンスに完全に虜になってしまった。

今回のフジロックでOBRINT PASは初日の深夜にCRYSTAL PALACE TENTで、この日はオレンジコートでのライブの他に夜0時に岩盤ステージでもライブを行った。 いやぁ~、タフですね~。

お蔭様でこちらはかなりの元気をいただきました!
ありきたりな言い方になってしまうが、本当に楽しかった!

Report by KISHIMOTO

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