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斉藤和義@FUJI ROCK FESTIVAL ’11 LIVE REPORT

斉藤和義@FUJI ROCK FESTIVAL ’11斉藤和義@FUJI ROCK FESTIVAL ’11

Profile of |FUJI ROCK FESTIVAL|

斉藤和義@FUJI ROCK FESTIVAL ’11

斉藤和義
2011年7月31日(日) @ FUJI ROCK FESTIVAL ’11

斉藤和義という男に惹きつけられて・・・。
幅広いファン層、高い知名度、充分過ぎる話題性。

この日は昼間、MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)としてもライブを行いアトミック・カフェでは入場規制がかかる程の賑わいをみせた。 そしてわずか数時間後のこのWHITE STAGEには、それにも増して多くの人で溢れかえっていた。

どうやら、THE WHOのTシャツに身を包んだこのお兄様にみんな注目しているようです。

1曲目の 『Summer Days』 から一部歌詞を変えてさらっと東京電力へ不服を唱える。 新曲 『猿の惑星』、『幸福な朝食 退屈な夕食』では日常に潜む感覚と劣等感をロックに歌い上げた。

そして、
皆が固唾をのむ中で迎えた、MCでは、

「つい先日・・・、夢精しました。」
一同:爆笑。

この辺の外しの美学は流石です!

そのままの流れで、『ずっと好きだった』の演奏へ。
「この町を歩けば 蘇る16才
  教科書の落書きはギターの絵と君の顔・・・」

甘酸っぱいねぇ~。キュンキュンしちゃいます。

「ずっと好きだったんだぜ
ホント好きだったんだぜ」

噛みしめるように歌い終わると会場中が静まり返る。完全に一瞬、時が止まったような錯覚を起こすほどに引き込まれた。

すると、今の今演奏した曲とまるっきし同じ前奏が始まる。
大歓声と共に現実に引き戻される。

「この国を歩けば原発が54基
  教科書もCMも言ってたよ安全です・・・」

聴き入る者、一緒に歌う者、涙を流す者、笑顔の者。必ずしも観衆の反応は一様に同じではない中で与えられたきっかけに我は今、何を思う。

その後、
『社会生活不適合者』 で溜め込んだエナジーを爆発させる。

ラスト2曲となり、ここで往年の名曲 『歩いて帰ろう』
清々しくも会場中に共振していく傑作。
それにしても、アムロちゃんと蘭々が踊っていたあの時からもう17年も経つのかぁ~。
時の経過と色褪せない音楽になんだか切なさと懐かしさが込み上げてきた。

そしてラスト、バンドメンバーはステージを後にし、アコースティックギター1本で
『歌うたいのバラッド』 を熱唱。 どうしても反原発ソングに注目が集まるけど、
そう僕はこの曲が聴きたかった。 これこそが斉藤和義の真骨頂だと思っている。

色々あるけど、優しい気持ちにさせてくれる。
きっと最後はハッピーエンドになると、そうイメージさせてくれる。

text by KISHIMOTO

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