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墨絵イラストレーター茂本ヒデキチ個展 『Shadow & Shade』 2016年7月22日(金)~ 8月3日(水)at 代官山GALLERY SPEAK FOR

[2016/07/07]

墨絵イラストレーター茂本ヒデキチ個展 『Shadow & Shade』 2016年7月22日(金)~ 8月3日(水)at 代官山GALLERY SPEAK FOR

アスリートやサムライの燃える魂を表現。茂本ヒデキチ氏の個展を開催。

墨汁でダイナミックに描くイラストレーター、茂本ヒデキチ氏。オリンピック会場でのライブペイントなどで国際的に知られる彼の、3年ぶりとなる新作個展を、代官山・GALLERY SPEAK FOR(東京都渋谷区猿楽町)にて2016年7月22日(金)から8月3日(水)まで開催。


茂本ヒデキチ Shadow & Shade

会期 : 2016年7月22日(金)~ 8月3日(水)
開館時間 : 11:00~19:00 最終日のみ~18:00 木曜休廊

【会場】
GALLERY SPEAK FOR
150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2F
T.03-5459-6385 F.03-5459-6386
開廊時間:11AM-7PM 最終日のみ6PMまで 
休廊:毎週木曜日・年末年始

【ギャラリートーク開催】
2016年7月22日(金)18:30~19:00
作品解説=茂本ヒデキチ

http://www.galleryspeakfor.com/


パッションに満ちた、伸びやかな墨汁の美

和紙の上へ墨汁を走らせるように描く、茂本ヒデキチ氏。毛筆の特長を十二分に活かしながら、墨色の濃淡を織りまぜて美しく、時に紙へ殴りかかるように激しく、また墨の滴下も点描画のような味わいとして援用し、大胆かつ繊細に仕上げられるユニークな画法で知られています。アスリートやダンサー、侍、カーレースなど、しばしばモチーフの「動き」が絵の主題に。それらの輪郭は明瞭でなく、流れるようなその筆致に溶け落ちていますが、茂本氏の眼で捉えられた人のパッション、モノのエネルギーは、彼の体躯と腕のストロークに乗り移り、紙にアウトプットされて見るものの五感へ強烈な印象を残します。

和の画材から生まれる彼の劇画的書画の世界は非常に個性的で、90年代から雑誌やテレビ番組を通じて認められるようになりました。その後のクールジャパン発信の先鞭をつけたニューヨークでの個展、NIKEとのコラボレーションや、オリンピック開催ごとに招聘されているライブペイントとパフォーマンスなど、常に日本のアートシーンの殻を大きく抜け出る活躍で話題を振りまいてきたのです。


自ら絵付けした陶器の立体作品も紹介

本展は、茂本氏にとって3年ぶりとなる東京での個展です。墨によって陰影の複雑な深みと実相とをカクテルしてきた、自作の美質を表徴するタイトルに。リオデジャネイロオリンピックの熱い季節の足音を聞きながら、これまでの彼の代表作を改めてセルフカバーするように描き下ろしたという、大小約50点の絵を展示・販売いたします。また、今回のために絵付けをして焼き上げた陶器の器や、ブックカバー、Tシャツ、iPhoneケースなどの雑貨類も多数紹介・販売いたします。


茂本ヒデキチ(墨絵イラストレーター)

1957年、愛媛県生まれ。大阪芸術大学デザイン科を卒業後、デザイナーを経てイラストレーターとして活動を開始。’91年~’93年まで「MUSIC MAGAZINE」誌の表紙を担当し、個性的な画風が注目を集める。以後、広告、TV-CF、ポスターやCDジャケット、雑誌、書籍装画などで幅広く活躍。FIFAワールドカップパブリックビューイングポスターを手がけ、北京五輪・ロンドン五輪会場にてライブペイントを披露するなど、国内外のスポーツイベントへの招聘機会も多い。著書に「NEO BLACK」(早川書房)がある。

http://www.hidekichi.com/


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