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『Start It Up T5UMUT5UMU「Acid Hazing」Release Party』2020年12月23日(水)at 渋谷 Contact

[2020/12/09]

『Start It Up T5UMUT5UMU「Acid Hazing」Release Party』2020年12月23日(水)at 渋谷 Contact


エレクトロニックの極致と解放の聖域 Start It Up

12月11日に〈TREKKIE TRAX〉からリリースされるT5UMUT5UMUのEP「Acid Hazing」は国内外から大きな反響と注目を集めるものになりそうだ。

T5UMUT5UMUは自身が持つ特別な感覚を技術的に音源化させることで現行シーンの中で突出した輝きを放ってきた。LA〈Knightwerk Records〉からのデビューEPをはじめ、ニューヨーク〈Loveless Records〉傘下〈Materia〉や、3月には中国〈FunctionLab〉からリリースされたEP「Incantation」といったセルフリリースやコンピレーションへの提供楽曲の中で、ボリュームのあるユニークなベースラインとリスナーの細胞の隅々に回るような無二のサウンドスケープと狂気を共存させてきた。DJセットでもまた個体・液体・気体と自由に姿を変えるように、深い没入感と共に未知の高みへと導く驚異的なイマジネーション、そして音楽を解放させようと試みる強烈なエネルギーで聴くものの想像の外へと飛躍してきた。

さらにこの日は、同じく〈TREKKIE TRAX〉から発表されるOyubi×CarpainterによるスプリットEPに向けたスペシャルセットの披露がアナウンスされている。「Acid Hazing」でのヴィジュアルプロデュースを務めるJACKSON kakiのVJ/DJでの出演や、アブストラクト・ヒップホップからジャングル、インダストリアルといったハイブリッドな音場を繰り広げる100mado、EMARLEとAI.Uによる幻想空間音楽ユニット0120、UKのベースミュージック/レフトフィールドを軸にマッドに膨張するFELINEといった強烈なラインナップが並ぶ。

そして、昨今円熟味すらみせる〈TREKKIE TRAX〉andrewと、熱狂的なビートへの探求とその複合化を進めるSeimeiの両雄は、オンラインフェスBARRELFESTにて主宰Addison GrooveからのリクエストでみせたB2Bセットを投下するなど、今年最後のStart It Upがドラマティックに燃焼するのは間違いない。

2020年を終わらせる最高のパーティの用意が整った。


『Start It Up T5UMUT5UMU「Acid Hazing」Release Party』

【日程】
2020年12月23日(水)
OPEN 21:00

【出演】
-CONTACT-
T5UMUT5UMU
JACKSON kaki
100mado
0120
FELINE
Oyubi × Carpainter
andrew × Seimei

【料金】
UNDER 23 ¥ 1000
DOOR ¥ 2000 (1D)

【会場】
Contact
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館地下2階
Tel: 03-6427-8107
http://www.contacttokyo.com


T5UMUT5UMU

T5UMUT5UMU


東京在住のプロデューサー。2018年に初のEPをアメリカのレーベルの〈Knigtwerk〉からリリースし、その後もセルフリリースも頻繁に行っている。
2019年の間、彼は1年ほどニューヨークに滞在し、その時にブルックリンの〈Loveless Records〉からテクノやレフトフィールドベースなどを含むEPをリリース。
そして、2020年には中国の先鋭レーベルの〈FunctionLab〉からダークなトライバルクラブトラックのEPをリリース。
テクノからジャングル、ダークエッジなブレイクビーツまでの要素を融合させた、妥協のないクラブコンストラクションを得意とする。


JACKSON Kaki

JACKSON Kaki


1996年、静岡・浜松生まれ、進学とともに上京する。バンド活動やライヴイベントのオーガナイザーを経て、現在は個人プレイヤーとして、DJ・アーティストとして活動する。

DJとして、ベースミュージック、エクスぺリメンタルを中心にしつつ、レイヴ、ハードコアなどのアッパーバイブスから、クラウトロック、ノイズ、アヴァンギャルドなどのダウナーバイブスのサウンドまで縦横無尽にミックスし、独自の展開を追求する。また、頭バーでのソロオーガナイズ FORSSをはじめ、YONEDAと共催の森羅、Miru Shinodaとの共催 痺など、さまざまなパーティを精力的にプロデュースする。アーティスト活動としては、’00年代のインターネットカルチャーに影響され、ビデオゲームアート・ネットアート・フィルムアートを通して新たに浮き出る人間像を表現する。その表現はコンピューターアートのみならず、パーティや音楽にも反映し、ヴァーチャルとリアルでの「人間」と「社会」について常に追求する。


100mado(Back To Chill)

100mado


’97年頃から関西を中心にラガ・ジャングル〜アブストラクト・ヒップホップを織り交ぜたDJをスタートさせ、その一方でBusRatchなどの実験的なプロジェクトに参加。2001年、シカゴ現代美術館でのChristian Marclayとの共演を最後にBusRatchを脱退。

横浜に移住後chaplin、nentegaine名義などの活動を経て、2004年頃からダブステップ/ヘヴィベースサウンドを追求するべくDJ百窓を開始。2006年、日本を代表するダブステップイベントBack To Chillの立ち上げから参加。2007年7月に自身の曲がBBC Radio1でMary Hobbsによってオンエアされ、その後8月には日本人クリエイターのみで構成された「only JP mix」をウェブ上で公開し、世界各国から大きな反響を得る。
2010年にはStarkeyが主宰を務める〈Lo Dubs〉より、ベネズエラ人ダブステッパーPachekoとのスプリット12インチレコードをリリース。また、BD1982とのユニットMakumba Soundでのリリースや、BPM 100のスローテクノミックスを公開するなど多岐に渡る活動を展開。


0120

0120


2017年からAI.UとEMARLEのDJユニットとして始動。
『ユーモア』をテーマに日常から浮遊した世界観を実験的に選曲する。


FELINE

FELINE


1995年生まれ。地元である茨城県水戸市にてDJを始める。
現在は東京都内を拠点に移し、フィールドを固定することなくほどよく活動中。
UKのベースミュージック/レフトフィールドを主軸としつつ、感覚的に様々な色を織り込んでいくミックススタイルが特徴。常に模索しています。


Oyubi

Oyubi


2017年にDJ/プロデューサーとして活動を開始する。ジューク、フットワーク、UKベース、テクノ等を織り交ぜたプレイを得意としている。
現在は主に、〈TREKKIE TRAX〉〈Aeronema Records〉〈OMOIDE LABEL〉等から楽曲をリリースしている。


Carpainter

Carpainter


横浜在住のTaimei​ ​Kawaiによるソロプロジェクト。ベースミュージック/テクノミュージックといったクラブサウンドを軸に制作した個性的な楽曲は国内外問わず高い評価を得ており、これまで自身の主宰するレーベル〈TREKKIE​ ​TRAX〉や〈Maltine​ ​Records〉よりEPをデジタルリリース、2015年にはレコード形態でのEPやCDアルバムをリリースするなど、積極的な制作活動を行っている。
また、Porter Robinson、tofubeats、初音ミク、東京女子流、カプコンといったメジャーアーティストにリミックス提供など行っているほか、人気マンガ家・浅野いにおがキャラクターデザインを務めた映像作品『White​ ​Fantasy』では全編において楽曲を提供。2016年には仮面ライダーエグゼイドの主題歌である、三浦大知「EXCITE」の作曲/編曲を共同で手掛け、同楽曲はオリコンシングルチャート1位を記録した。その勢いは国内だけにとどまらず、フィンランドの〈Top​ ​Billin〉やイギリスの〈L2S Recordings〉〈Heka​ ​Trax〉〈Activia​ ​Benz〉などからもリリースを行ない、イギリスの国営ラジオ局BBC​ ​Radio1やRinse.FM、Sub​ ​FMでも楽曲が日夜プレイされている。また中国や韓国、アメリカでのDJツアーも敢行した。2016年からは自身の楽曲により構成されたライヴセットもスタートし、ライヴ配信サイトBoiler Room​​での出演を果たしている。ほかにも、m-floの☆Taku​ ​Takahashiが主宰する日本最大のダンスミュージック専門インターネットラジオ局block.fmでは、レーベルメイトとベースミュージックを中心としたプログラム『REWIND!!!』のパーソナリティも担当するなど幅広く活動している。


andrew(TREKKIE TRAX)

andrew(TREKKIE TRAX)

東京を拠点に活動するプロデューサー/DJ。
ヒップホップやR&B、ディスコやファンクを聴き漁った幼少期を経て、高校時代にMPC1000を購入。楽曲制作を始める。卒業と同時にクラブでのDJプレイも開始し、同時期に発足したレーベル〈TREKKIE TRAX〉では現在も主宰の一人を務めている。
レーベル運営をするかたわらULTRA JAPAN Festival 2015といったビッグフェスへの出演も果たし、B2BユニットTREKKIE TRAX CREWのコアメンバーとしては日本各地やアメリカ、台湾へのツアーも敢行。現在は毎週末東京のパーティの第一線で活動しながらも、自身のルーツと今のムードに向き合うべく2014年には毎月第二木曜日にバー&サウンドスペース新宿ドゥースラーにてレギュラーパーティANDREWラウンジをスタート。温故知新を常に掲げた真摯なプレイスタイルはローカルなクラブからも高い信頼を獲得している。
楽曲制作の分野で頭角を表したのはFinlandの老舗レーベル〈Top Billin〉のコンピレーションへの参加がきっかけであった。2014年にリリースされた「Funky Beatz」はSkrillexの主催するレーベル〈OWSLA〉の傘下メディアNEST HQにレビューが掲載。翌年リリースされた「Gear Up」はダブステップやジュークの世界的な認知に深く貢献したレーベル〈Hyperdub〉のラジオショーや、英国の国営放送局BBC Radio1でもプレイされ、国内外問わず通用する楽曲であることを証明してみせた。
もちろん国内アーティストからのラブコールも熱くPart2Style、80KIDZ、Nature Danger Gang、Carpainter、4s4ki、Peavisにはオフィシャルリミックスを提供。また2018年にはヒップホップユニットTENG GANG STARRのバックDJを担当し、現在は後にソロデビューしたラッパー、なかむらみなみのトータルサウンドプロデュースも手がけている。
またその活動はラジオパーソナリティにまで広がり、日本最大のダンスミュージック専門インターネットラジオ局Block.fmにてTREKKIE TRAXのSeimei & Taimeiと共に番組『Rewind!!!』を2013年末よりスタート(2018年よりTREKKIE TRAX RADIOに改名)。今や日本のクラブミュージックシーンのキーパーソンとも言える存在である。


Seimei

Seimei


若手アーティストのリリースを目的としたインターネットレーベル〈TREKKIE TRAX〉主宰の一人。主にテクノ、ハウス、ディスコなどの四つ打ちや、ヒップホップ、トラップ、ヒューチャーベース、ジュークなどを中心にプレイする。Seimei & TaimeiやTREKKIE TRAX CREW、そしてソロとして、都内だけでなく大阪・名古屋・札幌など全国各地のクラブ、大箱小箱問わず様々な現場をこなす。一方で〈TREKKIE TRAX〉によるレーベルナイトのオーガナイズや、Toyota Rock Festival、Outlook Festival等のフェスへの出演など多岐に渡って活躍中。それらの活動は、渋谷2.5DやBlock fm、雑誌Groove、MTV等の数多くのメディアで取り上げられた。
2013年12月からは、弟Taimei aka Carpainter、そして盟友andrew (Eiji Ando)と共にパーソナリティーを務める『Rewind!!!』が日本最大のダンスミュージック専門インターネットラジオ局Block fmにてスタート。
2014年1月からはアメリカ、サンフランシスコに移住し、サンフランシスコのみならずシアトルやロサンゼルスなどでもDJとしてプレイ。これまでにDJ Paypal、DJ Earl、Addison Groove、DJ Sliink、Machinedrum、Wave Racer、Basenji、Promnite、Lido、Brasstracks、Purity Ringなどと共演。さらにロンドンを拠点とするPC Music初の北米ツアーでは、Sophie、A.G.Cook、QTなどのサポートを行う。
翌2015年には〈TREKKIE TRAX〉の一員として、ロンドンのラジオ局Rinse FMでHudson MohawkeやBaauerなどを輩出したLuckyMeが持つ番組や、Nina Las Vegasがオーストラリアの国営放送局、triple J内で持つ番組に日本人初のゲストDJとして参加するなど国際的な活躍を見せた。また、地元サンフランシスコでは、Giraffage、Blackbird Blackbird、Grimecraft、AViDDなどの盟友と共に、オリジナル楽曲やリミックス制作を行い、自身のオリジナル楽曲が、同上のLucky Me主宰のラジオショーなどでプレイされ、更にそのトラックがフランスのBig Dope Pが主宰するMovel Traxxのコンピレーションに収録されるなど、レーベル運営の傍ら、トラックメーカーとしても活動中。


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