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CD HATAxKOYAS – New Album『Synthesizer Gnosticism』Release

[2019/11/11]

CD HATAxKOYAS - New Album『Synthesizer Gnosticism』Release


地球から宇宙へーー時代と空間を超えた旅のBGMをコンセプトにした近未来のニューエイジ・エクスペリメンタルミュージック

CD HATAxKOYASのニューアルバム『Synthesizer Gnosticism』が、11月29日にレーベルpsymaticsよりデジタル配信される。それに先行して、代官山にあるベニュー=DébrisでVJにidealsolutionをフィーチャリングして撮影・録音されたMV”Harmonize the Frequencies”も公開された。

約50分にわたる本作は、古代ギリシャ神話のグノーシス主義をベースにした、”地球から宇宙へーー時代と空間を超えた旅のBGM”がコンセプト。この架空のストーリーに沿って、2人が電子楽器を即興で演奏したコンセプチュアルな内容になっている。

日本を代表するジャムバンド=DachamboのメンバーであるCD HATAと、東京を拠点に活動するアーティストのKOYASは、2014年に自身のレーベルpsymaticsより、1stアルバム「Play Off the Cuff Vol.1」、2018年にEP「Machineries」をリリース。また、KOYASは音楽制作ソフトウェアAbleton Liveの認定トレーナーでもあり、CD HATAと共にユーザーグループ=Ableton Meetup Tokyoをオーガナイズしている。

アルバムの内容は以下のリンクより試聴可能。また、12月1日には代官山Débrisでリリースパーティーも行われる。
https://soundcloud.com/psymatics-jp/sets/cd-hataxkoyas-harmonize-the/s-dGWbv


CD HATAとKOYASの演奏は即興を基調にしているが、その背後にはストーリーが作られている。手書きで書き殴られたようなメモ書きであるが、それがガイドラインとなり、2人の演奏は即興でありながらもあるべき所に到達する物語性を持つ。

今作はグノーシス主義の神話をベースに、地球から宇宙に飛び立ち、悪の宇宙を支配する邪神と戦うコンセプチュアルな作品になっている。

この作品は大きく分けて2つのパートに分かれている。最初のパートは地球から始まり、M1では冒険者の誕生を思わせるニューエイジ、M2では海を渡り、M3では宇宙のゴミ(debris)をかいくぐり宇宙へと抜け出す。宇宙のパートに入ったM4~M5では虚無の電子音に包まれ、テクノのビートが入るM6で邪神との戦闘を描いている。

実際の演奏は、これらの手書きのストーリーを元に即興で行われ、代官山にあるベニュー=Débrisで公開レコーディングされた。
2人はハードウェアのシンセサイザーを駆使し、アンビエント~エクスペリメンタルのサイケデリックな電子音を紡ぎ出す。そこにVJのidelasolutionによる映像が加わることで、幻想的な世界観を構築し、時空と時代を超えたトリップムービーのサウンドトラックとして仕上がっている。


CD HATAxKOYAS
『Synthesizer Gnosticism』
2019.11.29 Release

01 Harmonize the Frequencies
02 Sea of Modulation
03 Slip Through Space Debris
04 Cosmic Oscillation
05 Parallel Dimension
06 Attack Jaldabaoth

Cat No. PSYM-014
Format Digital
Release Date 2019.11.29
Artwork 〼meL-Hen
Recorded at Débris
Mix&Mastering KOYAS at KOYAS Studio
©&℗ 2019 psymatics ALL RIGHTS RESERVED


CD HATA x KOYAS x idealsolution – Harmonize the Frequencies (MV)


CD HATAxKOYAS

CD HATAxKOYAS

日本を代表するジャムバンドDachamboのシンセサイザー担当=CD HATAと、プロデューサー/アーティストのKOYASによる、東京を拠点に活動するエレクトロニック・デュオ。
彼らはジャムバンドならではの即興感覚を確かな技術で支える、行きあたりバッチリを信条とする。シンセサイザーやリズムマシン・エフェクターなどを楽器屋のように並べ、そのスタイルは現場に合わてアンビエントからテクノまでジャンルを横断する。

CD HATAは10代の頃からバンドマンであったが、Dachamboの他にテクノDJとしての顔も持つ。彼は各地でバンドのツアーやパーティーでのDJを精力的にこなしながら、レコーディングなども行い、止まることを知らない活動を続けている。

KOYASもバンドからDJカルチャーに入り、現在では作曲・エンジニアリング・レーベル運営など、定義不能なまでに幅広い活動をしている。彼は音楽制作ソフトウェア=Ableton Liveの認定トレーナーでもあり、「子育てと音楽の両立」など記事のライターや、音楽制作者向けのイベント制作や登壇など、音楽カルチャー全般の活動を行っている。

この2人が数々のプロジェクトで活動を共にしているうちに、自然とセッションユニットとして合流した。
現在では東京のAbletonユーザーグループ=Ableton Meetup Tokyoもオーガナイズしている。

彼らは2014年には人力ミックスCDのようにその場のフィーリングで作品を創り出したフルアルバム「Play Off the Cuff Vol.1」をリリースし、FUJI ROCK FESTIVALに出演。2018年8月には録音したセッションを再構築し、よりフロア仕様に進化させたEP「Machineries」をリリースした。2019年11月には、近未来の宇宙への冒険を描いた「Synthesizer Gnosticism」をリリースする。

CD HATA
https://cdhata.wixsite.com/cdhata

KOYAS
https://koyaspro.com


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