『粛粲寶へのオマージュ展』2010年1月11日(土)~2月16日(日)at NSG美術館 新潟デザイン専門学校教育施設
新潟出身の異色日本画家・粛粲(しゅくさん)寶(ぽう)の作品と新潟在住作家&学生による彼へのオマージュ作品を同時展示。
NSG美術館が所蔵する作家・粛粲寶の本画と、彼の作品世界に影響を受け制作された新潟在住の作家と新潟デザイン専門学校の学生作品を合わせてご覧いただく展覧会です。 修復を終え、今回初めて展示される粛粲寶作品にもご注目ください。
『粛粲寶へのオマージュ展』
【日程】
2010年1月11日(土)~2月16日(日)
開館時間/10:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日/月曜日※祝日または振替休日が月曜日の場合はその翌日
【粛粲寶へのオマージュ展・参加作家】(50音順)
阿部 克志
板垣 匠
小川 定信
近藤 武弘
高橋 洋子
竹井 友輝
山田 貴広
渡邉 桜子
【料金】
観覧料/■個人■大人300円、専門学生・大学生200円、高校生以下無料
■団体(20名以上)■大人200円、専門学生・大学生100円、高校生以下無料
※学生は学生証の提示が必要
【会場】
NSG美術館 新潟デザイン専門学校教育施設
(新潟県新潟市中央区西船見町5932番地561)
http://www.nsg-artmuseum.jp/
粛粲寶
粛粲寶(1902-1994)
明治35年新潟市西堀に生まれ。 本名は水島太一郎。 上京後、堤商会(のちの日魯漁業、現マルハ)に経理係として勤務。
堤商会は三条市出身の堤清六が設立した会社で、堤は粛粲寶の血縁者であり支援者でもあった。 働きながら堤の計により大倉商業学校(のちの東京経済大学)に学ぶ。 学校の近くにあった黒田清輝主宰の葵橋洋画研究所に入所。 その後堤商会を退社し、画家として生きていくことを決心。
27歳で帝展(油彩)初入選。 28歳で同郷の小林古径に勧められ出品して、院展(日本画)初入選。 31歳頃絵から一旦離れる決心をし、奈良の古寺に寄食。 35歳頃帰郷し、創作活動を再開。 俳句雑誌の表紙やカット等を描くようになり、朝日新聞のカットを描いたことにより世に認められる。 52歳の時に画号を「粛粲寶」と改める。 以降は全国各地で個展を開催。 70歳の時にパリにて個展開催。 87歳の時に東京都杉並区久我山より唯一の弟子を頼って茨城県猿島郡堺町に転居。 91歳没。
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