THA BLUE HERB『THE BEST IS YET TO COME』MUSIC VIDEO
7 年振り、5 枚目のアルバム「THA BLUE HERB」から”THE BEST IS YET TO COME”の MV を公開。
デビューからこれまでの軌跡を振り返るアルバム未収録の完全新曲”ASTRAL WEEKS”をMV のイントロダクションとして展開。これまで生み落としてきた膨大なパンチラインが深夜の用水路を埋め尽くす、リリックスピーカーのクリエイティブチームによるプロジェクションマッピングも必見。
MV の前半に収録されているのは「ASTRAL WEEKS」(アルバム未収録)。1997 年のデビューから現在まで、全国のライブハウスや、クラブ、そしてフェスなどを巡ってきた映像資料などを背景に、ラッパー:ILL-BOSSTINO がこれまでの歩みをラップで紡ぎ、THA BLUE HERB のこれまでの軌跡が濃密に表現された内容になっています。
後半の「THE BEST IS YET TO COME」では、 THA BLUE HERB のこれからを表現。これまで生み出してきたリリックがプロジェクションマッピングで用水路を埋め尽くした中、ILL-BOSSTINO がラップしていくと、それが新しいリリックに塗り変わっていき、さらなる進化を遂げる THA BLUE HERB を表現しています。
制作にあたっては、歌詞を味わうためのスピーカー「Lyric Speaker(リリックスピーカー)」を開発したCOTODAMA の斉藤迅、amazarashi をはじめとした独創的なミュージックビデオや 2018 年の紅白のオープニングを手掛けた SIX の本山敬一がクリエイティブディレクターを担当。さらに進化した THA BLUE HERB の世界をお楽しみください。
Beats by O.N.O
Lyrics by ILL-BOSSTINO
-制作スタッフ-
Creative Director: 齊藤 迅(COTODAMA)、本山 敬一(SIX)
Director: 志真 健太郎(BABEL LABEL)
Cinematographer: 光岡 兵庫
Gaffer: 田上 直人
Art: 岩﨑 かおり(スマイルステージ)
Projection: 橋本 俊行(aircord)、中野 誠也(aircord)、上原 八恵(aircord)、入砂 慧太朗(aircord)
Projectior Equipment: KOWA
Editor: 磯部 今日平(ダダビ)
Grading: 根本 恒(L’espace)
Motion Graphics: UDON
Mask: Rudiez、No.1 Graphics
Composite: キシ マナミ
Production Manager: 蓑輪 翔吾(EPOCH)、高田 優生
Producer: 飯野 史子(EPOCH)
Image provision:
RISING SUN ROCK FESTIVAL
フジテレビNEXT/GIP
川口潤
SPACE SHOWER TV
avex
SMASH
Location:CreAto
これまでの軌跡をリリックと映像で濃密に凝縮した「ASTRAL WEEKS」
THA BLUE HERB のこれまでの歩みを表現した楽曲「ASTRAL WEEKS」のパートは、これまでの膨大な映像素材をリ・エディット。FUJI ROCK や AIR JAM、KAIKOO、伝説の日比谷野音などの、貴重な映像とリンクしながら、これまでの歩みを ILL-BOSSTINO が本映像の為に新たに書き下ろしたリリックでラップし、”THIS IS THA BLUE HERB”を体現したものになっている。
1 万 8000 文字が用水路を埋め尽くす「THE BEST IS YET TO COME」
一方、「ASTRAL WEEKS」を受けて始まる THA BLUE HERB のこれからを表現した「THE BEST IS YET TO COME」は、過去 20 年分のパンチラインが埋め尽くした深夜の用水路を ILL-BOSSTINO が独歩する内容。ラップに合わせて過去のリリックが「THE BEST IS YET TO COME」のリリックに塗り替えられていく様は、まさにこれからの歩みを象徴する表現になった。
Lyric Speaker チームとの共同制作
制作にあたっては、歌詞を味わうためのスピーカー「Lyric Speaker(リリックスピーカー)」を開発したCOTODAMA の齊藤迅、amazarashi をはじめとした独創的なミュージックビデオや 2018 年の紅白のオープニングを手掛けた SIX の本山敬一をクリエイティブディレクターに、そして映像ディレクターに志真 健太郎(BABEL LABEL)を迎えました。Lyric Speaker とは、再生している楽曲の歌詞が浮かび上がる、歌詞を味わうためのスピーカー。また、DJ のプレイする楽曲をビジュアライズさせる Pioneer DJ の rekordbox lyric や、ライブ演出など、その歌詞ビジュアライズ技術は、様々に広がっています。この MV では、彼らがこれまで培って来た歌詞のアート表現を用い、映像を制作しました。
MV 収録楽曲について from ILL-BOSSTINO
「ASTRAL WEEKS」
我々自身、今をキャリアの中盤の第一歩と位置づけております。地元札幌にとどまらず、列島中を駆け抜けた 20 年間、我々の道のりを今 1 度振り返り、そこから新しい世界に踏み出そうと思いました。同時にここから合流する新たなリスナー達にも THA BLUE HERB とは?を知ってもらいたく、制作しました。
「THE BEST IS YET TO COME」
いつだって乗り越えていくのは他人様ではなく、自分達。年齢、輝ける過去、内にある恐れや疑い、それらを屈服させてここまで生きて来ました。そしてその姿勢はこれからも変わらない、自分達はまだまだ良くなる、という想いが今も我々を駆り立て、走らせます。
NEW ALBUM「THA BLUE HERB」
20 年を乗り越えた我々にとって、次に目指すものとは何か?未だ足を踏み入れていない原野とはどこにあるのか?
この問いの答えはもう 1 つしか残っていませんでした。 やっていない事、挑戦してこなかった事、それとは、ILL-BOSSTINO と O.N.O の胸中にずっと消えず にあったもの、「俺等は 2 枚組のアルバムをまだ創っていない」という、ずっと残してきた宿題。我々 がアメリカのヒップホップに憧れるだけだったあの 90 年代、2 枚組のアルバムはそれほど珍しい ものではありませんでした。自分達がこの世界に足を踏み入れた時から、2 枚組のアルバムを創るという使命は避けては通れないものとして常に先送りしてきた大きなハードルでした。遂に来た、挑むのは今しかない、今ならきっと出来るはずだ、意気投合した 2 人は長い制作期間に没入してい
ったのです。
完全自主制作、フィーチャリングなし。それはいつもの事ですが、同じ期間内にアルバムを 2 枚創るのと同じだけの言葉、ビートを要する制作は、自ずとラッパー、ビートメイカー共に表現の幅を大きく 広げる作用をもたらし、結果、望んだ通り、この 20 年踏み込んだ事がない領域にまで 2 人を連れて 行ったと、今、ここに居並ぶ 30 曲がそう実感させます。
MV 制作について from 齊藤迅(COTODAMA / Lyric Speaker / Pan Pacific Playa / JINTANA & EMERALDS)
今から 10 年ほど前のある夜、もう仕事をやめて地元の函館に帰りたいと思っていた僕は、どうしても THA BLUE HERB の言葉を聞かなきゃならない衝動に駆られ、仕事を夜に終えた後そのまま空港へ向かい、札
幌で TBH のライブを見たことがありました。そして、BOSS の言葉を受け取り、まだまだ自分はやれる!という気持ちを取り戻し、翌朝からの仕事に始発の飛行機でそのまま戻った思い出があります。僕たちは、「THA BLUE HERB とは今もこの世に実在している人間の向上心そのものだ」という BOSS の言葉こそ、THA BLUE HERB の核だと思ったので、それをそのまま映像化したいと思いました。Lyric Speaker 発売時のご縁、Pan Pacific Playa からの ULTRA-VYBE 池田さん(THA BLUE HERBの制作 A&R)とのご縁、北海道という同郷であることなど、様々なご縁が重なり、今回、ご一緒できて、1 ファンとして感動です。これからのさらなる進化もたまらなく楽しみです。
リリース情報
THA BLUE HERB、結成20周年を経てたどり着いた、7年振り、5枚目のニューアルバム。2枚組全30曲、150分超収録、遂にセルフタイトル「THA BLUE HERB」。
結成20周年を終えたTHA BLUE HERBが次に目指すべきものとは何か?
未だ足を踏み入れていない原野とはどこにあるのか?
その問いの答えとは、ILL-BOSSTINOとO.N.Oの胸中にずっと消えずにあったもの、「俺等は2枚組のアルバムをまだ創っていない」という、ずっと残してきた宿題。それは避けては通れないものとしつつも常に先送りしてきた大きなハードルだった。
その時が遂に来た、挑むのは今しかない、今ならきっと出来るはずだ、2人は再び長い開拓の日々に没入していった。
完全自主制作、フィーチャリングなし、全30曲。これまでで最も厳しいヤマでしたが、ここに、乗り越えました。
我々も既に47歳。ヒップホップの何が好きか、自分達の音と言葉で表したいヒップホップとは何か、もうはっきり見えている。安い早い軽いのトレンドなんざ構っちゃいねえ。成功も失敗も引っくるめて、これまでの自分達の経験、そしてそれが形作る自己と向き合い、前を向くアイデアをじっくり抽出して高い価値を提示しよう。浮かれた流行に我慢ならずに軽口を呟いたりはしない。世の中の不条理に恨み言を吐き捨てて終わりにはしない。いつか来た道をなかった事に、やがて行く道に知らぬふりをしない。日々変化していく想いをその季節限りで枯れていくものにしない。未来を、目が覚めたらもう消えていくだけの夢にはしない。
我々はまだ47歳。この頂に、不動なるものを残しておく。
THA BLUE HERB
『THA BLUE HERB』
2019.07.03 Release
収録曲
[DISC 1]
01. RETURNING
02. EASTER
03. WE WANT IT TO BE REAL
04. 介錯
05. AGED BEEF
06. A TRIBE CALLED RAPPER
07. 凶兆序曲
08. THERE’S NO PLACE LIKE JAPAN TODAY
09. REQUIEM
10. GETAWAY
11. SUVARNABHUMI TRANSIT
12. HIGHER ON THE STONE
13. TWILIGHT
14. KEEP ON AND YOU DON’T STOP
15. THE BEST IS YET TO COME
[DISC 2]
01. DETERMINATION
02. TRAINING DAYS
03. 阿吽
04. HEARTBREAK TRAIN (PAPA’S BUMP)
05. UP THAT HILL (MAMA’S RUN)
06. COLD CHILLIN’
07. 一切空
08. LOYALTY
09. LIKE THE DEAD END KIDS
10. スーパーヒーロー
11. SMALL TOWN, BIG HEART
12. LOSER AND STILL CHAMPION
13. 今日無事
14. MAKE IT LAST FOR…
15. LANDING
●通常盤●
フォーマット : 2CD(初回限定デジパック仕様、歌詞カード付属)
品番 : TBHR-CD-031
税抜価格 : ¥4,500
バーコード : 4526180484097
LABEL : THA BLUE HERB RECORDINGS
●生産限定盤(インスト・ディスク付属4CD仕様)●
フォーマット : 4CD(インスト・ディスク付属、特製三方背ケース付属デジパック仕様、歌詞カード付属)
品番 : TBHR-CD-030
税抜価格 : ¥6,000
バーコード : 4526180484080
LABEL : THA BLUE HERB RECORDINGS
THA BLUE HERB – 5th ALBUM「THA BLUE HERB」RELEASE TOUR
08月23日(金)町田 CLASSIX(042-794-7194)
08月24日(土)中野 heavysick ZERO(03-5380-1413)
08月26日(月)名古屋 CLUB QUATTRO(052-264-8211)
08月27日(火)京都 MUSE(075-223-0389)
08月29日(木)広島 CLUB QUATTRO(082-542-2280)
08月31日(土)福岡 DRUM Be-1( 092-737-5300)
09月01日(日)那覇 Output(098-943-7031)
09月03日(火)大阪 CLUB QUATTRO(06-6311-8111)
09月04日(水)金沢 AZ(076-264-2008)
09月06日(金)新潟 GOLDEN PIGS RED STAGE(025-201-9981)
09月07日(土)熊谷 HEAVEN’S ROCK (VJ-1)(048-524-4100)
09月10日(火)東京 LIQUIDROOM(03-5464-0800)
09月13日(金)郡山 PEAK ACTION(024-983-4398)
09月14日(土)水戸 CLUB MURZ(029-224-7742)
09月15日(日)BAYCAMP 2019(http://baycamp.net/2019/)
09月18日(水)仙台 enn 2nd(022-212-2678)
09月20日(金)山形 Sandinista(090-7320-0592)
09月22日(日)宇都宮 HEAVEN’S ROCK 2/3 (VJ-4)(028-639-0111)
09月23日(月)つくば OctBaSS(080-3443-9072)
09月28日(土)夏の魔物 2019(http://natsunomamono.com/)
09月29日(日)江ノ島 OPPA-LA(0466-54-5625)
10月02日(水)札幌 KRAPS HALL(011-518-5522)
10月04日(金)北見 UNDERSTAND(http://code-0157.com)
THA BLUE HERB(ザ・ブルーハーブ)
ラッパー: ILL-BOSSTINO、トラックメイカー: O.N.O、ライブDJ: DJ DYEの3人からなる一個小隊。1997年札幌で結成。以後も札幌を拠点に自ら運営するレーベルからリリースを重ねてきた。’98年に1st ALBUM「STILLING, STILL DREAMING」、2002年に2nd ALBUM「SELL OUR SOUL」、’07年に3rd ALBUM「LIFE STORY」、’12年に4th ALBUM「TOTAL」を発表。’04年には映画「HEAT」のサウンドトラックを手がけた他、シングル、メンバーそれぞれの客演及びソロ作品も多数。映像作品としては、地元北海道以外での最初のライブを収めた「演武」、結成以来8年間の道のりを凝縮した「THAT’S THE WAY HOPE GOES」、’08年秋に敢行されたツアーの模様を収録した「STRAIGHT DAYS」、そして活動第3期(’07年~’10年)におけるライブの最終完成形を求める日々を収めた「PHASE 3.9」、’13年に東北の宮古、大船渡、石巻でのライブツアーを追った「PRAYERS」を発表してきた。’15年にILL-BOSSTINOがtha BOSS名義でソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」を、’16年には前年末の東京リキッドルームでのライブを収めたDVD「ラッパーの一分」を発表した。
HIPHOPの精神性を堅持しながらも多種多様な音楽の要素を取り入れ、同時にあらゆるジャンルのアーティストと交流を持つ。巨大フェスから真夜中のクラブまで、47都道府県津々浦々に渡り繰り広げているライブでは、1MC1DJの極限に挑む音と言葉のぶつかり合いから発する情熱が、各地の音楽好きを解放している。
’17年、結成20周年を機にこれまでの足跡を辿った初のオフィシャルMIX CD「THA GREAT ADVENTURE」、シングル「愛別EP」を発表。10月には日比谷野外大音楽堂で20周年記念ライブを台風直撃の豪雨の中で敢行、集まった3,000人のオーディエンスと新たな伝説を刻んだ。そして、その模様をノーカットで収録したDVD「20YEARS, PASSION & RAIN」を発表した。
2019年、活動第5期がいよいよ幕を開ける。
THA BLUE HERB RECORDINGS
http://www.tbhr.co.jp/
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