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展覧会『美術館で、過ごす時間 2021 館蔵品展 後期 現代陶芸・金工と油彩』 2021年8月3日(火)~10月20日(水)at 資生堂アートハウス

[2021/07/27]

展覧会『美術館で、過ごす時間 2021 館蔵品展 後期 現代陶芸・金工と油彩』 2021年 8月3日(火)~10月20日(水)at 資生堂アートハウス

『美術館で、過ごす時間 2021 館蔵品展 後期 現代陶芸・金工と油彩』アートハウスで開催。

昨年から引き続き、「美術館で、過ごす時間」は、このコロナ禍にあって、多くの皆さまが芸術と共にある豊かな時間を美術館で身近に親しんでいただくことを願って企画した、絵画と工芸品による館蔵品展です。 本年度は会期を前期と後期に分け、当館ならではの蒐集品を幅広くご紹介いたします。 好評を博した「前期 ヴィンテージ香水瓶と日本画」に続き、後期では現代陶芸と金工、油彩を展覧いたします。

第一会場では、資生堂ギャラリーを会場に開催した「現代工藝展」(1975-1995)メンバーや、アートハウス開催の「工藝を我らに」(2015-)メンバーの現代陶芸と金工をご紹介いたします。 現代陶芸は加守田章二や八木一夫、鈴木 治の作品を展示、いずれも戦後陶芸界を切り拓いた革新者であり、陶芸を本来の用途から離れた場所に自立させ、純粋に造形的な芸術へと導きました。 金工は「彫金」の重要無形文化財保持者(人間国宝)である内藤四郎をはじめ、鋳造の染川鐡之助と西 大由、京都の釜師の家系に生まれながら、鋳造、鍛金、彫金など、さまざまな技法を駆使しながら、金工の新しい在り方を探究している三代 吉羽與兵衛の作品を展示いたします。

第二会場では、同じく資生堂が主催した「第三次椿会」(1974-1990)メンバーの牛島憲之、岡 鹿之助や中谷 泰による風景画を中心に、人間像を追究した森 芳雄、鳥をモチーフに抽象と具象の両面を併せもつ脇田 和の作品をご紹介いたします。

前期展とは趣の異なる、絵画や工芸品の数々をアートハウスの会場で是非ご堪能ください。


展覧会
『美術館で、過ごす時間 2021 館蔵品展 後期 現代陶芸・金工と油彩』

【日程】
2021年 8月3日(火)~10月20日(水)
開館時間:10:00-16:30(入館は16:00まで)
休館日:土・日・月曜日(祝日・振替休日の場合も休館)、夏季休館(8月14日~23日)
※新型コロナウイルスの影響により休館日・開館時間を変更しています。

【料金】
入場無料

【会場】
資生堂アートハウス
https://corp.shiseido.com/art-house/jp/?rt_pr=trj02


加守田章二 「壺」 1979年

加守田章二 「壺」 1979年

八木一夫 「間隙」 1975年

八木一夫 「間隙」 1975年

三代 吉羽與兵衛 「鉄 懸斗留」 2019年

三代 吉羽與兵衛 「鉄 懸斗留」 2019年

脇田 和 「KUKUIの鳥」 1983年

脇田 和 「KUKUIの鳥」 1983年

中谷 泰 「秋草」 1980年

中谷 泰 「秋草」 1980年

岡 鹿之助 「塔」 1975年

岡 鹿之助 「塔」 1975年


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