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『浮世絵風景画ー広重・清親・巴水 三世代の眼ー』2021年7月10日(土)~9月12日(日)at 町田市立国際版画美術館

[2021/07/03]

『浮世絵風景画ー広重・清親・巴水 三世代の眼ー』2021年7月10日(土)~9月12日(日)at 町田市立国際版画美術館


町田市立国際版画美術館「浮世絵風景画ー広重・清親・巴水 三世代の眼ー」開催。~100年にわたる日本の風景を、旅するように堪能する~

町田市立国際版画美術館では、7月10日(土)から「浮世絵風景画-広重・清親・巴水 三世代の眼-」を開催します。
浮世絵の魅力を紹介することを目的として、2017年から開催してきた「はんび浮世絵プログラム」の最終展にあたるこの展覧会では、江戸の歌川広重、明治の小林清親、そして大正から昭和の川瀬巴水という風景版画を得意とした三世代、三人の絵師・画家を紹介します。

江戸後期の浮世絵界では、旅や名所に対する関心の高まりを背景に、「風景」 が美人・役者と並ぶ人気ジャンルとして大きく花開きました。

その第一人者である歌川広重は、四季豊かな日本の風土を数多くの 名所絵 に描き、後世の絵師たちに大きな影響を与えていきます。
その後、明治初期には小林清親が 光線画 と呼ばれる風景版画を発表し、名所絵に新たな表現をもたらしました。
そして大正期、伝統木版画の技術をよみがえらせた 新版画 の制作が開始されます。 その代表的な画家である川瀬巴水は、関東大震災前後の東京や旅先の景色を抒情的にとらえ、風景版画の系譜を継いでゆきました。

本展では、変わりゆく日本の風景を「 三世代の眼 」がどのようにみつめ表現してきたのか、その違いを対比しながら、時代を超えて響きあう風景観や抒情性に着目します。
どこか懐かしい、100年にわたる日本の風景を、旅するようにご堪能ください。


『浮世絵風景画ー広重・清親・巴水 三世代の眼ー』

【日程】
前期:2021年7月10日(土)~8月9日(月・振休)
後期:2021年8月12日(木)~9月12日(日)

※総出品点数は373点(前後期に分けて半数ずつ展示)。
全作品が展示替えとなるため、ぜひ2回足をお運びください。

■休館日
月曜日(8月9日〔月・振休〕は開館し、8月10日〔火〕は休館)
※8月11日(水)は、展示替えのため企画展示室(本展)を閉室し、同展示室以外は通常通り開館します。

■開館時間
平日:午前10時~午後5時
土日祝日:午前10時~午後5時30分
(入場は閉館30分前まで)

【料金】
一般900円、大・高生450円、中学生以下無料

【会場】
町田市立国際版画美術館
(東京都町田市原町田4-28-1)
http://hanga-museum.jp/

新型コロナウイルス感染症対策について
1.消毒用アルコールを正面玄関に設置します。
2.検温を実施します。 (37.5℃以上発熱・咳などの症状のある方、体調のすぐれない方は入館をご遠慮いただきます)
3.円滑な人の流れを確保するため、展示室は基本的に一方通行です。
4.入場者数が制限人数を超えた場合は、館内又は館外で待機していただきます。

『浮世絵風景画ー広重・清親・巴水 三世代の眼ー』2021年7月10日(土)~9月12日(日)at 町田市立国際版画美術館『浮世絵風景画ー広重・清親・巴水 三世代の眼ー』2021年7月10日(土)~9月12日(日)at 町田市立国際版画美術館

町田市立国際版画美術館

町田市立国際版画美術館

町田駅から徒歩約15分、緑と水の豊かな芹ヶ谷公園内にある版画を中心とした美術館です。

年間を通して、さまざまな展覧会を開催しているほか、館内の工房では版画講座や体験イベントも実施しています。

また、「古今東西の版画の歴史が多面的・総合的に理解できるコレクション」を目指して、国内外のすぐれた版画作品とそれに付随する美術資料を収集保存しており、収蔵作品は現在3万点以上にも及びます。

http://hanga-museum.jp/


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