特集:WOOD SOLID DANCE JAM (INTERVIEW & LIVE MOVIE)
Profile of |WOOD SOLID DANCE JAM|
WOOD SOLID DANCE JAM インタビュー
WOOD SOLID DANCE JAMからBASSの小此木 卓郎氏とDRUMのYoAsai氏にお話を伺いました。
—–まずは結成のお話からお願いします。
小此木 卓郎(以下 T): 結成は、ネットのメンバー募集でまずはドラムを見つけて、そのドラムが今度またネットで鍵盤を見つけてとりあえず3人が集まってスタジオ入ってみたいな感じですね。
—–それっていつ位の話なんですか?
T : 3年~4年前とかかな。
—–あ、そんな最近なんですね?前に初めてCLUB ASIAで観たのは割と初期の頃だったんですね?
T : そうそう。その頃の鍵盤が結構JAZZな人で。元々その彼がもってたJAZZ用の曲とかをアレンジしてDrum ‘n’ Bass風にしたりしてましたね。
—–元々そのメンバー募集内容としては適当だったんですか?それとも、ある程度ジャンルを絞ってって感じだったんですか?
T : 適当っていうよりは、その募集要項の好きなアーティスト欄に、Squarepusherとかaphex twinとかのドラムン系だったり、後はaudio activeとかlevel familiaとかのDUB系なんかを書いて。それが共通でみんなピンと来た感じかな。
—–割と当時って今よりももっとDrum ‘n’ Bassに近い感じだけどそれをバンドで表現したみたいな感じでしたよね。で、今3年~4年経ちましたが、メンバーチェンジも多々ありつつ。あ、よーちゃんもう少し待ってね(笑)
YoAsai(以下 Y) : はい(笑)
T : 笑)その鍵盤弾いてくれてた人が、JAZZの先生とかもやってたから忙しくなってしまい。その時にヘルプで入ったのが今の鍵盤のcoba。後はSAXが入ったりもして、鍵盤も別の人が正式に入ったりしながらも色々あって。その鍵盤が抜けた後にcobaが正式に加入するも、今度はドラムが抜けたみたいな。
—–それは前のドラムのカツ君ね?ちなみによーちゃんはその過程を見てるわけかな?(笑)
Y : なーんとなく見てるかな(笑)ライターやってた時代があってその時にWSDJをインタビューしてるから。
T : 前のアルバムを出した時だよね。
Y : 初めてライブを観た時の鍵盤がcobaだったんだけど、インタビュー来たのが別の鍵盤で(笑)久々にライブ観たら今度はSAXがいねーみたいな(笑)で、気が付いたらドラムを俺に振られてたっていう(笑)
T : 前のドラムが辞めた時に活動は少し止まってたんだけど。で、今までジャムセッションとかした事があったよーちゃんに声をかけた感じかな。それ以外のドラマーは声をかけてない。
—–前に一度RUBY ROOMでのセッションナイトみたいな時に、僕も遊びで叩いたりしてて。
たくちゃんもいて、その時に僕はよーちゃんのドラムを初めて観たんだけど、かなり酔った状態で現れて更に飲みまくって、しかもドラムが滅茶苦茶でっていうかもう酷くて(笑)っていう印象しかなかったから加入したって聞いた時に、え?あの滅茶苦茶なドラマーだよね?って(笑)
Y : あの時は飲み過ぎて記憶がなかったもん(笑)ビール何本か空けて来て、BARでテキーラ飲んで(笑)
T : 基本俺とcobaもガーっと飲んでライブするんだけど、よーちゃんの場合は飲み過ぎるとあまりよろしくない(笑)
—–最終形見た感じだと止めた方がいいかも(笑)
Y : 腕がなんか上がらなくなるんだよね。重力が変な所で発生してるぞみたいな(笑)
—–それって違う病気なんじゃないの?(笑)
Y : しかも加入するって決めたのも飲みに行った時だし(笑)
T : スタジオも入らないで、やろっかみたいなノリだったかな。
Y : 俺はやっぱり前のドラマーみたいな超絶的な事は出来ないけど、まー練習になっちゃえばいいかなって思って(笑)糧にしてやるぞみたいな。前のドラマーでは出せなかった味をどう出すかって考えてたんだけど。あの人はどちらかといえば芸術肌アスリートタイプで、俺はどちらかというとパンク寄り喧嘩屋みたいな感じだから(笑)そういう持ち味が出せたらいいかなって。
—–意外と真逆だけど結果的なクオリティーの高さは変わっていないよね。
T : ただ共通して言えるのが、二人とも音がでかい。ライブでモニターが要らない位(笑)
—–確かに音でかい!
Y : 音がでかいのが美学(笑)
—–リズム隊的にはなかなか調子がいいんじゃないんですか?
T : 俺はかなり楽しいかな。
Y : 俺はただただパンクになってるから(笑)常に闘いみたいな。リズム隊っていうよりは全員ウワモノみたいになっちゃってるから(笑)
T : 誰かがスッと引いて、誰かが出て来るいたいな感じよりは、全員が出てきちゃって。いや、俺もいくしみたいな感じはある。
—–前は凄く透き通った感じで繊細なイメージだったけど、今はパンク色が強くなってるからライブ感もあるし色んなシチュエーションでも通用しそうな感じはしますよね。ジャンル問わずね。
Y : ミュージシャン受けはもしかしたらあまり良くはないかもしれないけど、むしろ俺が大事にしてるのはお客さんだから。ミュージシャンの間で凄いとか言われるっていうよりは、お客さんに何を残せるかだから。例えばメンバーに良いとか悪いとか言われたりしても、敢えて無視しちゃうケースが多々ある。うるせーって言って(笑)そこに鉄アレイがあったから出しちゃったみたいな。プロレスになっちゃったけど(笑)
—–なになにプロレス好きなの?(笑)
Y : プロレスは好きかな。
—–新日本プロレスと全日本プロレスだったらどっち?(笑)
Y : う~~ん。。。昔は新日だったんだけど今は全日(笑)格闘技もやってたから直ぐに格闘技で例えたくなっちゃう。今の状況を例えると、俺が加入する前の、総合格闘技の様に素晴らしく出来上ったアート感覚な部分を、俺が加入後はストリートファイトまで引きずり込んだから、まだまとまってないその※△Σ。。。
—–何言ってるか全然分からない(笑)
Y : うん(笑)そう思うからこれをきっとkenken(インタビューアー)がうまくまとめてくれるんだと思う(笑)
T : そこはkenkenの腕の見せどころでしょ(笑)
—–無茶苦茶だな(笑)でも、パンクラスっていうよりは、どちらかというとFMW系?
Y : 大仁田劇場(笑)
—–はは(笑)でも、真面目な話今の状況は物凄くいいんじゃないんですか?
T : 今の3人の状態の音源はないんだけど、ライブの反応は今の方が全然いいかな。特にライブも一時はCLUB JAZZみたいなシーンで誘われたりしてたんだけど、最近は明らかにシーンが違うよねって思ったりはするかな。でも、どんな現場でも魅せれる自信はある。
—–精神論的にはどのシーンが心地良い?
T : 一番楽しいのはやっぱりパンクだったりハードコアだったりの方が面白いしバイブスは合うかもしれない。
Y : よりバイブスを感じとってくれると思う。
T : 後は俺らの事知らないAWAYな場所の方がより一層メンバー的にもテンションが上がるかも。
—–まーCLUBオラオラ系だよね(笑)
Y : そうそう(笑)
—–さてさて今後ですが。どんな予定ですか?制作活動?
T : 制作もそうなんだけど、ライブやりつつバンドのプロモーションをしていこうかなと。
—–今回サイトでも公開し始めた映像を使ったりして伝えていけたらいいですよね。この映像はどこで撮ったんですか?
T : 渋谷のUNDER DEERっていう所で夏過ぎ位に撮って貰って。
—–ライブ感もあって凄く自然な感じの映像でいい感じですよね。やっぱりWSDJはよりライブで伝えるバンドである事は間違いないから。それを伝えるには映像が一番近道なのかなって気はしますよね。後は来年は音源を是非期待したいですね。
Y : 作りたいですね。CLUB系リスナーが多いかもしれないですけど、cobaとも話を良くするんだけど、取りあえずモトリークルーに並ぶような音源を作ろうと。本当にモトリークルーの音源に近いサウンドでやってみたいと。これは本当の話です。
—–どのアルバム?DR FEEL GOOD?
Y : モトリークルーのモトリークルーです(笑)ジョン・コラビの時の。
—–斬新で良いと思う。アナログとかで録音してね。
T : 今の3人だとクリックとかできっちり録音するよりは、もっとアナログの持つ一発感の方が合ってるかもしれないかな。
—–なるほどね。それではそろそろ締めで。最後に何かありますか?
T : 今回撮って貰った映像を観て、とにかくライブに来て欲しいですね!
Y : こいつら死んじゃうんじゃねーか2秒位でっていうライブが出来たら良いと思う。クラブ系じゃないだろって(笑)常にクラッシュ2枚持ちで、キーボードとか折れるんじゃないかって位の(笑)
—–やっぱ大仁田厚系じゃん(笑)って言っても言うほどそこまでじゃないでしょ?(笑)
Y : そこまでではないです(笑)
T : ありがとうございましたー(笑)
WOOD SOLID DANCE JAM OFFICIAL HP
http://woodsolidancejam.3zoku.com/
Interview by kenichi kono
Photo by kenji nishida
Posted in ALL ENTRY, INTERVIEW, MOVIE, Wood Solid Dance Jam |