CULTURE.ART.MUSIC.LOCAL.EGO = SCENE

Yamabiko Art 個展 『換骨奪胎』 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土) at 阿佐ヶ谷 TAV GALLERY

[2016/06/05]

Yamabiko Art 個展 『換骨奪胎』 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土) at 阿佐ヶ谷 TAV GALLERY

現代の達磨絵師――グラフィティ文化と和の表現を繋げるYamabiko Art個展「換骨奪胎」開催

九州で民芸品や郷土玩具を扱う「山響屋」を経営する傍ら、伊勢丹、高島屋などで、縁起物のART達磨を販売する気鋭の絵師が、日本の伝統表現を換骨奪胎

グラフィティで培ったスキルを駆使し、独自の和の表現を追求するYamabiko Artによる個展「換骨奪胎」を、阿佐ヶ谷TAV GALLERYにて、6月25日(土)~7月2日(土)まで開催します。

Yamabiko Artは、民芸品と郷土玩具を扱う「山響屋」店主であり、毎年1月に関西圏の福を求める人たちでごった返すお祭り「十日戎」で、縁起物のART達磨を販売する「うたげや」の達磨絵師としての活動も行う作家です。

本展のテーマである「換骨奪胎(かんこつだったい)」は、先人の着想や形式に、新たな創意を加え、独自の表現を生み出すという意味があります。作家自身が愛でる日本の伝統的な表現は、ただ踏襲するだけでは古臭いと見なされがちです。しかし、Yamabiko Artはそこに「自分らしいエッセンスを注入することで、それらが新鮮に見えて面白いと思ってもらえれば嬉しい」と語ります。自身のルーツであるグラフィティと「和」という異質の表現を融合させるYamabiko Artの作品群は、今まで身の回りに当たり前にありすぎて気付かなかった古き良き文化に改めて(もしくは初めて)目を向けるキッカケになるでしょう。

開催にあたってキュレーターの岡本奇太郎は、本展ステートメントの中で次のようなコメントを寄せています。

「AとBを足してCを作り、AとBとCを抱き合わせてDという視点を提示する換骨奪胎の名手であるYamabiko Artの作品を皆様に見ていただくことで、普段当たり前すぎて気にも留めないような普遍的なイメージも、角度を変えて見ることで存分に楽しめることが伝われば嬉しい」

本展では、Yamabiko Artの十八番である達磨の他に、スプレー缶や木材などのマテリアルにペインティングを施した立体作品と平面作品が展示されます。招き猫、福助、お多福、熊手などの縁起物や、浮世絵といった日本人なら誰しも目にしたことがあるであろう図像を、Yamabiko Artが「自分らしいエッセンス」を注入し換骨奪胎することで、特別なものへと価値を転換させる妙技に、是非、ご注目ください。


Yamabiko Art 個展「換骨奪胎」

会期 : 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土)
会場 : TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐谷北1-31-2) [03-3330-6881] 時間 : 11:00 ~ 20:00
休廊 : 木曜日

キュレーター : 岡本奇太郎(出版社勤務を経て独立。現在、双葉社発行『小説推理』で「芸術超人カタログ」を連載中)

OPENING PARTY : 2016年6月25日(土) 18:00 ? 20:00
※ 作家によるライブペイントも予定しております。

Web : http://tavgallery.com/yamabiko-art/


Yamabiko Art 個展 『換骨奪胎』 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土) at 阿佐ヶ谷 TAV GALLERYYamabiko Art 個展 『換骨奪胎』 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土) at 阿佐ヶ谷 TAV GALLERYYamabiko Art 個展 『換骨奪胎』 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土) at 阿佐ヶ谷 TAV GALLERYYamabiko Art 個展 『換骨奪胎』 2016年6月25日(土) ~ 7月2日(土) at 阿佐ヶ谷 TAV GALLERY


Yamabiko Art / ヤマビコアート

Yamabiko Art / ヤマビコアート

長崎県島原市出身。
「山響屋」店主。絵師。
福岡市中央区今泉にて、九州の民芸品や郷土玩具を扱う「山響屋」を経営する傍ら、絵師としても活動。大阪を拠点に縁起物ARTを展開する「うたげや」にて、達磨にオリジナルの絵付けを施す活動も行なっている。

「山響屋」HP
http://yamabikoya.info/


Posted in ALL ENTRY, EVENT, EVENT INFO, RECOMMEND |