CULTURE.ART.MUSIC.LOCAL.EGO = SCENE

JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE MINORITY ISSUE

JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE
PEACE、BRUTAL & CHAOSを体現し続けるBAT CAVEの酋長、ヴォーカリストJxIxBxI氏。
バイオレンスなステージングと子煩悩という魅力的な両面性を併せもつ要注意人物。彼のルーツや思考、そして近況についてお話を伺った。


JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE

PROFILE OF |JxIxBxI|

PROFILE OF |BAT CAVE|

what’s |MINORITY ISSUE|

JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE インタヴュー
2012.02 at 都内某所

—–JxIxBxIさんが最初に音楽をはじめたきっかけって何かあったのですか?

普通に中一くらいから色々な洋楽を聴くようになって、カッコイイと思ってスタジオ入ってみようか、ライヴやってみようかみたいな自然な感じだったかな。

—–はじめからボーカルだったんですか?

実は一番最初にギターを買ったんですよ。ギブソンのフライングVをいきなり買って、ありえないじゃんそんなの(笑) バカじゃねぇーかってみんなに言われたんだけど、俺、結構働いていて、中卒だから働きだしたのも早くて金はあったから楽器屋行ってカッコイイなと思って漠然とそれ買ったらそのフライングVで、まあ普通買わないじゃんそんなのみたいな。

—–そうですよね

で、演ったらあきらかに俺ギタリストじゃなかったんだよね~(笑)

—–馴染まなかったと(笑)

はい。そうですね、Sex PistolsとかBeastie Boysのハードコアっぽい曲とか色々やっていたんだけど、俺違うと思って、なんかボーカルでも遊びでスタジオとか入っていて、友達とふざけて入ってたんですよ。
今、WAGDUGのギターのSABとか、

—–SUNS OWLの

そうそう、SUNS OWLのSABとかあと初期パンとかやっていた奴らとグランジみたいなのやろうよって感じでスタジオとか入っていたんだけど、みんな忙しくなってきて、そのSABがSUNS OWLをやるからちょっとゴメンって言って、遊びだったからまあいいやみたいな感じだったんだけど、当事携帯なんかまだない時代だし、ポケベルとかちょっと普及してたけど、そんなの俺持ってなかったんだけど、まあ実家に電話があってその時のベースの奴がちょっとバンドやるから歌ってよって、それではじめて本気なバンドをやるようになってANTIKNOCKとかでよくやってたんだよね。客5人とかの前で(笑)

—–(笑) ハードコアな感じですか?

それはねもっとオルタナティヴな感じ、Stone Temple Pilotsみたいな。あとその頃、BAD BRAINSとかが大好きで、ストテン、バッドブレインズ、初期サウンドガーデンみたいな

—–BAD BRAINSの速いやつですか?

そうそうあの速い感じとか、そうだなぁ~、あとLiving Colourとか出来ないくせにそういのばっかりやりたがってたね(笑)

—–それはカバーじゃなくてオリジナルでそういう感じの曲を作ってやっていたんですよね?

そう、オリジナル。超ショボイんだけどね。そんな感じです。

—–その頃からリリックも書いている感じですか?

そうですね。

—–BAT CAVEのリリックって全部JxIxBxIさんが書いているんですよね?

そう、全部俺だよ!
なんかカッコイイのとか書きたいんだけどさぁ、どうしてもこう自分のその時のアルバム作っていた時とか準備している時に起こってしまった事を書いてしまうというか、リアルかもしれないけどねそれはそれで。

—–特にリリックを書くぞっていうモードになって書くわけではなく自然と降りてくる感じですか?

うん、そうだね。降りてくるって言うとカッコイイ言い方になっちゃうけど、ああ、今書けるなっていう状態じゃないと書けないというか、無理やり書こうと思っても俺、勉強とか全くしなかったタイプだから、よし勉強しなきゃって感じで机に向かっても何もペンが動かないのと一緒で今だったら出来るかなって感じの時に。

—–フレーズをピースで留めておいたりもしない感じですか?

あっ、それはあるかもしれない。箇条書きで書いておいたりはするね。

JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE

—–その時あった事を書いていくってなると日常の生活がそのまま反映される感じですよね。

そう、だから3枚目のマイキードーリングがプロデュースしてくれた「コウモリの唄」なんかは初めての日本語アルバムだったんだけど激ダークな訳よ。解ると思うんだけど。ギターを弾いていたポンチの友達なんかは最もこのアルバムは聴きたくないって言ったらしいの、歌詞がたぶんリンクしちゃったんだと思うんだけど。俺も兄弟みたいに一緒に育った親戚の兄貴がツアー中に亡くなったり、おばあちゃん子だったんだけど、ツアー中におばあちゃんが亡くなっちゃたりものすごい事になってたのね。で、そういうときにちょうどそういうリリックになったというか、今とかは絶対書けないと思うけどその時はそれしか、何で呪われているのかなじゃないけどプラスでツアーに出てるからすぐに帰れないじゃん。

—–あの当事は本当にずっと周ってましたもんね。

そうそうメチャメチャずっと周りぱなっしだったから、関係ないのかも知れないけどツアー中に機材車が廃車になったりとか(笑) なんか知んないけど良くない事って連鎖するんだよね。だからリリックも悪い感じだったり煙たい感じになったね。

—–バンド自体はその後一度、解散という道を選ぶ訳ですがそれはそういった悪い流れを断ち切ろうみたいな考えもあったのでしょうか?

それはないかな。解散したのは結局、当事ポンチがギター弾いていて、RYO-SUKE(Gt)も戻って来て1人でも欠けたらBAT CAVEじゃねぇーって心からそう思ってたんだけど、元々ハードコアとかヘビーメタルだけを聴いて育ってきたわけじゃないから、SLAYER、Beastie Boys、Public Enemy、RUN DMC・・・って色々な音楽が大好きだったから、ぶっちゃけターゲットが定まってなかったかもしれない。

—–色々な事がやりたいけど、ファンが求めているものとのギャップみたいなものですか。

そうそうそう。ドラムのフィルインなんかいらねぇーじゃんって言ってたし、ドラムなんか3点あればいいんだからってその時。手数じゃねぇーよって(笑)

—–それある意味YOUTH-K!!!(Dr)のストロングポイントの1つじゃないですか。

うん。でも俺それ言ってたの。で、YOUTH-K!!!も色々な音楽を聴く奴だからそれを解ってくれるわけよ。今とかはダカダカダカダカって演ってるけど、その時はド・タンって感じのフィルインとかDEFTONESみたいなシンプルな感じとかを解ってやってくれてたね。どっぷりスラッシュドラマーみたいに見られるけど全くそんな事はなくて、ものすごくHIP-HOPみたいなの叩かせたら叩けちゃうし、WU-CHY(Ba)もそうな訳じゃん。だから逆にブレブレになったよね。

—–あの2人は本当にこれを演ってくれって言ったらそれが出来ちゃいますからね~。

そう、出来ちゃうのよ! 俺達も好きだからやろうと思ったらFAITH NO MOREのEpicをカバーしたりとかHIP-HOPっぽい路線のやつとか俺達も出来るじゃんみたいな感じになってきちゃったりして、だから今でも俺らのSEはCypress Hillだったりするんだけどね。何か変なバンドだよね。

—–だからリリックとかはHIP-HOPの方の書き方とかに近い感じなんですね。

そうです!まさにそうです。 俺なんかは今では活動休止しちゃってるけどギヤマントーンっていうHIP-HOPのユニットとかもやっていていまだにある人から声掛けられたりするけどなかなか時間もないから様子はみてるけどいつかやりたいなと。

—–それも機会があれば是非見てみたいですね!
BAT CAVEは復活してからもう2年経つんですね。

そうだね。

—–再結成してから発表した「VAIN」は元々あった曲なんですか?

あれは再結成してKOUTALOW(Gt)君が入って作った曲だね。

—–あれも悪い曲ですよね(笑)

あの曲悪いね~、歌詞もワルいしね(笑)

—–やはりKOUTALOW(Gt)さんの加入は大きかったですか?

そうだね。KOUTALOW(Gt)君はなんというか非常に繊細だしメタルとかスラッシュに関してはなんでもできちゃうね。

—–RYO-SUKE君とのバランスもすごい良いですよね。

今、すごく良い感じ! SLAYERのKerry KingとJeff Hannemanじゃないけど

JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE

—–俺なんかが言うのも何ですがBAT CAVEは今ものすごく良いLIVEをしていると思います。

本当に?

—–再結成してからなんだかんだで結構見てると思うんですが、

かなりの数見てくれているよね。

—–毎回良いんですけど、最近は本当に気になる所がないというか最初の頃はなんとなく誰かしら窮屈そうな時もあった気がしたんですよ

わかる!今は本当に自然な感じでできているかな。それは間違いなく。

—–そういうのはやっぱりやり続けるからこそ良くなるんですかね?

逆にもう気負ってないんだと思う。いい意味でそれぞれがそれぞれに投げっぱなしになれたみたいな。

—–個性はかなりみんな強いじゃないですか?

そうだね。各々がきっちりはやるんだけどガチっと決め過ぎないで、ライヴで今まで演ってなかった曲とかをやる事になっても結局コーラスが必要な部分とかバッチリやるとかじゃなくてKOUTALOW君ここコーラスいける? 「え~~」とか言いながらね(笑) 

—–(笑) でもやるみたいな

そうそう、リハとかでもコーラスやってなかったのに本番はいい感じにやってたりとか、まあやってなかったとしても今はそれはそれで良いじゃんみたいのはあるね。

—–再結成して良かったなって感じますか?

絶対そうでしょ! なんかやっと、やっと良いんじゃないみたいな。

—–じゃあ今年は期待しちゃって良い感じですか?

期待とかはあれじゃない。まずBAT CAVEに関してはどうなりたいっていうのがあるわけじゃないからね。

—–でも楽しんでやれてるんですよね?

楽しいだけだよ~。良い意味で。
なんかさぁ、YOUTH-K!!!とかWU-CHYも仕事でDETOROXやったりしてるじゃん。それって昔だったらどうなのって思ったりもしたけど今は頑張んなぁ~ていうか、う~んそれすら思わないみたいなところはあるよね。

—–メンバーそれぞれが自立したって事ですかね?

そうそう、みんなそうやりながらもBAT CAVEが最も目標がないバンドかも知れないけど、どうしなければいけないっていうのも無いんだけど、そこが家のような感じになっているのかな。窮屈じゃなくリラックスできるよね自分の部屋はさ。

—–そんなマイペースの中、最近はBLACK FLYSがサポートに付いてくれたりしていますよね?

そうそう、言って来てくれてさ! すごい嬉しいよね。メンバーはとりあえずあがってるっていうか本当に大好きだから嘘抜きで、本気でブラックフライなんて何本持ってるかわからないもん。たぶん十何本とかは持ってると思う。つい買っちゃうんだよね。

—–じゃあそのうちコラボレーションとかもできたら嬉しいですね。

そうだね。Tシャツとかだけでもできたら嬉しいね。

—–BAT CAVEのTシャツは毎回JxIxBxIさんがデザインしているんですか?

毎回俺ではないね。友達の絵描きに頼んだりとか

—–今度なんかコラボレーションアイテムを出すとかってBLOGで告知してましたね。

KILLA ANTHEMっていうブランドがあってKILLA HILL STOREっていうWEB SHOPのメンバー、ALCATRAZ FOUNDATIONっていう90年代のWu-Tang ClanとかGang StarrとかNasとかあの辺のズブズズのヒップホップが好きで向こうの奴らとも繋がったりしている軍団がいてそこのやつがやっているブランドなんだけど、一見全然接点なさそうなんだけどさっきちらっと言ったギヤマントーンを聴かせたら「ヤバイですねー」ってなってそこから繋がって腐れ縁じゃないけどその彼とやろうかって事になって今デザインがちょこちょこあがって来ている感じだね。

—–おっ期待しています!
JxIxBxIさん自体は最近デザインはあまりやってない感じですか?

また色々やれたらと思って家でちょっとやってるよ。

—–以前にJxIxBxIさんがデザインした物を見る限り音楽の影響もさる事ながらホラー映画とかからの影響も絶大ですよね。

まさに。

JxIxBxI (Vocalist) from BAT CAVE

—–最近も結構ホラー映画とか見たりしてます?

いやぁ~最近は子供できてから全然見れてないんだよね。

—–子供の前でThe Texas Chainsaw Massacre見たりはしていないと

それはまさかーって感じじゃん(笑) でも全然興味は薄れてないからこの間The Thingの限定100本で今時VHSでTシャツ付きっていうのが日本に8本だけとか言ったかな。それが発売されて買おうと思ったらそっこうで完売しちゃって買えなかったんだよね。それが最近一番後悔してます。。。

—–残念ですね~。物は欲しいと思ったときが買いどきっていいますからね。

ね~。だけど今のホラー映画はあんまり見る気しないよね!? リメイクだとしても。

—–そうですね。やっぱり70年代、80年代位のやつですか。

やっぱ役者もちがければフィルムも違うし、空気感も違うよね。

—–The Texas Chainsaw Massacreなんて当時のアメリカで興行1位とかですからね。

ね~、しかも実話だしね。今なかなか無いよねそんなの。
なんでもかんでもコンピューターで処理もできればっていうので撮るものとは別物だよね。

—–映像の部分の問題もあるけど発想がやっぱり

全然ちがうよね。生々しくないっていうかさ、

—–最近は日本のホラーの方が繊細なんで良くできている気はしますね。むこうのやつはちょっとギャグっぽくみえちゃいますね。

全然ギャグでしょ(笑) 見ながら笑っちゃうもん。

—–中にはすごいのもあるのかも知れないですけどね。

だったらもうとことんマーダー・ライド・ショーとかお笑いコメディーホラーみたいの方が面白いよね。タランティーノとかも馬鹿げているくらいのやつの方が。 最近は時間もなくてあまり見れてないんだけどね。

—–最近はどんな感じですか?

やっぱり子供と過ごす時間が多いかな。

—–新しい曲にはそういった部分が反映されそうですか?

それはどうかな。解らないけど歌詞はやっぱり今までのように友達とかの事が多くなるんじゃないかな。RYO-SUKEとかYOUTH-K!!!が曲はバンバン作っているから。

—–曲を聴いて、そこからリリックあてていく感じですか?

今までそんな作り方したことなかったんだけど、本当の意味で良いものができれば何でも良いじゃんみたいな。今年中にはなんとか形にできたらなって感じかな。

まあ、笑いながら激ワルな音楽をやれたらいいかな。

—–勝手に期待してますね♪ 今日はありがとうございました!

Interview by KISHIMOTO

Posted in ALL ENTRY, BAT CAVE, INTERVIEW, minority issue |