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FUNERAL FOR A FRIEND

FUNERAL FOR A FRIEND/フューネラル・フォー・ア・フレンド

2002年に元JANUARY THIRSTのメンバーらを中心にイギリスのウェールズで結成。
デビュー前から地元ラウドロック誌『KERRANG!』の新人賞を獲得するなどで話題を集める。

2003年8月に1stアルバム『CASUALLY DRESSED & DEEP IN CONVERSATION』でデビュー(日本盤発売は2004年2月)。同時期にアメリカで注目を集めていたFINCH、THE USED、STORY OF THE YEARらへのUKからの回答として認知を高め、直後に開催されたMAGIC ROCK OUT 2004出演で初来日を果たす。その後LINKIN PARK主催のProjekt Revolution Tourに参加し、同年秋に初の単独来日も実現。

2005年6月にPANTERAやDEFTONESを手がけたことで有名なテリー・デイトをプロデューサーに迎えた2作目『HOURS』をリリース。前作の延長線上にありつつ、より洗練されたサウンドでさらなる人気を集める。その足で11月にはTaste Of Chaos Japan Tour 2005にTHE USED、STORY OF THE YEAR、KILLSWITCH ENGAGEらとともに出演し、三度目の来日。年が明けた2006年4月にふたたび単独で来日ツアーを行い、日本での人気を決定付ける。

2007年5月には3枚目のアルバム『TALES DON'T TELL THEMSELVES』を発表する。初のコンセプト・アルバムというだけでなく、スクリームや疾走感といった要素を交代させ「脱スクリーモ」といえる作風に挑戦。その変化がファンの間で物議を醸すも、一過性のムーヴメントに惑わされないバンドであることと、メロディ作りのセンスをアピールする結果となった。もちろん同年9月には単独来日を行い、音楽性が変化すれどファンとの関係は一切変わらないことを見せつけた。

その後レーベルをRoadrunnerに移籍し、前作からおよそ1年半という短いスパンの2008年10月に4作目『MEMORY AND HUMANITY』を発売。しかしこの直前にベーシストのギャレス・デイヴィスが友好的に脱退し、ギャビン・バロウが加入する。翌年2月に4度目の単独来日ツアーを行い、バンド健在を知らしめる。そのまま12月にFINCHとのカップリングツアーでも来日を果たす。

バンドは順調に活動を行うかと思いきや、2010年にダラン・スミス(g)が脱退。ギャビンがベースからギターにスウィッチし、代わりにリチャード・ブーシュを迎えることで事なきを得る。その編成のまま2011年3月に5th『WELCOME HOME ARMAGEDDON』をリリース。3作目以降で突き詰めてきたメロディへのこだわりはそのままに、初期作品を思わせる疾走感を復活させ、さらなる進化を遂げる。9月にはIN THIS MOMENT、CrossfaithらとともにExtreme the DOJO Vol.27に参加する形で来日公演を行う。

2012年5月にドラムだけでなくスクリームも担当し、サウンドの重要な部分を担っていたライアン・リチャーズが脱退。元RISE TO REMAINのパット・ランディを加入させ、レーベルもDistiller Recordsに移籍し、心機一転作となる6作目『CONDUIT』をリリース。

2015年1月、7作目となるオリジナルアルバム『CHAPTER & VERSE』をリリース。

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FUNERAL FOR A FRIEND Official Website

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