粋響~sui-kyo~vol.1 SARATOGA~release party~ 2014.01.19 at 新代田FEVER REPORT
Profile of |SARATOGA|
粋響~sui-kyo~vol.1 SARATOGA~release party~
2014.01.19 at 新代田FEVER
-BAND-SARATOGA
REBEL FAMILIA
光風 & GREEN MASSIVE
BUZZ SQUAD feat BABA,MASATO with DUBMIX Ataraw
ALPHAVILLE
-DJ-
メメ
橋口家(Ripery’s Sugar/QuO)
QuVota(Tutinoko Beat Production/lcb)
kenken(a-files/lcb)
-VJ-
Mitchel
-LIVE PAINT-
RUSOW
熱演!この言葉がしっくりくる一日だった。
粋響~sui-kyo~vol.1と題しディジュリドゥ、ドラム、シンセサイザーによる人力・ダンスミュージックバンドSARATOGAのセカンドアルバム『SARATOGA (BLUE)』リリースパーティーとして催された当イベントは単純にリリースパーティーという器以上に素晴らしい空間となった。
それぞれ全てのバンドが主役でそれを支えるDJ、VJにイベントにアクセントをもたらしたライブペイントと会場全体が自然とひとつになり熱気を帯びていた。各々に全ての出演者に敬意を評し、会場を埋め尽くしてくれた全ての来場者に感謝を示し、再会や新たな出会いに乾杯を。音楽に執着し鼓舞し踊り楽しむ。SARATOGAへのお祝いと相成っての相乗効果が抜群の刺激を生み出していたように思う。
本当に全てのバンドが色濃く魅せてくれた。
ALPHAVILLEは研ぎ澄まされた感性と想像力を掻き立てる描写音が心を打つ展開でイベントに息吹を吹き込み、BUZZ SQUAD feat BABA,MASATO with DUBMIX Atarawはツインドラムにベースとダブミックスという形態で即興でドラマチックに音を轟かせ、濃厚に焚かれたスモークの中でフロアを陶酔させた。そこはまるで樹海から宇宙までもを行き来するような空間に誘われているようであった。光風 & GREEN MASSIVEは緩やかなスタイルの中に豊かな音楽性が際立ち、レベルミュージックが放つ自覚に気づかせてくれるとともに日本語の持つ美しさと奥深さを感じ、心の情景を浮かび上がらせくれた。その中で途中にはレゲエシンガー MINAO(MINAMOTO JAMS)も急遽飛び入りでステージに登壇し熱いヴァイブスを届けてくれたのは嬉しい誤算であった。さらにREBEL FAMILIAはマシンガンのような音塊で会場中を異次元に導き、重なる音の複雑さと凄み、奥底から滲み出てくる重厚さ、その中で純粋に踊ることの楽しさを生身で反映させてくれた。
そして、SARATOGA。この日の彼らにとってこれ以上ないそのステージは押し寄せるプレッシャーなどは物ともせず直感と本能を刺激しまくっていたように思う。イベントとしてのハイライトや想いなどはそれぞれ色々あると思うけどあの会場の盛り上がりが全てだよね。
本当に素晴らしいライブを堪能できた。
濃密な時間というのはあっという間に過ぎさるものなのだが、そこに寂しさはなく充実した時間をすごした者の表情は出演者もお客さんもスタッフも関係なく和らいだものであった。音で語られる世界が紡ぐ緊張感と人の温かさから築き上げられた繋がりがきっとまた新たなイベントやパーティーを創り出すだろう。
そういえば今回のイベント名【粋響~sui-kyo~vol.1】
そう!【vol.1】ってことは、ここが始まり。
否が応でも今後のさらなる熱演に期待しちゃいましょう!!!
余談ですが久々に結構呑みましたよテキーラを!(笑)
今日の充実が明日への活力となる。そんな週末のひとこまでありました。
改めてSARATOGA、素敵なパーティーをありがとう。
そしてリリースおめでとう!
Photo by Kenji Nishida
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